二日酔いにチョコレート効果。ココアなどにも含まれるカカオポリフェノールのお話。

チョコレートは高カロリー食品ですので、食事の摂取カロリーを気にする方は極力食べないように注意をしているのではないでしょうか。

しかし、いくら高カロリー食とはいっても1~2片程度食べたところで、極端に摂取カロリーが跳ね上がるわけではありませんし、チョコレートの種類によっては二日酔いの改善に役立つこともあります

でも、チョコレートで二日酔い改善と聞いてもあまりピンときませんよね?

今回は、チョコレートに期待できる効果やチョコレートの選び方などについてご紹介していきます。

 

チョコレートが二日酔いの緩和に役立つ

それではまず、チョコレートがなぜ二日酔いの改善に役立つのか、その理由を含まれている成分で説明しましょう。

ポリフェノール

カカオを主原料とするチョコレートには、カカオポリフェノールという成分が豊富に含まれています。

近年の研究によると、カカオポリフェノールには抗酸化作用があることがわかっており、生活習慣病の予防や改善、コレステロール値の正常化のほか、脳の活性化する効果もあるといわれています。

つまり、高血圧症や肥満、認知症の予防効果を期待できるということです。

 

お酒のつまみメニューって、結構油分が多く含まれている種類が多いと思いませんか?
そして、この油分こそが高血圧や肥満などの引き金となることが少なくありません。

また、二日酔いのムカムカの原因になることがあります。

しかし、カカオポリフェノールにはコレステロール値の正常化効果を期待できますので、二日酔い時に摂取しておけばこれらのトラブルを回避できる確率が高くなることが考えられます。

 

また、この成分が持つ抗酸化作用は体内の活性化酸素の発生も防ぐといわれていますので、活性酸素の発生による肌荒れ予防の効果も期待できそうです。

つまり、二日酔いと同時に起こることがある肌荒れ改善効果も期待できるということです。

ただし、脱水症状による肌荒れの場合では、カカオポリフェノールだけではなく水分の摂取も重要になります。

 

糖分

糖質はエネルギー源であるため、私たちが健康を維持する上でなくてはならない成分です。

糖質は体内に送り込まれるとエネルギーへと変換され、余剰分はグリコーゲンとして肝臓にストックされます。
そして、糖質不足になったときにはストックされたグリコーゲンが動員され、エネルギーが生まれます。

また、肝臓自体もグリコーゲンを産生する臓器ですが、アルコール成分が大量に送られてくるとその分解や代謝で大忙しの状態になり、新たなグリコーゲンの産生は一時的にストップします。

そうこうしているうちにストックされていたグリコーゲンがどんどん消費されると、やがて低血糖を引き起こします。

低血糖は頭痛をはじめ冷や汗、動悸、手足の震えなどの症状があらわれます。 

チョコレートには糖分が含まれていますので、二日酔いと同時に起こりやすい低血糖の改善に役立つでしょう。

 

これらが、二日酔いにチョコレートが効果的な理由ですが、二日酔い改善目的でチョコレートを食べるのなら、適した種類をあらかじめ用意しておく必要があります。

 

二日酔い用として選ぶおすすめチョコレート

チョコレートの種類は実にさまざまで、カカオマスの含有量が多いタイプや糖分の含有量が多いタイプ、フルーツフレーバー入りチョコなどがあります。

私個人的にはホワイトチョコレートが好きなのですが、実は、ホワイトチョコレートには一般的なチョコレートに含まれているカカオマスが含まれていないため、ポリフェノールを含有していないという特徴があるのです。

つまり、ホワイトチョコレートから摂れるのは糖分だけということになります。私としては少々残念です。。

 

まあ、それはそれとして、二日酔い改善用として用意するのならどのような種類のチョコレートが適しているのでしょうか?

それは、カカオマスの含有量が多いチョコレート一般的にビターチョコレートに分類されている種類です。

もちろん、ビターチョコレートの種類もさまざまではありますが、カカオマスの含有量が概ね60%以上であれば、それはビターチョコレートだといえるでしょう。

このようにカカオマスの含有量が多ければ、それだけ多くのポリフェノールを摂ることができますので、二日酔い改善用に最適です。

 

ビターチョコレートはちょっと苦いというイメージがあるかもしれませんが、あのほろ苦さこそがカカオマスの含有量を示す指標です。

ビターチョコレートはスーパーやコンビニなどでお手軽に購入することができますので、二日酔い改善用として用意しておくと便利でしょう。

 

ひどい疲労感にはココアもおすすめ

二日酔いでひどい疲労感を感じているときには、チョコレートはもちろんのこと、ココアもおすすめできます。

ココアは水分であるため、多少でも水分補給に役立ちますし、夏はアイス、冬はホットというように、季節ごとにお好みの飲み方を楽しむこともできます。

また、ビターチョコレートが苦手という方でも、ココアであれば摂取しやすいのではないでしょうか。

 

ここで私の体験をご紹介しますが、私はどちらかというとココア派で、二日酔いでなくても疲れたと感じたときにはココアでリラックスします。

もちろん、二日酔いのときにもココアを飲みますが、二日酔い時には温かい飲み物が苦手になるため、自販機やコンビニで冷たいココアを買って飲みます。

 

で、二日酔い改善効果はというと、私個人的には効果がありそうな気がします。
ポリフェノールがいいのか、それとも糖分がいいのかはわかりませんが、ココアを飲むと二日酔いの症状が和らぐ気がするのです。

この点については個人差があるかもしれませんが、この方法はビターチョコレートをはじめとするチョコレートが苦手な方にもおすすめですので、これに当てはまる方はぜひ、実践してみてくださいね。

 

チョコレートやココアを飲む際の注意点

カカオマスの含有量が多いビターチョコレートは、一般的なチョコレートよりもカフェインの含有量も多いという特徴があります。

カフェインには利尿作用があるため、体内の余分な水分排出には役立つでしょう。しかし、カフェインにはある大きな落とし穴があります。

 

それは、一度に大量に摂ってしまうと脳が覚醒し、二日酔いで辛くて休みたいのに、妙に目が冴えて寝られなくなることがあるからです。

仕事がある日であれば、それはむしろ眠気覚ましとして役立つでしょう。しかし、休日でゆっくり休めるのに休めないという事態になってしまったら、それはそれで辛いはずです。

チョコレートの理想的な摂取量は1日3~4片程度だといわれていますので、あまり食べ過ぎず、できるだけ適量を守りましょう。

 

そしてもうひとつ、忘れてはならないのは冒頭でも述べたチョコレートのカロリーです。

ひとくちふたくちなら問題ないとしても、板チョコ1枚はおよそ50g、カロリーは約280キロカロリーです。

1回で板チョコ1枚をまるまる食べることはないかもしれませんが、普段から摂取カロリーを気にしているのなら、あまり食べ過ぎないように注意する必要がありそうですね。