二日酔いに効くのはコーラ、サイダー、スプライト、ファンタのどれだ。ブドウ糖量に注目!

二日酔い回復論争の常連組、それはコーラやサイダーなどの清涼飲料水。

このような清涼飲料水はスッキリとした飲み口であるため、二日酔いでも比較的飲みやすいというメリットがあります。

また、これらには適度なブドウ糖が含まれているため、二日酔いの改善に役立つという話もありますね。

というわけで、諸説あるコーラ最強説、スプライトが効果的説、サイダーが一番説などなど、検証していきましょう。

二日酔いにブドウ糖がいいといわれる理由

コーラ、サイダー、スプライト、ファンタなどの清涼飲料水には糖質(ブドウ糖)が含まれており、これが二日酔いの改善に役立つといわれています。

ではなぜ、ブドウ糖が二日酔いの改善に役立つのでしょうか?

 

それは、飲酒による低血糖症の改善に役立つからです。

 

ご存じの通り、アルコール成分は肝臓で分解・代謝されますので、この作業に取り掛かっているときの肝臓はフル稼働しています。

しかし、肝臓はアルコール成分以外の成分の分解や代謝、グリコーゲン(糖)の新生も行う臓器であるため、アルコール成分の分解や代謝にかかりきりになると、これらの作業がおろそかになります。

特にこの糖新生が遅れた場合では低血糖症を引き起こすことがあり、眠気や集中力の低下などの症状が現れます。

さらに、強い空腹感を覚える、手足が震える、動悸などのほか、重症化すると意識がもうろうとするといった危険な症状が現れることがあります。

 

そして、このような低血糖の緒症状の改善に役立つのがブドウ糖だということです。

飲んだ後の〆のラーメンを欲する理由でもあります。

 

飲むならどれ?各ドリンクのブドウ糖含有量に注目!

それでは、実際に清涼飲料水を飲むとしたらどの種類がおすすめなのでしょうか?それぞれの清涼飲料水に含まれるブドウ糖の量から、最もおすすめできる種類を探してみることにしましょう。

品目 容量 糖質量
コーラ 500ml 約56.5g(229.5キロカロリー)
サイダー(三ツ矢サイダー) 500ml 約55g(210キロカロリー)
スプライト 470ml 約47g(188キロカロリー)
ファンタオレンジ 500ml 約57.5g(230キロカロリー)
ファンタグレープ 500ml 約60g(250キロカロリー)

現在販売されているペットボトルの容量で調査してみると、だいたい上記のようなデータがとれました。

この中で最もブドウ糖の含有量が多いのはファンタグレープ、オレンジ、続いてコーラという順番になりますので、糖質を最も多く摂りたいのなら、ファンタグレープがおすすめということになります。

 

また、上記ではそれぞれのカロリーについてもご紹介していますが、これは意外と重要です。

ブドウ糖を摂りたいがためにこれらの清涼飲料水を過剰に摂取すると、それに伴って摂取カロリーが跳ね上がるからです。

それぞれに1本程度飲む分には1日の摂取カロリーが極端に増えるわけではありませんが、あまり飲みすぎるとカロリー過多が起こり、肥満の原因をつくり出すことにもなりかねません。

清涼飲料水の飲みすぎによる副作用

いくら二日酔いの回復に効果があるといってもコーラやサイダー、スプライトを飲みすぎるのはよくありません。

以下の弊害もありますので、清涼飲料水を飲む際にはこの点についても頭に入れておくべきでしょう。

糖分依存症

食品や飲料から糖分を摂取すると血糖値が急上昇しますが、この状態が起こると血糖値を正常値へ戻そうとする働きが強まって膵臓からは大量のインスリンが分泌されます。

すると今度は、一気に血糖値が低下して低血糖の状態になります。すると、脳からは「血糖値を上げろ!」という指令が出され、糖分が欲しくなります。

適度な糖分の摂取は二日酔いの改善だけでなく、脳内伝達物質のドーパミンやセロトニンなどが分泌されやすくなり、一時的な幸福感を得ることができます。しかし、「糖分を摂ると幸福感を得られる」と脳が覚え込んでしまうと、常に糖分がないと落ち着かない状態となり、これを糖分依存症と呼びます。

つまり習慣的にずーっと飲み続けることは避けて、「いざ二日酔い!」という時にだけ飲む秘密兵器にしろということです。

糖化

大量の糖分を一気に摂ると、分解・代謝しきれなかった糖分がタンパク質と結びつき、糖化という老化現象を引き起こすことがあります。

糖化が起こると皮膚が黄色っぽくなったり薄茶色っぽくなったりして、見た目が不健康な印象になることがあります。

また、肌細胞の老化を早める原因にもなりますので、見た目年齢で損をする可能性も高くなります。

こちらも習慣的に摂らなければ問題はありません。

ビタミンB群やカルシウムの大量消費

糖分が体内で代謝される際には、ビタミンB群やカルシウムが大量に動員されますので、糖分を過剰に摂取するとこれらの成分の体内量が不足することがあります。

これらの状態は、1日によほど糖分を摂らない限り起こることはありませんが、二日酔い改善のために毎日飲み続けていると、起こる可能性が高まります。

ビタミンB群やカルシウムの体内量が不足すると、抑うつ症状や冷え症に見舞われることがあるといわれていますので、十分に注意しましょう。

普段は炭水化物多めの食事よりはタンパク質多めの食事をとることをおすすめします。

特に女性で冷え性という方は、パスタやスナック菓子を好む傾向があります。もしかしたら糖のとりすぎでタンパク質が不足しているのかもしれませんよ。

 

私の場合は糖分依存症にはなりませんでしたが、一時期スプライトにはまって飲み続けた結果、短期間で思いのほか体重が増えてしまったことがあります。

二日酔い改善目的で清涼飲料水を飲むのなら、1日ペットボトル1本程度を目安とし、飲み過ぎには注意する必要があるでしょう。

ウイスキーの小瓶売り

こんな飲み物もおすすめです!

二日酔いの低血糖には糖分を含む清涼飲料水で改善できますが、飲みすぎるとカロリーオーバーになる可能性が高まるというデメリットがあります。

そして、カロリーオーバーを避けるためには、とりあえず糖分入りの清涼飲料水は500ml入り1本までに抑え、続いて別の飲料に切り替える必要があります。

個人的には、低カロリーでビタミンCやリコピンなどの栄養素を含むトマトジュースがおすすめです。

トマトジュースであれば500ml飲んだとしても85キロカロリー程度ですので、これが肥満の原因になる心配はありませんし、もちろん糖分依存症になるリスクもありません。

トマトジュースは好き嫌いがはっきり分かれるかもしれませんが、トマトジュースがお好きな方は、ぜひお試しください。

二日酔いにはまず水、続いてジュース

アセトアルデヒドによる低血糖症は、今回ご紹介してきたような清涼飲料水を飲むことによってある程度は改善できます。

しかし、アセトアルデヒドを素早く体外へ排出させたいのなら、まずは清涼飲料水やジュースではなく、水を飲むことをおすすめします。

これによって水分代謝が活性化されれば、より素早くアセトアルデヒドを体外へ排出させることができます。

二日酔いが起こったらまずは水、続いて清涼飲料水やジュースという順番で飲み、身体の回復を待ってみると良いでしょう。

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