二日酔い改善にコーヒー・紅茶・ハーブティーのチカラ。カフェインで胃が荒れる?副作用は?

二日酔い改善にはコーヒーがいいという話、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

確かに、適度な量のコーヒーは二日酔いの改善に役立つようですが、飲みすぎてしまうと逆効果になる可能性もあります。

それは、コーヒーに含まれるカフェインの作用によるものです。

今回は、コーヒーや紅茶をはじめとするカフェイン含有飲料と二日酔いの関係について考えてみることにしましょう。

二日酔いにはカフェインが効果的なのか?

結論からお話ししますと、カップ1杯、クラス1杯(200ml程度)のカフェイン含有飲料は、二日酔いの改善に役立つといわれており、それは以下の理由が裏付けとなっています。

利尿作用がある

カフェインには利尿作用があるため、体内の余分な水分や老廃物の排出に役立ちます。

二日酔いの朝にちょくちょく経験するのがむくみの症状ですが、これは水分代謝機能の低下や塩分の過剰摂取によって起こります。

そして、このような状態の改善に役立つのがカフェインの摂取です。

ただし、塩分の過剰摂取によるむくみの場合では、カフェインだけではなく、バナナやアボカドなど、カリウムを多く含む食品を同時に摂取することをおすすめします。

脳の覚醒作用による眠気防止

カフェインには脳の覚醒作用があるため、眠気予防に役立ちます。休日であれば問題はありませんが、出勤日に二日酔いで眠くなるとる仕事になりません。

そのようなときには、適量のカフェインを摂ってみましょう。それで二日酔いが完全に治るということではありませんが、眠気防止には役立つはずです。

このように、適量のカフェインであれば二日酔いの改善に役立ちます。

しかし、過剰摂取した場合では逆効果になって体調不良が起こることがあります。

 

二日酔いでカフェインを過剰摂取してはいけない理由

上記でご紹介したとおり、カフェイン含有飲料は上手に摂取すれば二日酔いの改善に役立ちます。

では、過剰に摂取した場合ではどのようなことが起こるのでしょうか?

胃酸過多の悪化

二日酔いで胃がムカムカする場合、胃の内部では胃酸過多が起こっていると考えられます。

そして、大量に分泌された胃液が逆流すると「逆流性食道炎」が起こります。

これは、過剰に分泌された胃液が内臓に圧迫されて起こる現象で、胃酸過多がいつまでも続くと慢性化することがあります。

 

カフェインには胃酸の分泌促進作用があり、過剰摂取するとこのような弊害に見舞われることがあります。

特に空腹時にカフェインを大量摂取すると胃酸が急激に分泌されて気分が悪くなることがありますので、カフェイン含有飲料を摂取する際には、1回あたりの摂取量に注意しましょう。

 

脱水症状の悪化

カフェインの利尿作用はむくみの改善に役立ちますが、利尿作用によって水分が体外にどんどん排出されると、今度は脱水症状の悪化が心配になります。

アルコール成分自体に利尿作用があるため、お酒を飲んでいる最中には必然的にトイレが近くなり、脱水症状が起こりやすくなっています。

さらに、アルコール成分が肝臓で分解・代謝される際に大量の水が必要になるため、飲めば飲むほどに体内の水分量が減少します。

 

そして、脱水症状が起こっている状態でカフェインを過剰摂取してしまえば、さらに脱水症状が悪化することは目に見えています。

脱水症状がいつまでも続くと、アルコール成分が分解・代謝される際に生成されたアセトアルデヒドの体外排出スピードが鈍り、二日酔いを長引かせることになります。

こうならないためには、カフェイン含有飲料は適量にとどめ、残りの水分は水やフルーツジュース、スポーツドリンクなどで補うことを心がけましょう。

 

コーヒー、紅茶、ハーブティー、飲むならどれ?

コーヒーと紅茶を比較した場合、どちらの飲料により多くのカフェインが含まれているのでしょうか?

やれコーヒーのカフェイン量は多い、紅茶のカフェイン量は多い、ハーブティーのカフェイン量は多いと聞きますが、結局のところ大差はないと考えておいて問題はないでしょう。

 

それは、コーヒーにはるアメリカンやエスプレッソといったように、製法で種類が異なり、同じコーヒーであってもカフェインの含有量には差が生じるからです。

これは紅茶でも同様ですが、紅茶の場合では1回で使用する茶葉の量によってカフェインの含有量が変動します。では、ハーブティーではどうなのでしょうか?

 

ハーブティーはカフェインゼロという認識をお持ちの方は多いのではないかと思いますが、ジャスミン茶、マテ茶、ガラナ茶などの種類はカフェインを含有しています。

ジャスミン茶やマテ茶に含まれるカフェインは微量ですが、ガラナ茶の場合はそれよりも多いカフェインが含まれていますので、飲み過ぎには要注意です。

 

また、どれがいいのか?ということになると好みの問題なのではないかと思いますが、胃酸過多のリスクがないという部分を重視するのなら、ノンカフェインのハーブティーがおすすめできるでしょう。

おすすめのハーブティーは「タンポポ」「ハイビスカス」「ペパーミント」「カモミール」「ワイルドストロベリー」です。

 

実際に飲んだ感じでは、「タンポポ」と「ハイビスカス」独特の香りがあって慣れないと飲みにくいかもしれません。

この中で最も飲みやすいと感じたのは「ペパーミント」で、二日酔いで胃がムカムカしているときの改善に役立った記憶があります。

ご興味がある方は何種類かのハーブティーを試してみて、お気に入りを見つけ出してみてはいかかでしょうか。

 

ウイスキーの小瓶売り

カフェインよりもおすすめできるのは「ミネラルウォーター」

カフェインは、摂り方次第では二日酔いの改善に役立ちます。

しかし、過剰摂取してしまうと逆高価になる可能性が広がるということだけはあります。頭に入れておかなくてはなりません。

二日酔いで頭身がぼんやりしていると、ついコーヒーや紅茶をたくさん飲みたくなりますが、胃酸過多や逆流性食道炎のリスクを考えるのなら、1度に大量に飲むべきではありません。

二日酔いで辛いときにはまずミネラルウォーターで水分補給をして脱水症状から抜け出し、コーヒーや紅茶を飲むのならカップ1杯またはグラス1杯程度に留めておくことをおすすめします。

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ABOUTこの記事をかいた人

二日酔いの天使

BARREL編集部では二日酔い記事を主に担当しています。 朝から晩までお酒と向き合い、二日酔いに対する実験をしています。 しっかりチェイサー飲む派。休肝日は48時間以上連続で設ける派。