ロックグラスの今と昔。古くから愛されるデザインと最新の人気傾向。

ロックグラス ペア

みなさんは「ロックグラス」と聞いてどんな形を思い出しますか?

古い時代より愛されている酒器ですが、現在では嗜好の多様化に合わせ、たくさんの形や柄のグラスが出回っています。

 

今回は、伝統を受け継ぐ定番の形のロックグラスから、近代化され形状や素材にこだわりを感じる最近流行りのロックグラスをいくつかご紹介いたします。

時代が変わっても愛されるウイスキーロックグラス

バカラ アルクール オールドファッションドグラス

http://parchedpenguin.com/barware/old-fashioned.html

バカラ アルクール タンブラー 260㏄ 定価 33,480円(税込)

こちらは、バカラの代名詞ともいえるデザイン「アルクール」シリーズのロックグラスです。

18世紀から変わらぬデザインで、特徴はこのシンプルなアーチ形のフラットカットです。

さすがのお値段に、ちょっと自分で買うには手が出ませんが・・・

ところでこのデザインを見て、なにか思い出すCMなんてありませんか?

サントリー ロゴ入りロックグラス

http://blog.livedoor.jp/brisee/tag/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC

「あーわかった!懐かしい!」と、声を上げた方は間違いなく昭和世代です。

石川さゆりさんの「ウイスキーがお好きでしょ♬」のフレーズで昭和世代にはおなじみのこのHOYA製のサントリーロックグラス。

もちろんこのグラスで飲みたいのは「サントリーオールド」や「リザーブ」「クレスト」・・・。国産ウイスキーの銘酒が揃い始めた時代を思い出しますね。

というわけでこの形のグラスは、ウイスキーを長年愛する昭和世代にもなじみ深い形状なのです。

同じようなデザインでもうひとつご紹介します。

カガミクリスタル ロックグラス

http://www.kagami.jp/product/item/t9852-1914.html

カガミクリスタル プレステージラインロックグラス 280㏄ 定価 10,000円(税抜)木箱入

日本を代表するガラス食器メーカーの一つであるカガミクリスタルの製品です。

現在250以上の日本大使館や領事館で公式に使用されている公館用食器の原型となったシリーズのロックグラスです。

2008年に放送された「サントリーオールド」のCMで、娘さんがお父さんに誕生日のプレゼントをするシーンで、このグラスが使われました。

「サントリーオールド」のCMといえばこの「ダンダンダンドゥビ ダバダバ~♬」の歌(昭和の名作曲家、小林亜星さん作曲の「夜が来る」という曲なんです)が印象深いんですが、この曲と共にずっと同じデザインのロックグラスがCMに使われているので、子供のころからサントリーのウイスキーCMを見て育っている方にはもう「ロックグラスはこのデザイン」というイメージが強いのではないかと思います。

時代の流行にとらわれない不変の逸品ともいえるのではないでしょうか。

もしあなたが、一緒に飲みたい相手が会社の上司や親世代の方だったら、こんなデザインのグラスで一緒に飲んでいるうち、ウイスキーの思い出話に花が咲くなんてこともあるかもしれません。

ロックグラス 底部の輝き

https://pixabay.com/ja/

最新の流行は、好みに合わせた多様なロックグラスが人気

グラスは、お酒を飲むためだけでなく、楽しい時間を過ごすための大切なアイテムでもあります。

最近では、多様な好みに合わせて個性的なデザイングラスも増えています。

底部に富士山の形があしらわれたロックグラス

http://kinogift.jp/shop/g/g050R-168/

田島硝子株式会社 江戸硝子 富士山 ロックグラス 5,400円(税込)

伝統を大切にしながらも遊び心のあるデザインで現在でも人気の高い田島硝子社製のグラスです。

国・東京都指定伝統工芸品の江戸硝子のグラスの底部に世界文化遺産の富士山をデザインしています。

このグラスがおもしろいのは、緑のドリンクを入れると新緑の富士山、赤いドリンクを入れれば夕日に映える赤富士など、ドリンクの色が山肌に反射していろんな富士山を楽しめます。

もちろんウイスキーならリッチな気分のゴールド富士!が楽しめます。

長年愛用できるグラスを探すのはもちろんですが、こんな変わったグラスも含め、少しづつ集めてコレクションするのも楽しみ方のひとつです。

クリスタル製ばかりがロックグラスではありません

自宅で”ウイスキーだけを飲むロックグラス”を購入するよりも、もっとオールマイティーに色んな飲み物に使えるグラスを探したい方や、よりカジュアルに飲めるグラスがいいなと考えている方もいるかと思います。そんな方には以下のグラスがおすすめ。

萩ガラス工房 極薄作り10オンスグラス

http://www.hagi-glass.com/html/1820.html

萩ガラス工房 極薄づくり10オンスオールド 定価 2,106円(税込)

こちらは山口県萩市の萩ガラス工房のグラスです。萩といえば、薄いピンク色がかわいらしい萩焼の陶器が有名ですが、このグラスは、地元で採掘された玄武岩を使用しており、美しい淡い緑のグラデ―ションをグラスの中に見ることができます。

薄造りのグラスは、なんといっても軽いのが魅力です。そしてなによりシンプルな形状で、他の飲み物との相性もよく、使い勝手が抜群です。

萩ガラス工房 貫入ロックグラス

http://www.hagi-glass.com/html/2200_clear.html

萩ガラス工房 内貫入ガラス ロックグラス 定価 6,480円(税込)

こちらが貫入(わざとひび割れが入ったもの。雪花ガラス、アイスクラックとも呼ばれます)入りのグラス。すぐに壊れてしまいそうですが、もともとこういうデザインなのでご心配なく。見た目から涼しげな印象を受けるので、冷酒グラスなどにもよく見かけます。

こんなグラスにウイスキーを注いだら、クリスタルグラスとはまた違った楽しみ方ができそうですね!

ウイスキーをおいしく飲むなら先に述べた通り、定番のクリスタルや強化ガラスのロックグラスがおススメですが、使用用途やデザインの趣味など楽しみ方は人それぞれなので、自由に選んでよいと思います。

ウイスキーを飲むために大事なグラスですが・・・

さていかがだったでしょうか。

ロックグラスとは、なんとも多様であり、楽しみ方も自由自在であることが分かっていただけたでしょうか。

お値段もメーカーによってピンキリですから、自分の好みとうまく合わせられるものを吟味できるとよいですね。