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ウイスキーグラスレビュー/ロナパレンカテイスティンググラス200mlの感想・評価・評判

ロナパレンカテイスティンググラス200ml




今回はスロバキアのクリスタルガラスメーカーの雄、RONA(ロナ)社の「パレンカテイスティンググラス」をレビューしていきます。

ロナは造形美、機能美を高い基準で満たし、多くのレストラン、ホテルで使用されています。

シリーズ名である「パレンカ」とはチェコ、スロバキア、ポーランドなどでは【蒸留酒】のことを指します。

この用語は、ウォッカ、ジン、ボロビチュカなど、あらゆる種類の蒸留酒に使われますが、特にフルーツブランデーを指すことが多いようです。

蒸留酒用のグラスということですね。

ロナ(RONA)ブランド紹介

ロナ(RONA)のロゴ

ロナは、1892年に設立され、もうすぐ130周年を迎えるスロバキアのガラスメーカー。

もともとウィーンで有名なザッハーホテルを始め世界中のホテルへガラス製品を供給しながら、ヨーロッパでは最初となるパンタグラフィック装飾の設備(写図機)を開発し、その装飾技術の発展に重点を置いてオリジナルデザインを生みだしてきました。

オートメーションとハンドメイドの両方を兼ね揃えており、その技術力・品質の高さ、装飾技法の豊富さはヨーロッパ内に留まらず、世界中から高い評価を得ています。

特にハンドメイドの技術の高さはヨーロッパ随一と云われるほどの高い評価を得ており、特に、ステムグラスにおいては、引き脚技法により他社にはできないほどの細さを実現しています。

ロナのカリクリスタル

ロナ社のカリクリスタル

このグラスに使われているカリクリスタルの特徴は、鉛の代わりに木の灰をアルカリ成分の原料として産出した酸化カリウムを混ぜています。

光の輝き(屈折率)はやや劣るもののガラスの比ではない美しさを誇ります。

透明度はクリスタルに匹敵し、叩いたときにも「チーン」と美しい金属音がします。

さらにガラスやクリスタルに比べ、軽くて耐久性があります。

シュピゲラウ社もカリクリスタルを採用しています。

俗 称 主 原 料 特 徴
ソーダガラス 珪素70%、ナトリウム13%、カルシウム7%、その他10% 一般的なグラスや窓などに使われる、100均のグラスもこれが多い。
カリクリスタル 珪素75%、ナトリウム5%、カルシウム5%、カリウム15% 光沢がよく出て、カラーグラスの色調が美しい。
トリタンクリスタル チタニウム、ジルコニウム他 耐久性が高く、透明感もある。ツヴィーゼルなど。
鉛クリスタル 珪砂55%、酸化鉛24%、カリウム15%、その他6% とても高い屈折率で美しく光を反射する。弾いたときの音も素晴らしく重量感、高級感がある。

製品のスペックと特長

リム

ロナパレンカテイスティンググラス200mlのリム

リムの厚みは1.0mmとのことだが、ロナのINAOグラスと同等かそれよりやや薄いといった印象。

グレンケアンによく似た形状をしていますが飲み口はより薄く繊細。

リーデルのスタンダードクラス(マシンメイド)にも迫る口当たりの良さ。

ボウル

ロナパレンカテイスティンググラス200mlのボウル

ボウル部分は高さ、丸み共に十分。

グレンケアンのほうがステムからボウルまでのシェイプが強くスリム。

ロナパレンカのほうが膨らみが大きい。

アロマの保持する力もロナパレンカのほうが強く、グレンケアンの上位互換といったところ。

ステム&プレート

ロナパレンカテイスティンググラス200mlのステムとプレート

非常に短い。

温度変化をさせたくない場合はステムを親指と人差し指で握り、中指で支えるイメージ。

もしくはプレート部を挟み込むように持つ。

ステムが短いので重心が低くなり、安定感は非常に高い。

スペック/商品仕様

高さ 123mm
口径 47mm
底面積 64mm
最大径 68mm
重量 115g
容量 200ml(約6oz)

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どんなウイスキーに向いているか

ロナパレンカテイスティンググラス200ml

ぽってりと膨らんだボウルフォルムがかわいらしいロナの傑作。

カリクリスタルは丈夫ですし、台座であるプレート部分が大きく置いたときの安定感も抜群。

グラス自体も軽く取り扱いも楽なので、複数種のウイスキーを愉しむ際のテイスティンググラスとしてとても優秀な取り回しっぷりです。

価格を比較しても、グレンケアンを選択するよりはこちらを選択するべきでしょう。

まさに隠れた名品と言えます。

ロナパレンカはライトボディからミディアム、そしてフルボディのウイスキーまでカバーできる万能型。

間違いなくグレンケアンよりも使いやすいのでセット買いしてもOK。

ただし酔っぱらってくるとボウル部分を持ってしまうので握り込んで過剰な温度変化をさせないように。

同形状である木村硝子店198 S/Cもおすすめです。

オーツカ
ロナのINAOテイスティンググラスでは温度変化をさせたくないキレイ目なウイスキーがよかったですが、こちらはどっしりと重たいシェリー系やヘヴィピートのウイスキーもよいと思います。

こんなウイスキーが飲みたい!

グレンファークラス 21年

グレンファークラス 21年

酒齢21年以上の原酒を掛け合わせてつくられた長期熟成ボトル。

長熟ゆえに濃縮された甘味、厚みのあるボディ、ビター、強く長い余韻をじっくりと楽しめる一本です。

香りはドライフルーツ、ローストアーモンド、メープルシロップ。

味わいは濃厚なレーズンやプラムの甘み、バニラビーンズ、ハチミツ、かすかにココナッツ。

後半にチョコビーンズ、カカオ、ベイクドオレンジ、余韻は強いウッディ。

とても穏やかな気持ちにさせてくれる良いウイスキーです。

2010年のIWSCで 金賞を受賞した世界的にも評価の高いボトルです。

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ABOUTこの記事をかいた人

オーツカ

ウイスキーをもっと身近に感じてほしい。小難しいウイスキーの世界を分解して、わかりやすく整理する「ウイスキーオーガナイザー」です。 まだあまりウイスキーを知らない人がウイスキーを好きになる「きっかけづくり」をできればと思っています。 日本最大級のウイスキーメディアBARRELを企画、運営、編集及びカメラマン、さらには執筆もしています。