【新規オープン】リカーマウンテン銀座777/東京・銀座/に行ってみた

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陣内

北海道生まれのフリーライター。 ウイスキーと小説のマリアージュをどうしても流行らせたいと思っているアラサー。最近バーボンの奥深さに気付き、バーボン党に。 お酒はいろいろ嗜むが、結局ウイスキーに戻ってしまう様子。強くはないんでインスタントに酔っぱらえるのは利点。誰か私にお酒をください。

2018年1月11日、中央区銀座7丁目7番7にある銀座777(スリーセブン)に、全国に展開する大手酒販チェーン店「リカーマウンテン」がオープン。
ラインナップには、約800種類以上ものウイスキーが並び、ほかでは見られないオールドボトルや本数限定のレアウイスキーも存在。オープン日には、特別企画として希少ウイスキーが当たる“ウイスキーくじ”も開催していました。
また、ウイスキーのほかにもワインや日本酒、ジン・テキーラ・ウオッカなどのスピリッツ類や食品類もあり、都内でも有数の品数がズラリ。

本記事では、オープンの様子を紹介するとともに、店内にある豊富なウイスキーを紹介。リカーマウンテン最大級のウイスキーラインナップと、中の人へのQ&A、昨今のウイスキー熱の高まりを目の当たりにできる盛況ぶり、そして筆者が手に入れたレアウイスキーとウイスキーくじの結果をご覧ください。

リカーマウンテンって?

リカーマウンテンは京都に本社を持つ全国展開の酒販店です。特にウイスキーの販売が強く、スコッチ・アメリカンのみならず、近年蒸留所が増え始めているジャパニーズウイスキーの取扱いや、アメリカンモルトや台湾モルトなどのニューワールド系ウイスキーなどバラエティー豊かなラインナップが魅力です。また、ウイスキーメッセや、ウイスキーとビールのウイビアメッセなどのイベントも主催しており、業界の盛り上げ役としても目覚ましい活躍を見せています。

銀座777店は、数あるウイスキー酒販店の中でも群を抜いてウイスキーの取扱い品目が多く、個性的な「攻めのラインナップ」となっています。スタンダードなウイスキーはもちろん、新鋭蒸留所の銘柄や、こだわりが感じられる銘柄が多い印象。店内では有料試飲もでき、普段味わえないようなウイスキーも試すことができます。

気になるラインナップは?

ジャパニーズウイスキーのコーナー

確実に60万以上の値が付く「三郎丸1960」はすでに売り切れでした。同様に、目玉である「ムーングロウ」は確認。最近ではめっきりレアになった「竹鶴」や「山崎」「響」「イチローズモルト 白ラベル」「マルス 越百」、新しい蒸留所では「津貫ニューメイク」などもありました。流行のウイスキーばかりではなく、オーソドックスなラインナップも充実。ニッカ、サントリー、サッポロ、さらに地ウイスキーと呼ばれる笹の川酒造や中国醸造の「戸河内ウイスキー」まで、北から南までのウイスキーを幅広くカバーしています。

スコッチウイスキーのコーナー

 

名蒸留所からボトラーズまで多くのラインナップがあり、スタンダードなものから高い年代のものちらほら。リカーマウンテンの誇る「Y’sカスク」はバイヤー太鼓判の樽が使用されており、華やかな香りと芯のある安定感がどれも魅力的です。
挙げていくときりがありませんが、「マッカラン」「ラフロイグ」「カリラ」「ベンリアック」「グレンモーレンジ」「グレンリベット」「グレンフィディック」「アードベッグ」「ジュラ」「ハイランドパーク」「アランモルト」「シングルトン」など有名銘柄は、年数やコンセプト違いで少なくとも6種類以上のバリエーションがあり、希少なボトルも陳列されていました。日本未発売のボトルや製造が極少数の希少ボトルもあり、しかもどれもが適正価格で販売されているためお値打ちです。オークションサイトやフリマアプリよりも安全で安く手に入れることもできるかもしれません。

アメリカン/アイリッシュ/ブレンデッドウイスキーのコーナー

「ジャックダニエル」「フォアローゼズ」「ワイルドターキー」「メーカーズマーク」「ジムビーム」「ノブクリーク」など一般流通している銘柄には、シングルバレルやプレミアムボトルのラインナップがあり、バーボンやヘネシーは一通り出揃っている印象。
無難にラインナップがまとまってしまうことの多いアイリッシュやブレンデッドも、決まったボトルだけではなく、新商品やコアな商品まで用意されていました。アイリッシュとはちょっと違いますが、ウェールズの蒸留所「ペンダーリン」があったのは驚きでした。個人的に好きなボトルである「バランタイン」シリーズも10種類以上あり、ウイスキーへの力の入りようが如実に伝わってきます。

オールドボトル

銀座777店特有の魅力が強烈に現れているのが、特級表示もあるオールドボトル。ラインナップはそのときの在庫で変わりますが、日本の現存する珍しいボトルである「ゴールデンホース 武蔵 旧ボトル」や「サントリー 樽出原酒」「ニッカ 鶴」、「ワイルドターキー」の旧ボトルもズラリ。オールドボトルではおなじみの「ジョニーウォーカー」や「ホワイトホース」から、「グレンモーレンジ」「ブッキャナンズ」そして激レアの「BEAM クラシックカーボトル」もあり、さすがはリカーマウンテンをして、かき集めたと言わしめる商品が見受けられました。
※在庫が1本限りなので画像はナシです、スイマセン……

ニューワールド系

近年、人気が高まりつつあるも、なかなか見かけることのない台湾やインド、その他の地域でのウイスキー。代表的な「カバラン」やIWSCでも賞を獲得した「オマー」、ウイスキー大国となりつつあるインドで大量消費されている「アムルット」、さらにはヨーロッパ諸国でのクラフトウイスキーもあり、新しい時代のウイスキーを楽しむことができます。

お試し用の小さなボトル

レジ横のラックには、スポットで瓶から小分けされた小さなボトルがあり、比較的安価で超希少なウイスキーを試すことができます。対象となるのは、出荷数の少ないボトルで、「グレンファークラス フィノシェリー 1966」「ロングロウ シングルカスク 1998」「グレンロセス 1997/1992」「あかし オールドシェリーバット10年」「ブルックラディ ブラックアート1992」「グレンモーレンジ アスター」「グレンドロナック グランデュワー25年」「グレンリベット チャペラー」「アラン 1996 シェリーパンチョン スーパープレミアムカスク」がありました。レアウイスキーをお探しの方は、小まめにチェックしてみては?

どのウイスキーが試飲できるの?

店内のウイスキーに限らず、スピリッツ系は基本的にほとんどのボトルを試飲できます。オールドボトルや1本しか在庫がないボトルは、遠慮していただいているそうですが、しかし1、2万、中には3万超えするウイスキーまで試飲できるとのことで、これはリカーマウンテンでも銀座777店だけの試みと大奮発。しかも、BARと違って卸店でもあるので格安で試すことができます。これを利用しない手はありません。早速、筆者も「カバラン Y’sカスク」を試させていただきました。

中の人に話を聞いてみた

陣内
品数が多く、珍しいウイスキーが何本も並んでいますが、なにか「こだわり」があってのラインナップなんでしょうか?
中の人
銀座の土地柄にある、昼の一般のお客様向けと、夜の業務店様向けという2つのニーズに対応できるラインナップを銀座777店では用意しています。ターゲットは異なることもありますが、昼と夜の2人の店長体制でお客様の声にお応えできるよう心がけていますね。
当店はリカーマウンテンの中でも基幹店として、品数も多く、また直接バイヤーが買い付けに行くことで他の店舗にはないラインナップも実現しており、一般の方が普段飲みに使うようなオフィシャルのボトルから、マニアの方にも喜んでいただけるようなちょっと変わったボトルも意識して用意しています。
陣内
ほかの酒販店ではあまり見ることのない、台湾やインドといったニューワールド系のウイスキーも揃っていますが、やはりこれからブームが来るとお考えですか?
中の人
これからというよりも、もう来ていると思います。特に台湾のウイスキーは、世界的に有名な賞のIWSCできちんと評価されており、飲んでみるとしっかりとした造りが感じられて面白い蒸留所なので、これからもしっかりスポットを当てておすすめしていきたいと考えています。
陣内
どのような年齢層の方がウイスキーを買いに来店されますか?
中の人
よく見受けられるのは30~40代の男性ですが、当店ですと若い方のご来店も珍しくなく、特に夜に多いですね。おひとりでふらっと来られるといった感じの方や、ウイスキーを楽しむ女性の方も見えられます。あとカップルでウイスキーが好きという方もいて、お2人でウイスキーを楽しまれる方もいらっしゃいます。
陣内
最後に、これから飲まれるウイスキー初心者の方におすすめのボトルを教えてください。
中の人
ザ グレンリベット12年ファーストフィル」です。日本では未発売ですが、当店ならば買うことができます。バーボン樽の甘く華やかな香りと、グレンリベットのフルーティななめらかさが絶妙です。ぜひ、お試しください。

1月11日オープン体験記

場所は銀座の中央通りから1本外れた飲食街。10時45分に到着するとともに、予定より早いオープンを目の当たりにしました。すでに50人近い列ができており、あわてて列の後ろへ。

店内は込み合うため、人数を制限しながらの入店。レアウイスキーに会えるということと、100本限定で販売されるというウイスキーくじがどういうものか気になっていたので、寒さは感じませんでした。お店を取り囲むように様子を見ていたのは、リカーマウンテンの重役の方々でしょうか。おそらくオープンの応援に本社から来た方もいるかと思います。お疲れ様です……。

ほどなくして入店。
お目当ては「サントリー 山崎ミズナラ18年 2017 EDITION」が当たる「ウイスキーくじ」。5,000円+税にて100本限定での販売でした。まず、1から100までの番号が選べるパネルを使って”ウイスキーくじ”を買います。選んだ数字は4番。おひとり2つまでということで、僕が買う頃には半分ほどは売れていたでしょうか。流石みなさん、素早い。。。個人的には「ムーングロウ」が当たったらいいなと思いながら、「4」のウイスキーが入った買い物かごを手渡され、店内を見回すことに。

レジに並ぶ人の列を乱さないよう見て回ろうとしましたが、オープン当初のためそれは至難の業。しかし、人の波以上に圧巻のラインナップが気を引いたため、列から外れ、琥珀色の様々な瓶とにらめっこします。

入り口からジャパニーズ、バーボン、スコッチとウイスキーが並ぶ、リカーマウンテンさんの本気を感じるディスプレイ。ガラスケースに入ったオールドボトルは、ユニークなデザイン(ポットスチル型や美麗な絵をあしらったもの、中にはクラシックカーボトルも)のものが多く、見ているだけでも楽しくなってきます。カバランとオールドボトル、どっちを買おうか悩んだ末、希少価値の高いオールドボトルを選択。2本購入でございます。

左は「サントリー オールド ひょうたん型ボトル 特級」、右は「ザ・イエロー・ローズ・オブ・テキサス オールドボトル」

会計に向かうと、ウイスキーを税込3,000円お買い上げごとにウイスキーグッズが必ずもらえる「ウイスキールーレット」を引けるということで、差し出されたスマホのボタンをポチリ。画面のルーレットが回転して出てきたのは2等賞、アランモルトのポーチでした。シンプルだけどそこがいい……。

「ウイスキールーレット」は、特等が「フォアローゼズ」のバーマット、1等は竹鶴政孝さんの著書とウイスキーに関連する小物が当たるとのこと。一般消費者では手に入りにくい品をどうぞ、というありがたいサプライズでした。
そして出口では、ミニボトルの「BOLS」(カシス・ピーチ)のプレゼントも。まさに至れり尽くせり。
そんな幸せな気分に浸りながら、ウイスキーの開封と相成ります。

結果は……フェッターケアン8年 Y’sカスク!
狙ったボトルではありませんでしたが、飲んだことない銘柄、しかも本数限定のカスクであり、それが5000円という破格の値段で手に入れられたため、ただただテンションが上がりました。
大事に飲もうと思います。オーツカさんにも分けてあげよう。

結果:銀座777リカーマウンテンはすごかった

ウイスキーに強いパイプを持つリカーマウンテンが、満を持してオープンする店舗ということで行ってみましたが、予想以上に素晴らしいお店でした。整然とディスプレイされたボトルを眺めているとお店の本気度がひしひしと窺えることでしょう。
ウイスキーファンの方は、ぜひ足を向けてみることをおすすめします。都内でも有名な田中屋さんや信濃屋さんとはまた違った感動が味わえるはずです。試飲だけでも行く価値があると思いますので、ちょっとでも気になるボトルがあったら、ぜひ!

リカーマウンテン 銀座777店
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目7番7号
電話番号:03-6255-1515
営業時間:11:00~翌4:00 年中無休
公式HP:https://likaman.co.jp/special/ginza777/
Facebook:https://www.facebook.com/likaman.ginza777/

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北海道生まれのフリーライター。 ウイスキーと小説のマリアージュをどうしても流行らせたいと思っているアラサー。最近バーボンの奥深さに気付き、バーボン党に。 お酒はいろいろ嗜むが、結局ウイスキーに戻ってしまう様子。強くはないんでインスタントに酔っぱらえるのは利点。誰か私にお酒をください。