「夏を感じる」ウイスキー特集

季節は夏、この暑い季節に皆さんはどんなお酒を飲んでいますか?
今回は、「夏にこそ飲むウイスキー」ということで、ウイスキーと共に感じる新しい夏の過ごし方をおすすめしていきます。
夏の風物詩である、「」「バカンス」「かき氷」「花火」といったキーワードから、夏にピッタリのウイスキー銘柄や飲み方、そして暑い季節のウイスキー保存・保管方法をご紹介します。

夏を味わえ! 「海」が広がるウイスキー

ウイスキーの王道スコッチウイスキーには、「」の香りを感じさせてくれる銘柄があります。
」が感じられる理由には、ウイスキーを造っている土地の土壌や風土が大きく関係してきます。
ウイスキーの製造段階にはピート(泥炭)と呼ばれる、その土地の土からできた炭を燃やして燻製のように香り付けする工程があります。
土地の香りや味までも感じることができ、スコッチウイスキーにはその特徴が強く感じられる銘柄が多く存在します。
海に囲まれた島々で造られるウイスキーは、土地に染みついた「潮風」や「海藻」といった「」の香りが特徴的で、まるで漁村や海沿いの町に辿り着いた時に嗅ぐ、潮っぽい「」の雰囲気を味わうことができるでしょう。

ピート(泥炭)。それは炭の化石。

舌に感じる潮っぽさ、そして鼻から抜けていく海藻のような匂いを嗅げば、口の中からジワリと海が広がり、「夏」の到来を思わせてくれます。
「潮風」「海藻」、それぞれ「」の香りを特徴強く味わうことのできるウイスキーをピックアップしておきましたので、ぜひ飲んでいただいて、目の前に「」が広がるのをイメージしてみて下さい。

「潮風」の香り、タリスカー

タリスカーの味の特徴 スコットランド、スカイ島で造られるウイスキー。雨と風、そして荒れ狂う波の島で生まれたストーム(嵐)のような荒々しい潮風を感じる味わいは、ブリニー(塩辛さ)と呼ばれる独特の風味を持ちます。爽快感のあるピリッとしたスパイシー感もあり、夏の暑い時期には、氷をたっぷり使ったハイボールでお試しいただくことをおすすめします。

「海藻」の香り、ポートシャーロット

スコットランド、アイラ島のブルックラディ蒸溜所で造られるウイスキー。島独特の硬い水質と、厳しい気候がもたらす風土が織りなす「」の風味は、ヨード香と呼ばれるツンと香る海藻っぽさの残る香りが印象的です。スモーキーでいて、ローストされたフレーバーを感じます。「海辺のキャンプファイアー」を思わせる味わいは、ロックやハイボール、すりおろしたショウガなどを添えて飲むのも良いでしょう。

日本の海を味わう、知多

愛知県、知多半島のウイスキー。太平洋の穏やかさな海が感じられるライトな味わい。コンセプトが「割って楽しむウイスキー」となっているので、キンキンに冷やしたハイボールや水割りミント・ジュレップといったウイスキーカクテルで暑い夏を楽しみましょう。

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気分は南国? 「バカンス」気分のトロピカルなウイスキー

ウイスキーは樽の中で熟成することで、南国の果実を思わせる甘い香りやとろけるような味わいを持つ銘柄のものもあります。中にはトロピカルなフルーツの芳醇な香りがするウイスキーもあり、飲めば気分は南国、と「バカンス」気分に浸れること間違いなし。
まずは気持ちから夏を楽しむためにも、口の中で「バカンス」を味わいましょう。飲み方は、冷やさずにストレートや、常温の水で割ったトワイスアップがおすすめです。

 

甘く、爽やかな柑橘の味わい、グレンモーレンジ

熟れた果実とバニラの華やかなアロマが香る上品なスコッチウイスキー。太平洋の大きな夕焼けと同じく黄金に輝く色合いと、甘く香るオレンジやバニラ、そしてほのかな木の匂いは、ウッドデッキでサンセットクルージングを楽しんでいるかのような素敵な時間を味わわせてくれるでしょう。

熟れた果実の甘み、テンプルトン・ライ

甘く香ばしい香りが印象的なライ・ウイスキー。熱帯の植物や花を思わせる豊かでトロピカルな香りは、甘く濃密な味わいと共に堪能させてくれることでしょう。さらに、どっしりとしたボディの厚い飲み応えは古き良きオールド・アメリカンを連想させてくれます。アル・カポネが愛したと言われるこのウイスキーを飲んで、あなたも日常から脱獄してみませんか?

ウイスキーミストで涼しさ漂う大人の「かき氷」体験

ウイスキーの飲み方の一つにミストという飲み方があります。クラッシュアイスをさらに小さな粒なるまでに砕いて細かくした氷でウイスキーを飲む、という飲み方です。
ウイスキーを最大限に冷やして飲めるだけではなく、見た目からも「かき氷」のような涼しさが得られるので夏にぴったり。詳しい飲み方はこちらをどうぞ。
いっそのことかき氷のようにウイスキーを味わいたい、という方は、ふわふわカキ氷機を使ってウイスキーミストを作ってみても面白いでしょう。また、甘いお酒が好きな方には、ジャックダニエルテネシーハニーやまた、ジムビームハニーといった、甘さと香ばしさが調和したハニーウイスキーリキュールをかけて味わうのもおすすめです。ふわふわとした氷の触感がたまらないです!

ジャックダニエルテネシーハニー

ジャックダニエルのイベント時にも人気だったテネシーハニー

一瞬の美しさをグラスに閉じ込めた、グラスの中の夏「花火」

ウイスキーのグラスといえば、ロックグラスの美しさがまず最初に思い浮かびます。
宝石のように光を反射するクリスタルグラス
職人の手によって精巧に作られたダイヤモンドカット
個性の光るデザイングラス
それらのグラスに氷を入れてウイスキーを注ぐことで、グラスは輝きを放ちます。氷が周囲の光を反射して、繊細な細工が施されたグラスを燦然と輝かせ、まるで「花火」のように華やかな美しさを見せてくれます。

アイキャッチ

出典:http://diamond.jp/mwimgs/d/f/650/img_df8afc2acc13970fafd7690ce3a749c9524578.jpg

氷は丸氷でなくとも構いません、角ばっていても映えるグラスもありますし、また角を丸めたクリスタルカットの氷も美しい光を放つことでしょう。しかし、なるべく大きな氷であることが光を大きく綺麗に反射させるコツなので、丸氷製氷機などの特殊な製氷機で氷を用意するとより一層光が屈折し「花火」のような色彩が楽しめます。
おすすめのグラスはこちらからご覧ください。

必見! 夏場にこそ知っておきたいウイスキーの保管・保存方法

ウイスキーは蒸溜酒のため、夏場に常温で保管していても腐ったり、極端に味が劣化することはありません。

しかし、下手な保管方法の場合、長期間置いておくと蓋をしていても中身がどんどん抜けていってしまうこともあり、また直射日光にさらしてあったり、気温や湿度の異常に高い場所、特に日当たりが良い場所や気温が平均30度近い場所だとウイスキー自体が変質してしまうので注意が必要です。
良いウイスキーがあって大事に保管しながら飲みたい」、または「高価なウイスキーのため、保存しておいておめでたい日に飲みたい」という場合のため、保管方法を紹介します。

基本的なウイスキー保管方法

基本的に常温保存で大丈夫ですが、さらに言えば冷暗所(20度以下)で保管することを心がけて下さい。一般的な家庭であれば、台所の戸棚などがよろしいでしょう。冷蔵庫で冷やしたり、熱が当たる場所は避けて下さい。万全を期すのであれば、アルミホイルや新聞紙などでくるんでおくのも光を遮ることができるための手段です。

空気に触れるのを防ぐため、キャップやコルク周りをラップフィルムで巻いてしまうのも良いでしょう。市販されているエル・エム・エスのパラフィルムであれば、お手軽に密閉することができるため、何本もボトルをお持ちの方にはおすすめです。
これ、一般的な飲み方であれば一生かかっても使いきれない量なのでひとつあると便利です。

保管方法については以下の記事も参考になります。

ウイスキーの保管方法と賞味期限。開封前後に味が変化しない保存法

2016.12.16

夏場の湿度対策

日本の夏は、湿度が高くジメッとしていて、お酒の保存に適しているとはお世辞にも言えません。せっかく家の一番暗く涼しい冷暗所でウイスキーを保存しておいても、忍び寄ってくる湿度によって状態を悪くさせられる、なんていった話もあります。
しかし、きちんとした対策が施してあれば、湿度をシャットアウトすることができるのです。その方法をご紹介しましょう。
1.新聞紙を使う
ワインセラーなどの防湿庫に入れておくのが一番ですが、ここで紹介するのは簡単な方法です。
先述しましたが、新聞紙で包むのは紙が湿気を吸い取ってくれるので効果的です。しかし何本もお持ちの方は一本ずつ包むのは面倒でしょう。たくさんボトルをお持ちの方は次の方法を試しましょう。
2.段ボールに入れておく
ボール紙が湿気を遮断してくれるため、ある程度の効果は感じられます。新聞紙でくるんだ瓶を段ボールに入れておけばさらに効果アップ。しかし、場所がないといったことや、面倒だしボトルの見分けがつかなくなるといった弊害もあるでしょう。そこで次の方法です。
3.重曹を容器に入れ、ガーゼで覆い放置
置いておくだけで重曹が湿気を吸い取ってくれるので効果があります。これをウイスキーが置いてある冷暗所の近くに置いておけば安心です。重曹が湿気を吸収して固まり始めたら交換しましょう。
みなさんも5,000円以上するウイスキーはこのように湿気に気をつけながら保管しましょう。愛着も沸きますしね。

 

父の日の特集記事

まとめ、夏に恋するウイスキー

夏向けのウイスキー特集を紹介させていただきました。
季節感がないと思われがちなウイスキーですが、個人的には、夏に飲みたいNO.1のお酒こそがウイスキーです。
キンキンに冷やして飲むのも良し、涼しくなったらストレートで異国の香りを味わうのも良し、と楽しみ方に幅があり、しかもそのアダルトな雰囲気からアバンチュールな気分に浸ることができるためとっても夏を感じることができます。
ウイスキーを飲んで、夏に恋してみませんか?
きっと素敵な一夏が過ごせるはずです。

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ABOUTこの記事をかいた人

陣内

北海道生まれのフリーライター。 ウイスキーと小説のマリアージュをどうしても流行らせたいと思っているアラサー。最近バーボンの奥深さに気付き、バーボン党に。 お酒はいろいろ嗜むが、結局ウイスキーに戻ってしまう様子。強くはないんでインスタントに酔っぱらえるのは利点。誰か私にお酒をください。