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【今飲める!】5000円~10000円くらいのおすすめウイスキー

【今飲める!】5000円~10000円くらいのおすすめウイスキー

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オーツカ

今飲める~3,000円台のおすすめウイスキーの記事に続いて、5,000円以上で優秀なウイスキーを紹介していきます。

日々の晩酌に華を添えるちょっぴり贅沢なウイスキーが欲しい、という方に向け、比較的まだ買うことのできそうな5,000円~10,000円台のウイスキーを定期的に更新します。

4/30時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

オーツカ
2022年4月30日現在で、まだ在庫のある5000円~10,000円台のおすすめウイスキーはこちら。

クライドサイド ストブクロス シングルモルトウイスキー

オーツカ

「ADラトレー社」が2017年に創設したクライドサイド蒸溜所の一発目です。

愛好家はみんな注目しましたが、瞬殺はされませんでしたね。

ローランドモルトですが2回蒸留で熟成は約90%が1stフィルのバーボン樽、残りはシェリー樽。発酵時間は約72時間と長め。

おそらく3年ちょっとの熟成だと思いますが、2回蒸溜なのでボディはかなりしっかりしています。

口当たりは小気味よく飲みやすい、スペイサイドウイスキーに近いです。アプリコットやジューシーな梨、ジンジャーのヒント。
味わいは綿菓子、りんご飴、少しだけバラっぽさやココナッツのようなニュアンスがあります。このへんローランドっぽいですね。

ホワイトペッパーのスパイシーさがあり、フィニッシュはショートでハーバル。

このフルーティさは将来楽しみです。

4/20時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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ハイランドジャーニー

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バーテンダーからも評価の高い(使いやすい)ハンターレインの誇る安旨ブレンデッドです。

ハイランドジャーニーの原酒構成は、ブレアソール、クライヌリッシュ、グレンゴイン。それぞれ7年前後の熟成。アメリカンオークとスパニッシュシェリーカスクで熟成されてます。

高級キャラメルとりんご飴。
キャンディ感がすごい。クリーミーでワクシー。パウダースノーのようなサラサラした果実感が楽しめます。水割り、ハイボールでも楽しめる高品質な格安ブレンデッド。

日々の晩酌に優しく寄り添う強い味方。

アイラジャーニー

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ハイランドジャーニーの兄弟分、アイラジャーニー。

こちらはアイラ島南部のキルダルトン3兄弟(ラフロイグ、ラガヴーリン、アードベッグ)をメインにブナハーブンやカリラもミックスされそれぞれ7年前後の原酒で構成。

まとまりがよく、落ち着いているビッグピートといった感じ。甘辛酸のバランスも秀逸。塩気のあるパスタ(タラコとかアンチョビとか)をお供にハイボールで流し込みたいコストパフォーマンスが高いアイラブレンデッド。

こーいうのがいわゆる穴なんだよなぁ。

4/10時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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2022年4月10日現在で、まだ在庫のある5000円~10,000円台のおすすめウイスキーはこちら。

シャトードブルイユ シングルモルト ル ブルイユ オリジン

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カルバドスの名門「シャトードブルイユ」が自社蒸留した、フレンチシングルモルト「ル ブルイユ」第二弾です。

シャトードブルイユは2017年に蒸溜を開始し、2021年に第一号をリリース。第一弾の時に紹介したかったのですが、あまりにも瞬殺すぎて「今、飲める!」ができなったこの商品。

ヨーロッパ数か国と日本に飲み輸出されているという限定品です。

とにかくフレッシュで洋ナシ、りんご、桃といったピチピチとはじける果実のアロマが堪能できます。
味わいはアーモンドがたっぷり入ったアップルタルト、針葉樹林のようなイメージもあります。

清々しいという表現がぴったりで、個人的にはグレンフィディックの上位互換的な、素晴らしくフルーティなウイスキーに仕上がっています。この爽やかさは癖になるなぁ。

大麦は「ゴールデンプロミス種」のみを使用し、製麦は「フロアモルティング」、カルバドスに使用していたシャラント・ポットスチルを使った蒸留を行い、ブルイユのシャトーのセラーで熟成させています。

生産効率よりも品質を重視した伝統的な製法が貫かれており、その完成度に舌を巻きました。

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4/1時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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ワイルドターキー13年 終売

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日本向けで大人気だったワイルドターキー13年ですが、アメリカでの生産が終了したようです。

アルコール度数は低めですが、なめらかで熟成感があって好きでした。ここからは希少品になりそうですね。

濃厚なバニラ・カラメル香と洋梨を思わせるフルーティな香りの後に、しっとりとした穀物の甘さ、爽やかな酸味、薬草のようなテイスト。

熟成感が増し、より複雑で繊細な味わいのバーボンウイスキーとなっています。

バーボンの長期間の熟成は味が丸くなりすぎる、渋みが出るなどの意見もありますが、こちらはほどよく度数も調整されており、非常にジェントルな味わい。

若くて荒々しいバーボンに疲れてきたという方にもおすすめの逸品です。

I.W.ハーパー 12年 終売

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こちらも9月に終売が決まっているハーパーの12年もの。

あのゴツゴツした特徴的なボトルが見られなくなるのは、とても残念です。

フレーバーもとても好きでロックでゴールドメダルにはない熟成感が好きでした。ゴールドメダルはちょっとセメダイン感が強いんすよね。

香りはメープルシロップを染み込ませたオーク、いちごジャム、完熟バナナ、シナモン。

味わいはオークから流れ出るメープルシロップ、キャラメル、黒糖入りのバナナジュース、余韻は苺ジャムをかけたオーク。

12年という長い熟成期間を経て宿った複雑な風味を堪能できる佳きボトル。

3/30時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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アベラワー カスク アヌー 1L

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コストパフォーマンスの高い10年や、濃厚でリッチなアブーナ(アブナック)が人気のアベラワーのバッチリリース品。

ヨーロッピアンオークのシェリー樽とアメリカンオークのシェリー樽、そしてバーボン樽と三種類の樽を使用したボトルです。

香りはオレンジピール、ドライレーズン、ブラックチェリー。艶っぽい果実のノート。
味わいはシナモンたっぷりのアップルタルト、生姜飴、熟れた桃、リコリスとクローブのスパイシーなノート。
後半はドライで、余韻は長く豊か。

アブーナは濃厚で力強く、やや渋めの印象ですが、こちらはカスクアヌーは甘みと酸味のバランスがよい。エレガントなザ・食後酒。

こういうフルーティなシェリー樽熟成のウイスキーを締めに飲むのがサイコーですね。

シリーズ名の「カスク アヌー(Casg Annamh)」は、ゲール語で「希少な樽」の意。

3/10時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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2022年2月25日現在で、まだ在庫のある5000円~10,000円台のおすすめウイスキーはこちら。

ザ・グレンリベット 12年 ライセンスド・ドラム

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前作のイリシットスティルが高評価だったので、こちらもすぐに話題になってますね。
ここで取り上げる必要あるのかなぁ?(笑)

ファーストフィルのバーボン樽と、ファーストフィル・ヨーロピアンオーク樽の2種類の樽を使用してリベットのフルーティさを強調した作風になっています。樽のせいか価格設定もやや高めです。

香りはフロランタン、キャラメルとヘーゼルナッツ、はちみつ。キャラメリゼされたりんご。
味わいはかなりバニラが強く、やや油分がある。シナモンの効いたピーチパイ。アーモンドタルト。
シェリー樽での熟成感は薄く、バーボンウイスキーっぽさがありますね。
余韻は長く、やや渋みを感じる。イリシットスティルよりも伸びがある。

加水するとよりバニラを感じ、バーボンっぽいアロマに振れます。

イリシットスティルよりも木質感があるので好みは分かれると思いますが、しっかり個性の出たリベットだと思います。フロランタンリベット。

2/25時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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2022年2月25日現在で、まだ在庫のある5000円~10,000円台のおすすめウイスキーはこちら。

ヴァイタル スパーク 12年

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知る人ぞ知る安くておいしいボトラーズモルトマンの「ヴァイタルスパーク」。
人気を博しているスモールバッチリリースのクリスマス記念ボトリングです。

ヴァイタルスパークは5年も10年も評価が高く、なんで余っているのだろうと思っているうちになくなってしまったボトル。

恐らくロッホローモンドのピーテッド。これはかなり早めに売り切れちゃうと思うんで、サッと紹介しておきましょう。

香りはドライレーズンとカシス、シェリー酒漬けのアメリカンチェリー。

嫌みのないシェリー感。
トロリとしたストロベリー、醤油っぽさも少しあるが、やわらかい。
塩味とコクがプラスされたようなイメージ。ピートフレーバーのバランスが良く、しっとりと落ち着ける。

フィニッシュはややビターで、イチゴジャム、濃厚なハチミツトーストのような印象。

スコットランドの人気短編小説「IN THE WAKE OF THE VITAL SPARK」に登場するウイスキーの樽を運んでいた蒸気船にちなんで名付けられました。

2/20時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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2022年2月20日現在で、まだ在庫のある5000円~10,000円台のおすすめウイスキーはこちら。

スモークヘッド ラム ライオット

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ひとつ前の投稿で、リベットのカリビアンリザーブを紹介した時も、色々なメーカーがラム樽使ってるね~と紹介しました。
ということで最近流行りのラム樽でもうひとつ。

蒸留所名非公開のアイラシングルモルト「スモークヘッド」のカリビアンラムカスクフィニッシュ。免税店向け商品です。

アードベッグ10年に南国感が足されたイメージです。リコリスとバナナ、ちょっと蝋っぽさもあります。
粘性が高く、まとわりつくようなスモーキーさと煙突の煙や焦げのフレーバー。短熟アードベッグのそれです。

そして後半のシロップさがいいですね。これがスモークヘッドに求める甘やかさです。

以前の「ラムレベル」と比べるとシトラスやバナナ感を前面に出した口当たり。とのことですが、シロップさがより強く出ています。

スモークヘッド ラム レベル

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こちらはちょい前のラム樽フィニッシュ。

公式コメントどおり、焦げたマシュマロ感強い。キャラメリゼしたフルーツ。ブラウンシュガーをたっぷり入れたコーヒー。

スモーキーですが染み入るような甘さがあり、思ったほどガツンとした印象はありません。
フィニッシュは軽快で余韻はミディアムショート。
これがスモークヘッドの良さで、結構フルーティです。アードベッグのりんご感が強調されています。黒蜜も多少あるかな。

こちらのほうが度数高いんですね。今気が付きました。

ソーダストリームの体験記事

2/10時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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ザ・グレンリベットカリビアンリザーブ

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グレンリベットが2021年末にリリースしたEC専用商品。

デュワーズやタラモア・デュー、グレンターナーなど、最近格安NAS商品のラム樽フィニッシュが増えてますね。

ラム樽ってヴェールをかぶせるように甘さが付加できて、短熟のネガティブ要素も消せるから、各社重宝しているのではないでしょうか。
酒質が軽いほど、ダークに染まります。

香りは確かにカリビアン感がすごい。
バナナ、パイナップル缶のシロップ、洋ナシのアロマ。明るいトーン。

味わいはジューシーなトロピカルフレーバーで、バナナキャラメルパウンドケーキ。シトラスのはちみつ漬け。
余韻はややスパイシーだが、ミディアムショート。

アルコールアタックもきつくなく、これぞラム樽といった風情。ストレートがおすすめです。

今飲める~3,000円台のおすすめウイスキーの記事でもラム樽系すごく増えてきてるんで、コスパウイスキーの主流になりそうですね。

個人的にグレンフィディックのラムカスクがすごい好きです。高いけど。

アードベッグ アン・オー

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こちらも先日国内販売中止の発表が出たので紹介しておきましょう。

バーボン樽、PX(ペドロ・ヒメネス)シェリー樽、アメリカンオーク新樽で熟成させた原酒をヴァッティングしたアードベッグ アン・オーです。

アードベッグ10年と比較すると元来の強いヨード・スモーキーさを引き継ぎながらもペドロヒメネスの甘み、レーズン感、さらにアメリカンオークの新樽からくるであろうスパイシーさが特徴的なボトルです。

生産中止ではなく日本国内でウィー・ビースティに注力するためだそうです。

買えなくなる日も近いので、お好きな方はお早めに。

1/30時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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2022年1月30日現在で、まだ在庫のある5000円~10,000円台のおすすめウイスキーはこちら。

ポートシャーロット 10年

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オフィシャル現行のポートシャーロットっす。

改めて飲むと完成度高い。
先代商品である「スコティッシュ・バーレイ」から圧倒的に熟成感も増しました。

右肩上がりに良くなるオフィシャルスタンダード品は少ないですが、これはすばらしい。

非常にオイリーで焦げた生木のようなアロマ。バニラや生姜、クローブのアロマ。
テクスチャもオイリーで、バニラビーンズ入りの焼き菓子、ハチミツ、カスタードの甘さ。こんがり焼いたビールブレッド、薄い薬品香。
フィニッシュには土気のあるピートが張り詰めたように長く続きます。

樽の構成は

  • ファーストフィル・バーボン65%
  • セカンドフィル・バーボン10%
  • セカンドフィル・フレンチワイン25%

50度あるので、少量の加水がおすすめです。ソーダを足すと甘さが抑えられ食事に合わせやすい特性もあり。
ヘヴィでシャープなピートと、モルティさを兼ね揃えています。

1/15時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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バルブレア 15年

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実は2019年にラインナップが一新されてから、飲んでない人もいるんじゃないかな~と思って登場させておきます。

刷新されたオフィシャルバルブレアの中では群を抜いて美味しいと思ったのがこの15年。ボディが厚く、加水にも強いです。

香りはレーズンやプルーン、アプリコットジャム。中盤からはバニラクリーム。しばらく置くとたくさんのフルーツのノートを感じます。

味わいはやや酸のある梨。甘いがシャープさもある。引き締まった赤リンゴ、生姜。後半はバニラビーンズ入りのエクレア。シナモンの香り。

フィニッシュは長く、複層的でスパイシー。木質感がありドライ。

アメリカンオークのバーボン樽にて熟成された後、ファーストフィルのシェリー樽にて後熟とのことですが、かなりバランス良いと思います。12年のハイボールとかもおいしいですが、15年のハイボールもうまいです。

12/30時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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グレンカダム レゼルヴァ アンダルシア

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昨今、90年代後半ヴィンテージや和紙ボトルが人気のカダム。
「大麦のクリーム」と喩えられるハウススタイルを持っていますが、個人的にはちょっとザラっとした雰囲気があるんですよね。

「レゼルヴァ アンダルシア」はオロロソシェリーカスクにてフィニッシュした逸品。ファーストフィルのオロロソシェリー樽で最低12ヶ月間ということで、この価格帯ではかなり高品質な印象。

香りは非常にリッチでフルーティ。ストロベリーやプラムなどの赤い果実を感じます。
カダムらしいシルキーな口当たりと豊満な麦芽風味。アップルキャンディの甘さにシャープなオロロソのスパイシーさを感じることができます。
バランスの良い仕上がりで、チグハグな感じはなし。
余韻も中くらいでナッティ。心地よい。

クライヌリッシュが好きな方はハマるような気がします。
お正月は一本抱えて飲みたい。

12/20時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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トバモリー12年

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なんか完成度がエライ高いのにあんまり飲んでいる人を見かけないので、紹介しておきましょう。
トバモリーのスタンダード品です。

バーボンカスクにて熟成を行った12年もの。

2019年初頭にトバモリー10年に継ぐ新たなフラッグシップボトルとしてリリースされました。

10年も美味しかったけど、12年になっても美味しいじゃん!トバモリーすごいじゃん!となったボトル。

香りは10年同様やや青臭さはあれど、フレッシュでフローラル。
10年よりもオレンジや赤リンゴのフレーバーが強く、心地よいバニラに少しの薔薇、ウッドスパイス。

味わいはオレンジやアプリコットなどのリッチなフルーツ感、バニラクリーム、塩キャラメルなどの甘味、グローブやシナモンのスパイス感も同居さます。

そう、トバモリーと言えばこのフルーツとスパイス感、そして繊細な塩気。
うまくまとまっている1本です。

The Scotch Whisky Masters2019にてThe Spirits Businessの銀賞も獲ってるのですが、まだまだマイナーっすね。

12/10時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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バニラバースト

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スコットランドのボトラー「ウィームス」社からドマイナーな一本をご紹介。

高品質なシングルカスクをリリースすることで有名なウィームスですが、よりマスを狙ってつくったのがこのファミリーコレクションシリーズ。

その名の通り、ウィームス家の秘蔵ストックから選び出したモルトで構成されており、このバニラバーストはファーストフィルのバーボン樽100%での熟成です。

味わいはとにかくザ・バニラ!マジで甘い!!
焼きたてのアップルパイと、バニラチョコチップアイス。パイナップル缶のシロップの香り。
味わいは、カスタードワッフル。カシューナッツと塩バニラアイスのクッキーサンド。ジューシーで上品なオークのフレーバー。
余韻は長く、甘いシナモントーストのよう。

この価格でしっかりファーストフィルのバーボン樽100%を楽しめます。ハイボールでよりバニラバニラします。

ちなみに、開封してから2週間くらい経過させるのがおすすめ。アタックが弱まり、まろやかに飲めます。

11/25時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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オールドプルトニー ハダート

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オフィシャルプルトニーノンエイジ枠から「ハダート」さんです。売り切れてたり、補充されたりを繰り返すマイナー人気な欲しいままにするボトル。
プルトニータウンと港を建設したジョセフ・ハダート船長に由来するネーミングであり、プルトニー蒸溜所の所在地であるハダート通りから取ったブランド名です。

他のオフィシャルラインナップより、もっとシャープで潮っぽく、スモーキーでエッジの効いたプルトニーをご所望の方はこちらがよいでしょう。セカンドフィルバーボン樽で熟成させた後、ヘビリーピーテッドの原酒の熟成に使用されていたバーボン樽でフィニッシュされてます。

温もりのあるオークの香りとスモーク、レーズン、麦芽クッキー、そして塩キャラメル。これぞプルトニー。リッチでウッディ、少しだけ革製品用のような香りもする。

味わいはスパイシーでクリーミー。口内に充満する煙がスッと晴れるとハチミツ、オレンジ、ウエハースの香ばしさと甘み、中間に青リンゴや燻したレモンの若々しい爽快感が伝わります。後半にはクリーミーなバニラの甘みと懐かしい海水浴の記憶が交差します。

フィニッシュは焦げたトフィーの香り。余韻は長めの塩キャラメル。

まさに「潮」を感じる無骨でいて、不思議な色気のあるボトルです。

11/10時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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グレンリベット 14年 コニャックカスクセレクション

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ロッホローモンドやカバランとか、この頃コニャックカスク使うところ増えてきましたね。

バーボン樽、シェリー樽で14年間熟成させたブレンドの一部を、コニャック熟成樽で6ヶ月間以上寝かせたリベットです。

かなり香りが強く、シェリー感満載ですが、オロロソやPXとはまた違うスパイシーさがあります。40度なので、ストレートでもスイスイ飲めますが、充足感はかなり高く、ハチミツやフルーツシロップのトロミ、マンダリンオレンジのような柑橘、そしてレーズンチョコのような風味があります。余韻は甘くスムースで、短め。

コニャック樽はグレンリベットの酒質にとても合ってると思いました。時期的にもこのくらいレーズン感があって、軽い飲みごたえのものはいいですね。

10/30時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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ブラックアダー ブラックスネークシリーズ

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この時期からおいしくなってくるシェリー樽熟成のウイスキー。
今回はボトラーズブランド、ブラックアダーの代表銘柄ブラックスネークをご紹介。

ブラックアダーの日本向けウイスキーシリーズで、バーボン樽で熟成された蒸留所名非公開のシングルモルトをシェリー樽でフィニッシュをかけ、樽の2/3だけボトリングし、残りの1/3に同じ 蒸溜所のモルトを継ぎ足してまた熟成させるという製法を行っています。

フィニッシュをかけるシェリー樽は、オロロソやペドロヒメネスなど様々でVATナンバーにより異なります。

総じてパイナップルの缶詰のようなシロップ感が強く、非常にモルティ。クリーミィなタンニンが魅力です。
凝縮したドライイチジクのような果実感も印象的です。コスパ高いと思います。

10/15時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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グレンモーレンジィ18年&19年

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最近、現行品を改めて飲みなおしてレベルが高いなぁと思ったのがこのグレンモーレンジィ18年。

オールド品も現行品も変わらず評価の高いモーレンジですが、各ブランドの18年ものの中では比較的リーズナブル。贈答品としての需要も高く、フルーティーなウイスキー好きへのプレゼントには最高のボトルです。

ほんのりと塩気があり、メロンやバナナのアロマのアタックに、オレンジの皮を思わせるフルーティーさ。味わいは濃厚な白桃、焼きリンゴ。加糖しているかのような強い甘みが口いっぱいに広がります。その後にオークからくるであろう若干のスパイシーさも感じられます。

ちなみにもう少しお金を出すとグレンモーレンジィの19年が手に入ります。
これがまた、18年の正統進化系といった味わいでバツグンにうまいです。シェリーのスパイスがなくなってオークの深みが加わった満足度が非常に高いボトルです。モーレンジ好きには超おすすめ。

10/5時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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オールドエズラ 7年 バレルストレングス

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~3,000円のほうでバーボン紹介したので、こちらもコスパの高いバーボンをひとつ。2018年10月大幅リニューアルされた「オールドエズラ」の新しいやつです。

12年、15年の製造が中止され、主力商品である7年がバレルストレングス仕様でリリース。

規定量を上回るトウモロコシ78%を使い、大麦麦芽12%、ライ麦10%の構成比率で、低温、低アルコール度数でじっくり蒸溜し口当たりのなめからさを実現しています。ホワイトオーク樽で7年以上熟成させた原酒を使い、117プルーフ(アルコール度数58.5%)で瓶詰した商品。

香りはシナモンをふりかけたバニラアイス。オーク材、強いアルコールの揮発とバニラ、ヘーゼルナッツ。味わいは熱を帯びたフレーバーで、リッチなキャラメル風味にスパイシーなオークの樽感、ダークチェリーと砂糖漬けのリンゴの余韻。

フライパンで溶かしたブラウンシュガーのような温かい甘みを感じさせる、香味豊かで活気溢れるバーボンです。

濃厚で強烈なパンチとコクを持ちつつ芳醇でまろやか、まさに典型的バーボンが味わえるバランスの良いボトル。

初心者はそのアルコールの高さにビックリするかもしれませんが、飲みごたえ抜群で、かなりコストパフォーマンスの高いバーボンウイスキーだと思います。

9/25時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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マクタラ マラ

オーツカ

蒸溜所非公開のアイラモルトで比較的コスパが高いと思ったシリーズ「マクタラ(Mac-Talla)」。

マクタラはゲール語で「反映する、共通する」という意味で、かつてアイラに蒸溜所を所有していたモリソン家とアイラ島の密接な関係が反映されたというシリーズ。アイラ島のある蒸溜所のシングルモルトをノンカラー、ノンチルフィルターでボトリングしています。

「マラ カスクストレングス」はバーボンバレルで熟成された原酒をカスクストレングスでボトリング。

恐らくカリラかラガヴーリンだと思うのですが、レモンライムのような瑞々しさの中に、バターで炒めたベーコンのような旨味があります。

※マラ(MARA)とはゲール語で「海」という意味だそうです。

マクタラ テラ

オーツカ

こちらもマクタラシリーズより「テラ」です。

バーボンバレルで熟成されたアイラモルトを46%でボトリング。飲みやすくクラッシックな味わいです。

こちらは満点の青空のような爽快なシトラス風味があります。海風を受けながら釣りを楽しんでいるかのようなクリーンなスモーキーさと塩け。フルーティさを求めるならこちらがいいかな、と。

ちなみにテラ(TERRA)はゲール語で「地球」だそうです。

マクタラ ストラータ 15年

オーツカ

そして最新作のストラータ。

15年の年数表記。ラガヴーリンだったら面白いなぁ。

まぁまずはマラがおすすめです。

9/15時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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グレンゴイン カスクストレングス

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これまた前のバッチもまだまだ残っているグレンゴインのカスクです。
グレンゴインってあまり注目されていないのですが、グレンアラヒーやアランと同じように人気になってもよいと思うくらいレベルの高い商品だと思っています。

バッチ8の原酒構成はファーストフィルシェリー樽29%、ファーストフィルバーボン樽16%、リフィルオーク樽55%。バッチ7も30%がシェリー樽原酒だったので味わいにそこまで差異はないかなと思いました。

この蒸溜所の最大の特徴は、麦芽の乾燥に全くピートを焚きこまないところ。オークの香り、そしてたっぷりとシナモンを振りかけたアップルパイの香りがたまらない逸品。
味わいもキレイで、透明感のあるフルーツの果肉と、キャラメリゼバナナクレープ。

この価格帯でこの味わい。非常に使い勝手がよい万能品だと思います。初心者は10年を飲んでみて、気に入ったら買うとよいです。

9/5時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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グレンドロナック カスクストレングス

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初期バッチから非常に好評なグレンドロナックのカスクです。

樽出しの原酒に加水することなく瓶詰した、グレンドロナックの限定品で、辛口のオロロソシェリーと、極甘口のペドロヒメネスシェリー樽で熟成した原酒をバランス良くヴァッティング。さらには夏・秋・冬の異なる季節に蒸溜された原酒を組み合わせることで、芯の強さと複雑さ、芳醇さを兼ね備えています。

ドロナックファンにはたまらないイチジクやプルーンの甘さに、シナモンロールパイ、焼きたてのフロランタンの香ばしさがプラス。

バッチ9が最新ですが、バッチ8もまだ買えます。どちらも非常にリッチでエレガント。

9月に初頭に買って、開封。3カ月経って12月中盤くらいから飲み始めると越冬にもってこいじゃないでしょうか。

8/25時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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マックルフルッガ スペシャルバッチ

オーツカ

中身はスペイサイドのロングモーン100%。日本市場限定の特別バージョンで、アルコール度数も45%と飲みごたえのある感じでボトリング。

アメリカンオークのバーボンの新樽を使って、スペイサイドで熟成を経た後、はるか遠く離れたシェットランド諸島へ運ばれ、12ヶ月熟成させてます。かなり手間のかかる工程を踏んでいるだけあって、非常に練れています。特に香りの変化が面白く、日数が経過するごとだいぶイメージが変わります(最初はちょっとネガティブな香りを拾うかも)。

最終的に全粒粉バタークッキーみたいな香りに落ち着きますが、味わいはなめらかでフルーティで、少し塩味もあって杯が進む進む。ロングモーンの現行品の味のブレが大きいので、個人的にはこちらが好きです。

「マックルフルッガ」とは、シェトランド諸島の北端にある、ロバート・ルイス・スティーブンソン(19世紀スコットランドの作家であり詩人)の父親が建てた、同名の灯台から名付けられたそうです。

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オーツカ
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グレンアラヒー12年&15年

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なんかちょっと価格高騰してきてるな。
というわけで、好きな人は狂気的に好き。グレンアラヒーです。

ベンリアックを育てたビリーウォーカー氏の虎の子でその完成度の高さに年々評価を上げています。

 

15年はペドロヒメネスシェリーとオロロソシェリー樽の構成なので、ゴリッゴリに濃いです。プラムやブルーベリーのような収斂味がややあるので、開栓から半年くらい経過するとより飲みやすいと思います。人工的なシェリー感は薄く、アラヒーらしいバタースコッチやシナモンスティックのフレーバーが楽しめます。シェリー好きな人はぜひ。

 

シェリー樽が苦手な方は12年から試してみるとよいです。こちらも食後酒として最適。バニラ、バナナ、レーズンバターなどのクリーミーなおいしさがブ厚めボディにフィットして、上品なトルネコみたいな味がします。

8/10時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

オーツカ
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スカラバス アイラシングルモルト

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暑い季節に重宝したいスカラバスちゃんです。ワンランク上のスモーキーなハイボールを飲みたいという方はぜひぜひ!

最近日本市場でもスカラバス10年が出回って、話題でしたけど、正直こちらのノンエイジでいいと思います。10年は熟成による多少の丸さはありますが、この円熟味なら代わりはあるかな、という感じ。スカラバスって加水のほうがおいしいイメージがあるので、こちらは本当によくできてるなぁと思います。

トーモア 16年

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昨今、めちゃめちゃにおいしくなったトーモアです。14年もおいしいですが、まずは16年をご紹介。販売量的に希少ではあるのですが、まだまだ買えると思います。

香りはとても強くてフルーティー。杏や梅、わかりやすくジューシー。
樽の渋みは多少感じますが、舌に広がる濃密でクリーミーなシロップ感がやみつきになります。かなり濃い色をしていますが、暑い8月でもヨユーで飲めちゃう48%。

7/29時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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BB&R クラシックレンジ シリーズで抑えるべき2種

オーツカ

ベリーブラザーズ&ラッド(BB&R)社のクラシックレンジシリーズ。
「アイラ」、「スペイサイド」、「シェリーカスク」、「ピーテッド」と4種類展開しておりどれもコスパの高い商品なのですが、中でも上記二つはレベル高いな、と。

 

ネーム的にはアイラが人気なのですが、ピーテッドのほうがバランスが良い印象。フルーティでとても甘く、ピートはマイルド目。ハイボールにすると雨のようにしっとりと舌に沁み込む。ガツンとくるスモーキーな癖はないですが余韻が心地よい。

 

シェリーは夏にも飲める軽快な風味。しっかりデーツ、レーズン。中間からはかなりアーモンドのスパイスを感じます。グレンロセスとかダルモアを感じる。いや、コレ相当完成度高い。

海外のアワードもこちらの二種のみが受賞しているようです。

7/18時点:5,000円~10,000円台のおすすめウイスキー

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スモーキースコット 5年

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まさに、スコッチの夏酒!
季節感のあるスモーキーモルトです。中身はバーボンバレルで5年程度熟成した短熟カリラ。

ちなみに4,000円台前後で買えます。安定感のあるカリラらしい味わいで、ソーダで割るとレモンやミントのようなフレーバーも感じさせます。夏のハイボール用に買って損はないでしょう。

ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー・ブレンド

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5/18に発売でしたが、まだ残っているようなので。

飲みごたえしっかりのジョニーウォーカーが味わいたいという方におすすめ。ジョニ黒やダブルブラックのようなピーティさはないですが、ドライフルーツやマンダリンオレンジの強い味わいが魅力的。ロック、水割りはやや腰折れするのでストレートがおすすめです。

ハイランドパーク カスクストレングスNo.1

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みんな大好きハイランドパークのカスクストレングスです。

あまり注目されてないけれど、フレッシュなスモーキーさを感じられて、出来はすごくいいです。アロマティックでどっしりしたヘザーハニーの味わいも魅力的。めちゃめちゃパワーがあるので、最初はアルコール感が目立ちます。開封後1カ月くらいで甘みとスパイスが全開になることでしょう。

 

オーツカ
5000円以上になると少し幅が出ますね。ある程度在庫があって、ゆっくりでも買って飲めるものを紹介していく予定です。

月に何回か試験的に更新していく予定なので、お楽しみに。





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