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ザ・フェイマスグラウスの味やおすすめの種類や銘柄、おいしい飲み方をご紹介

フェイマスグラウスの種類や味、おすすめの飲み方




ザ・フェイマスグラウスの概要

フェイマスグラウスはスコットランド、ハイランド地方で生産されているブレンデッドウイスキーです。

日本でも愛飲している方はチラホラ見ますが、基本的にはバーなどでハイボールに使われていることが多いでしょうか。
本場スコットランドでは1番人気のあるブランドと言われています。

以前は、英国で1番飲まれているウイスキーはブレンデッドウイスキーの「ベル」でしたがベルを抑えてNo.1となったのがこのフェイマスグラウスです。

ちなみにみにベルが英国No.1の時代でも「スコットランド国内では」1番飲まれていたのはこのフェイマスグラウスでした。

ウイスキーの発祥の地で1番人気があるというだけでその味わいは既に保証されているようなものですね。

製造はエドリントン社傘下のマシュー・グローグ&サン社。

販売はアサヒビールが行なっています。

ザ・フェイマスグラウスの発祥と製造場所の紹介

19世紀おわりにリリースされたフェイマスグラウス。

リリース当初の商品名は「ザ・グラウス」といいました。

「フェイマスグラウス」のブランド名にはこんな逸話が残っています。

ハイランドの夏は短いですが、観光地として非常に人気が高く、毎年大勢の人が訪れていました。
そこではサーモン釣りや雷鳥狩り・鹿狩りなどが盛んに行われており、「ザ・グラウス」はその観光者をターゲットにリリースされたウイスキーでした。

雷鳥狩り

その良くできた味わいはたちまち観光客の間で人気となり、名物に。来場者はオーダーする際に

「あの有名な雷鳥(フェイマス・グラウス)のウイスキーを頼む」と言うようになったそうです。

創業者の孫であるマシュー・グローグ氏は「観光客はみんな雷鳥のウイスキーと呼んでいるのか」とピンときて「ザ・フェイマスグラウス」というブランド名に変更した…というお話です。

フェイマス(あの有名な)という単語をブランド名に採用するとはなかなか思い切った行為だったかもしれません。

しかしこれがひとつのきっかけとなり、フェイマスグラウスの名は瞬く間に英国中に知れ渡ったのは紛れもない事実です。

フェイマスグラウスのラベルに書かれている鳥はスコットランドの国鳥に指定されている「雷鳥」。

フェイマスグラウスエクスペリエンスにある雷鳥の像

このデザインはマシュー・グローグ氏の娘であるフィリッパがデザインしたものです。

日本において雷鳥は特別天然記念物に指定されており、英国には2万羽が生息していると考えられています。

ザ・フェイマスグラウスの歴史

ザ・フェイマスグラウスエクスペリエンス

マシュー・グローグ&サン社の創業者であるマシューはもともと貴族が所有する土地の管理人として働いていました。

しかし1797年にワインや食料雑貨を扱う量販店の経営者の娘と結婚して、事業は引き継ぐこととなります。

1800年になるとマシュー・グローグ&サン社を設立。
設立当初、お店で扱っていたお酒はワインだけでしたが次第に自社ブランドのウイスキーなども扱うようになり、事業は急激に拡大していきます。

そして1897年、マシューの孫マシュー・グローグがフェイマスグラウスの原型となるブレンデッドウイスキー「ザ・グラウス」を完成させます。

観光客に人気を博したザ・グラウスは1905年に「フェイマスグラウス」と改称。

1960年代までは英国を中心として流通していましたが1970年にハイランド・ディスティラリーズ社(現エドリントングループ)の傘下となり、海外に向けて大々的なマーケティングが行われるようになりました。

そして1980年代になると売り上げは倍増。

それまで1番人気だったブレンデッドウイスキー「ベル」を抑えてNo.1スコッチウイスキーに躍り出ることになります。

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ザ・フェイマスグラウスの製法(作り方)

ザ・フェイマスグラウスのボトル

フェイマスグラウスのキーモルトは

  • タムドゥー(タムデュー)
  • マッカラン
  • ハイランドパーク
  • グレンロセス

などでモルト原酒はすべて6年以上の熟成期間を経たものを使用。
これらを含めた40種類のモルト・グレーン原酒をブレンドして造られています。

そしてキーモルトの中でも特に重要なのがマッカランとハイランドパークでしょう。

シェリー樽由来の上品な香り、ドライフルーツ、レーズン、香ばしいナッツの風味はマッカラン。

そしてヘザーが漂う穏やかなピート香とスパイシーさはハイランドパークに由来しているように思えます。

またフェイマスグラウス最大の特徴は原酒をブレンドしてから更に樽に詰め、1年間熟成すること。

ザ・フェイマスグラウスの樽

後熟に使われる樽はマシュー社がスペインのシェリー酒業者に10年間無償で貸出したシェリー樽です。

スコットランドを代表するブレンデットウイスキー「カティサーク」もフェイマスグラウスと同じマッカランやハイランドパークといった原酒をキーモルトとしますが、この後熟を行うことにより2者に決定的な風味の違いが生まれます。

この製法は今日に至るまで100年以上変わらず続けられており、フェイマスグラウスの奥深く個性ある風味を表現し続けています。

ウイスキー「ザ・フェイマスグラウス」のラインナップ

ザ・フェイマスグラウス ファイネスト

ザ・フェイマスグラウス ファイネスト

こちらはフェイマスグラウスのスタンダードボトル。

30年以上スコットランドで人気No. 1、ブレンデッドウイスキーの定番ともいえるボトルです。

アロマは甘く軽やか。後熟からくるシェリー由来の芳醇なラムレーズンやプラムの香り。

濃いめの液色からは想像しにくい軽めの口当たりで、味わいはナッツの香ばしさ、レーズンの甘み、青リンゴの酸味が訪れます。

非常にバランスの良いブレンドで加水しても崩れないためロックやハイボールにしても美味しく頂けます。

ザ・フェイマスグラウス メロウゴールド

ザ・フェイマスグラウス メロウゴールド

こちらは2017年3月にリリースされた比較的新しめのラインナップ。

ファーストフィルのシェリー樽原酒を多めに使ってブレンドされています。

スタンダードボトルよりも濃いめのアンバー。

香りはバタースコッチ、ふっくら焼いたホットケーキ、クルミ入りのメープル、バニラ。

味わいはミックスフルーツ、カスタードパイ、メープルシロップの甘み、麦芽クッキー、バニラエッセンス。

ロックやハイボールにしてもしっかりと甘みを感じ取れるよくできた作りの1本です。

ウイスキーが苦手な方でもこれなら大丈夫!と自信を持っておすすめできるボトルです。

ザ・フェイマスグラウス ザ・ブラックグラウス

ザ・フェイマスグラウス ザ・ブラックグラウス

こちらは2012年にリリースされたボトル。

フェイマスグラウスに使われているマッカランやハイランドパークのモルト原酒に加え、アイラモルトをブレンドしています。

鼻を近づけるとマッカランやハイランドパークに由来する華やかな香りに混ざり、うっすらと潮の香。

海の岩場で行うバーベキューを彷彿とさせるような、なんとなく懐かしいアロマです。

ややドライな口当たりで、味わいはレーズンやドライプラムの甘みの後、アイラのピートを強く感じます。

同時に青リンゴのフルーティが鼻腔をくすぐり余韻はしっかり樽感があり、この価格帯では申し分ないおいしさ。

スタンダードボトルのような甘くて飲みやすい印象は薄れ、本格的なブレンデッドスコッチを飲む玄人向けのボトルに仕上がっています。

終売が発表され、スモーキーブラックに変更されます。

ザ・フェイマスグラウス スモーキーブラック

ザ・フェイマスグラウス スモーキーブラック

上記「ザ・ブラックグラウス」の後継ボトル。

「ザ・フェイマスグラウス スモーキーブラック」もブラックグラウスと同じようにリッチでスモーキーな味わいのブレンデッドウイスキー。

どうやらグレンタレット蒸留所の、ピーテッド・モルトを使用しているようです。

ブラックグラウスもそうでしたが、この価格帯のブレンデッドとしては頭一つ抜けた印象のうまいウイスキーです。

ザ・ブラックグラウス アルファエディション

ザ・ブラックグラウス アルファエディション

北欧スカンジナビア地域及びロシアの免税店限定商品として販売されている「ブラック・グラウス アルファエディション」。

名前の由来は雷鳥 (grouse) が交配時期に羽ばたいたりして見せる誇示行動の際、最も目立つ一羽のオス (male)のことをアルファ・メイル(alpha male)と呼ぶことから。

どうやら雷鳥のボス的な存在を指しているようですね。

ラベルがスタイリッシュですね。

編集部は未飲のため、公式宣伝文を転載しておきます。はたして通常のブラックグラウスと何が違うのか気になるところ。

ピートの香り豊かな熟成したモルトを多く使い、塩味のポップコーン、焼けた木材、麦芽の香りがあふれます。舌の上にフルーツを感じた 後、甘草と木炭の味わいが広がり、後を引くうまさが特徴的です。
フィニッシュは、スパイスの効いた木炭とアニスのフレーバーです。

ザ・フェイマスグラウス ザ・ネイキッドグラウス

ザ・フェイマスグラウス ザ・ネイキッドグラウス

こちらは2013年に発売されたボトル。

ファンも多い人気ボトルで、コスパに優れていると評判です。

「裸の雷鳥」という名前がつくように、ボトルにはラベルがなく、雷鳥のレリーフが施されているのが印象的。

普段1年かけて行う後熟を4年以上も行うことでより濃厚で分厚いシェリー風味を与えているのが特徴です。

ちなみに2017年11月から内容がリニューアルしグレーンウィスキーをブレンドせずモルトだけをバッティングしたものになりました。

香りはシャープでモルティ。麦芽糖のようなアロマの中に、いちごジャム、ドライレーズン、酸味かがったカカオ多めのチョコレート。

味わいは甘みよりもビターが勝っており、ドライイチジクやドライプラムの酸味、スパイシーでナッティ。

やや粘性があり、タンニンを感じやすいですが張り付くような印象はなく気になりません。心地よい余韻が続きます。

シェリーを強めに感じたい、濃いザ・フェイマスグラウスを堪能したいと思った際はこちら。価格もお手頃。

ザ・フェイマスグラウス ザ・スノーグラウス

ザ・フェイマスグラウス ザ・スノーグラウス

こちらは免税店向けのボトルとして販売されているボトル。

特徴としては、ブレンデッドの「グレーンウイスキー」ということです。

そしてスムース・チル・フィルターという冷却濾過を行うことで、冷やしても濁りが出ないよう仕上げられています。

そのためメーカー側からも冷蔵庫などで冷やして飲むことを勧めています。

ウォッカのような感じで飲んでほしいとのこと。

香りは、熱したレザーとトフィー。ラムレーズン、後にカカオとバニラ。

甘みが強く、レーズン・プラムの心地よい酸味も楽しめます。

加水することで酸味が増すのでロックで変化を味わいながら頂くと面白いかもしれません。

ザ・フェイマスグラウス ゴールドリザーブ12年

ザ・フェイマスグラウス ゴールドリザーブ12年

厳選されたモルト・グレーン原酒ブレンドし、オークの樽で12年以上かけて熟成させたボトル。

その口当たりの良さから「シルク・オブ・スコットランド」と称されています。

香りはバタースコッチ、ブラックチェリーにジンジャーのスパイシー、非常にモルティで麦の甘さをトップノートに感じます。

口に含むと出来立てのあったかいジャムのような濃厚な甘み、ベリー系の酸味と爽やかさ。

スタンダード品の軽めの口当たり対し、どっしりとした飲み口となります。

粘度を感じる重厚なボディ、フルーティな甘みと酸味が口いっぱいに広がる素晴らしき1本です。

ザ・フェイマスグラウス 18年

ザ・フェイマスグラウス 18年

なかなかお目にかかれない18年以上熟成の原酒をヴァッティングして作られたボトル。

グレーン原酒を使用しないヴァッテッド(ブレンデッド)モルトウイスキーという点が最大の特徴です。

非常に秀逸なブレンデッドウイスキーで、香りは焼いたレーズンパン、ドライフルーツ、クリームサンド、うっすらニスを感じビターチョコに変化。

味わいはドライフルーツ、ダークチョコレート、ブラックチェリーの甘みの後、ショウガやアニスのスパイス。

高次元でバランスの取れた逸品。

なかなか日本で買うことは難しいと思うので、バーなどで見かけたら際には是非お試しください。

フェイマスグラウスのおすすめの飲み方

オーツカ
では最後に編集部のオーツカがおすすめの飲み方をまとめます

1905年頃にできた「Mellow as a Night of Love… One Grouse and You want No Other.(夜を共にする恋人のようにメローな味わい。1杯のグラウスの他は何もほしくない)」という広告のコピーを頑なに守っているかのような「メローな」味わいが特徴的なザ・フェイマスグラウス。

焼いたショートブレッドやりんごパイのような香りに、うっすらミントやハーブ。

フレーバーのおさまりがよく、果実味と麦芽感のバランスがドンピシャにちょうどいいウイスキー。

余韻はドライでスッキリなので飲み方はロックやハイボールがおすすめです。

バランタインやジョニーウォーカーといった巨大ブランドの影に隠れてはいますが、非常に秀逸なブレンデッドウイスキーです。
長熟のエイジド品は少ない印象ですが、安くておいしいラインナップを多く出荷しています。

シックにバーで飲むのも良いですが、お気軽に自宅で飲むのもおすすめ。タレ系、ソース系の料理にも合わせやすい。

オールドボトルはモルト専門のバーであればまだまだ飲むことができると思います。
特級時代のものもオークションなどで取り扱っていますね。
昔のハイランドパークのスモーキーさやオールドシェリーの深い味わいをそこそこお手軽な金額で味わえます。

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