ブルックラディのオクトモア18シリーズの詳細が、海外で明らかになりました。
4本構成で2027年の発売予定。目玉は、15年熟成で309.1ppmという「18.3」です。
日本では9月14日に17シリーズの3本が出たばかりですが、もう次の話が出てきたというわけです。
18.3、過去最高のピートに15年の熟成

伝えられている4本のスペックは次のとおりです。
- 18.1 5年、80.0ppm、59.8%。バーボン樽とデチャー・リチャーしたバーボン樽
- 18.2 5年、80.0ppm、58.8%。ラングドックとボルドーのワイン樽
- 18.3 15年、309.1ppm、56.7%。バーボン樽、ラングドックのワイン樽、ヨーロピアンオーク
- 18.4 14年、156.0ppm、56.2%。バーボン樽、アメリカンウイスキー樽、ボルドーのワイン樽、ルーマニア産バージンオーク
309.1ppmは、2017年に出た「08.3」と同じ数値で、オクトモアの最高記録タイ。2024年の「15.3」が307.2ppmまで迫りましたが、それを超えて記録に並んだ形です。
大麦は、18.3がオクトモア・ファームのチャーチ・フィールドで育ったオックスブリッジ種。18.1と18.2には、スコットランド本土産の「サッシー」という新しい品種が使われているとのこと。
5年のシリーズに、14年と15年が並ぶ意味
これまでのオクトモアは、5年熟成を基本にしてきたシリーズです。そこに14年と15年が2本同時に並ぶのは、かなり大きな変化と言えます。
オクトモアの15年は、2025年のロックンダールで出た「ポリフォニック」がブランド最長でした。18.3はそれと並ぶ熟成年数に、最高記録のピートを重ねてきたことになります。
ここ数年のオクトモアは、17.1と17.2を81ppmに抑えたように、数値の大きさより樽や畑の違いを見せる方向へ舵を切っていました。
そう考えると、18.3は単純に「数値競争への回帰」とも言い切れません。一般に、長い熟成を経るとピートの荒々しさは丸くなっていくと言われます。309ppmの麦芽が15年でどこまで落ち着くのか、それを確かめさせる一本という見方もできそうです。
17シリーズは日本でも発売中!
足元の17シリーズは、レミー コアントロー ジャパンから9月14日に17.1、17.2、17.3の3本が数量限定で出ています。
17.1と17.2は81.0ppm、畑の大麦を使った17.3は132.1ppm。第4のエディションとなる17.4は、7年熟成・108.2ppmで、10月1日に海外で発売される予定です。17.4の日本発売は、今のところ発表されていません。
18シリーズの情報はまだラベル段階のもので、価格や日本での扱いは不明です。ただ例年どおりなら、1年後にはまたこの時期に話題になっているはずです。










