ブレンデッドウイスキーのティーチャーズが、初のシングルモルト3種を、11月5日にインドで発売しました。
原酒は、すべてアードモア蒸溜所のものです。ティーチャーズの核になってきたモルトを、そのまま瓶詰めしています。
12年、15年、18年の3種で、度数はいずれも40%。日本は、発売予定の国に入っていません。
12年と15年はバーボン樽、18年はオロロソ樽で仕上げ
3種の違いは、熟成年数と樽です。
12年は、バーボン樽で熟成。青リンゴとオレンジピール、ジンジャーの香りに、やわらかな木の煙が重なります。
ヘザーの蜂蜜のような甘さと、オークの風味も感じられます。
15年も、バーボン樽で熟成。煙がやわらぎ、バニラとキャラメルの風味が前に出ます。

18年は、バーボン樽で熟成したあと、オロロソシェリー樽で仕上げの熟成をしています。

プラムとデーツ、トフィー、ジンジャーに、香り高い煙が続きます。
想定小売価格は、中東の免税店で12年が41ポンド(約8,700円)。
15年は58ポンド(約1万2,300円)、18年は78ポンド(約1万6,500円)です。
インドの専門店から、中東の免税店、その先の4か国へ

インドでは、11月5日から専門の酒販店で発売。中東の免税店は、2027年1月からです。
続く4か国は、シンガポールと中国、スリランカ、オーストラリア。時期は2027年中で、細かい日程は発表されていません。
インドが先になった理由は、ブランドへの愛着が強いファンが多く、免税店の旅行者にも人気があるから。サントリー グローバル スピリッツは、この人たちに先に届けたいとしています。
同社のシニア・マーケティング・ディレクターは、老舗のブレンデッドメーカーとしては意外な動きに見えるかもしれない、と認めています。ブレンドからモルトへ関心を広げるファンに応えるため、と同社は説明しています。
アードモアは1898年から、ブレンド用のモルトを作る蒸溜所
アードモアの所在地は、スコットランドのアバディーンシャー州ケネスモント。創業者ウィリアム・ティーチャーの息子アダムが、ブレンド用のモルトを安定して確保するために、1898年に建てました。
蒸溜する原酒の大半は、今もブレンドに使われています。ハイランドクリームの核は、軽くピートを焚いたモルト。
マスターブレンダーのカラム・フレイザー博士は、ティーチャーズは麦芽の比率が高いのが特徴だと話しています。
味が豊かなのも持ち味です。今回の3本は、その個性を単独で味わえます。
アードモア自体の味や種類は、BARRELでもまとめています。











