ディアジオが今年4月に世界向けに発表した超高額コレクション『レア・シリーズ』が、7月7日(火)より日本で正式発売されます。
グローバルでの発売時は、ディアジオ・ラグジュアリー・グループのプライベートクライアント向け登録制という設計でした。
それが今回、ディアジオ ジャパンによる国内正規流通という形で日本の一般市場にも届くことになります。
BARRELでは2024年11月にディアジオ・ラグジュアリー・グループの発足をお伝えし、今年4月の第1弾リリースも報じました。今回はその続報です。
5本のラインナップと価格
初回リリースの全5本は以下の通りです。
ブレア・アソール 1991

34年熟成、50.8%、世界347本、税抜16万円。
1991年蒸溜、ペドロ・ヒメネス新樽後熟という、ブレア・アソールとしては初めての試みが施された一本です。
カリラ 1983

42年熟成、56.4%、世界318本、税抜46万円。
カリラ蒸溜所が公式にリリースした中で最長の熟成年数にあたります。アイラのピート由来のスモーキーさが42年をかけてどう変容しているか、興味を引く内容です。
クライヌリッシュ 1983

42年熟成、49.5%、世界160本、税抜61万円。
アメリカン・オーク・ホグスヘッドでの単一熟成。クライヌリッシュ特有のワクシー(蝋のような)キャラクターを42年かけてどこまで深めているかが聴きどころです。
タリスカー 1992

33年熟成、60.1%、世界331本、税抜20万円。
アモロソ・シェリーで風味付けされたアメリカン・オーク・ホグスヘッドで20年以上のロング・フィニッシュを経た実験的なバッチ。スカイ島のペッパーとシェリーの甘みがどう共存しているか。
そして筆頭格が、グレンユーリー・ロイヤル 1970(55年熟成、62.4%、世界232本、税抜96万円)です。
55年熟成のゴースト——グレンユーリー・ロイヤルという存在

グレンユーリー・ロイヤルは、1825年にスコットランド東部のストーンヘイヴンに設立された蒸溜所です。設立者ロバート・バークレー卿がウィリアム4世との親交を持ち、1835年に「ロイヤル」の称号使用を許された、数少ない蒸溜所のひとつでした。
その後オーナーを何度か変え、1953年にDCL(現ディアジオの前身)に買収されますが、1980年代のスコッチ不況の波に飲み込まれ、1985年に閉鎖。建物は1993年に取り壊され、現在はその地に住宅が建っています。
ディアジオが公式にリリースした50年熟成は2003年に498本のみ。今回の55年熟成はそれを超えるディアジオ史上最長の公式ボトルで、残存するストックはすでに底をつきかけているとみられます。実質的に最後のまとまったグレンユーリー・ロイヤルになる可能性が高く、96万円という価格は蒸溜所の終焉と希少性の両方を反映したものといえるでしょう。
7月25日・26日には新宿のウイスキー専門店でジョニーウォーカー ブランドアンバサダーによるテイスティングイベントも予定されています。











そして相葉さんでイベントやるみたい。みなさんぜひどうぞ。