二日酔い予防対策にヘパリーゼ。成分や種類の解説。効果的な飲み方やタイミングなど。

古くから一般的とされてきた二日酔い予防法には、「お酒を飲む前にウコンを飲む」というものがあります。

しかし、ウコンは体質によっては合わないこともあり、効果がないと感じている方が多いのも事実です。

そしてもうひとつ、近年では「ヘパリーゼが二日酔いにいい」とされて久しいですが、果たして、ヘパリーゼは本当に二日酔いの予防に役立つのでしょうか?

 

ヘパリーゼは二日酔いの予防に役立つのか?

ヘパリーゼには肝臓水解物という成分が配合されているため、なんとなく肝臓の働きをサポートしてくれそうな気がします。

では、肝臓水解物とは一体、どのような成分なのでしょうか?

ヘパリーゼの肝臓水解物とは

簡単に言ってしまうと、肝臓水解物とはブタなどの肝臓を加水分解し、人体への吸収力を高めた成分です。

こう聞くと「肝臓の機能を高めたいからドリンクで肝臓成分を摂るの?」という疑問が生じるかもしれませんね。

 

肝臓成分を摂ることで肝臓の機能が向上するという考え方は間違っておらず、それは肝臓に含まれる栄養成分によるものです。
肝臓水解物には多くのアミノ酸やペプチドなどの成分が含まれており、これらが肝機能サポートに役立つということがわかっているのです。

さらに、肝臓水解物には二日酔い成分・アセトアルデヒドの分解促進効果も期待できるといわれています。

つまり、ヘパリーゼを飲むことが二日酔いの予防対策や二日酔い日改善効果を期待できるという話は本当だと判断することができるでしょう。

 

ヘパリーゼ(新ヘパリーゼドリンク)の表記

しかし、ヘパリーゼの効果をよく確認してみると、「二日酔い予防」あるいは「二日酔い改善」についての効果は明記されていません。

たとえば、新ヘパリーゼドリンクを例に挙げるのなら、

  • 滋養強壮
  • 胃腸障害
  • 栄養障害
  • 病中病後
  • 肉体疲労
  • 発熱性消耗性疾患
  • 妊娠授乳期などの場合の栄養補給
  • 虚弱体質

といった効果が記載されているだけで、「二日酔い」という文字は見当たりません。

そこであれこれと調べてみると、以下の記事(2017.02.24)が見つかりました。

最新の記事ではありませんが、参考になりそうなのでご紹介しておくことにします。

 特定非営利活動法人消費者支援機構関西(以下、「当団体」といいます。)は、ゼリア新薬工業株式会社(以下、「同社」といいます。)に対し、同社が提供する「ヘパリーゼ」の広告であるテレビコマーシャル、ホームページ上の表記、容器の図柄など(以下「表示・広告」といいます)に関して、不当景品類及び不当表示防止法上、問題がないかどうか検討するため、お問い合わせを行いました。同社は当団体のお問い合わせに対し真摯に対応され、一定の改善が図られましたのでここに報告します。

≪改善点の概要≫
1.ホームページ上の表記から「飲む人」の表記を削除されました。
2.今後、「飲む人」の表記をしないことを約束されました。
3.「1.」に関連して、ホームページ上の「ヘパめし」、「ヘパリーマン」のページを削除されました。
4.製品のラベル等についても見直しを約束されました。

http://www.kc-s.or.jp/detail.php?n_id=10000664

特定非営利活動法人 消費者支援機構関西

 

つまり誤解を招くパッケージ表記を一新したようですね。

そういえば、以前に「ヘパリーマン」という言葉があった気がします。

ヘパリーゼは第3種医薬品に分類されているため、医師の処方なく購入することができます。

そのため、明らかな二日酔い予防対策や二日酔い改善効果を謳うと誤解を招くといった見解から、これらの効果を製品に明記していないと捉えることができます。

しかしながら、実際の医療の現場では肝臓水解物が医薬品として処方されていますので、製品に明記されていなくても、ひとまず二日酔い予防には役立つと考えることができるでしょう。

 

「ヘパリーゼを飲んだら酔わない」は都市伝説?

「ヘパリーゼを飲んだから絶対に酔わない!」

あるいは

「ヘパリーゼを飲んだから二日酔いにならない!」

という考え方は危険です。

というのは、その考え方は「ダイエットサプリを飲んだから食べても太らない!」という考え方と同様だからです。

ヘパリーゼよりもダイエットサプリのほうがわかりやすいと思いますので、ここではなぜその考え方が危険なのか、ダイエットサプリを例に挙げて説明することにします。

 

まず、ダイエットサプリには何のために飲んで、どのような効果を期待できるのでしょうか?

それは、「ダイエットで失われがちな栄養補給」目的で飲み、「脂肪や糖分の吸収力の抑性」効果を期待できるということです。

しかし、ここで注意していただきたいのは、それを飲んだからといって自動的に痩せるわけではないということです。

それどころか、ダイエットサプリを飲んでいるという安心感から高カロリー食を食べ続けるとカロリー過多になり、太る可能性すら出てくるということです。

 

では、これをヘパリーゼに置き換えて考えてみましょう。

ヘパリーゼには、肝臓水解物をはじめとする成分がたくさん含まれていますので、肝臓機能向上サポート効果は期待できるでしょう。

しかし、ヘパリーゼを飲んだという安心感からいつも以上にお酒を飲んでしまえば、強力なヘパリーゼを持ってしても有害物質のアセトアルデヒドは生成され続け、その結果二日酔いになってもおかしくありませんよね?

 

つまり、ヘパリーゼを飲む場合でも、お酒を飲んでいる間に時々水を飲む、タンパク質やビタミンを摂るなどの工夫を行う必要があるということです。

また、ご自身の限度を超えた飲み方をしてしまえば、たとえヘパリーゼを飲んでいても肝機能が徐々に低下する可能性もあります。

ヘパリーゼを飲む場合には、それで酔わないとか二日酔いにならないとか考えるのではなく、あくまでも肝機能向上のサポート役として飲むということを頭に入れておく必要があります。

 

飲むならいつ?ヘパリーゼを飲むタイミングについて

ヘパリーゼを二日酔い対策として飲むのなら、お酒を飲む前がベストなタイミングです。

それは、アルコール成分は体内吸収スピードが速く、体内に吸収され肝臓に送られるや否や、直ちに成分の分解と代謝に取り掛かるからです。

つまり、肝臓がアルコール成分の分解や代謝をはじめる前に、肝臓機能サポート効果を期待できるヘパリーゼを飲んでおくことがベストだということです。

 

飲みすぎて「しまった!」ということになった段階でヘパリーゼを飲んでおくというのも、多少は二日酔いの改善には役立つでしょう。

しかし、お酒を飲んでいる最中の肝臓はすでにフル回転しており、数時間、どうかすると10時間以上もその状態が続くことがあります。

そして、このような状態でヘパリーゼを飲んだとしても、その効果はほとんど感じられない可能性が考えられます。

 

では、お酒を飲んだ翌日、二日酔いになってしまっている場合にヘパリーゼを飲んだらどうなるのでしょうか?

 

二日酔いになるということは、アセトアルデヒドの生成量が多く、その処理に肝臓が付いて行けない状態となっているということです。

そして、このような状態の肝臓としては、サポート成分の到着を心待ちにしている状態ですので、ヘパリーゼを飲むことが肝臓のサポートとなり、よりスピーディーな二日酔い改善効果を期待できるでしょう。

 

ウイスキーの小瓶売り

ヘパリーゼにはこんな効果も期待できます

ヘパリーゼには、二日酔いの予防や改善だけでなく、以下の効果も期待できるといわれています。

 

ヘパリーゼにはさまざまな成分が配合されており、その中には疲労回復に役立つ成分もあります。

そのため、二日酔い時の疲労回復効果も期待できるでしょう。

お酒を常飲している人はかなり内臓の疲れが溜まっています。

私やオーツカさんをはじめ、編集部のみんなは休肝日をしっかり用意していますが、それとは別に内臓が疲れていると錠剤やドリンクのへパリーゼを飲むことが多々あります。

私はドリンクのほうが好きです。内臓の疲れが洗い流されるような気がしますね。肝臓がピチピチと喜んでいるぅ~。

 

とはいっても、疲労は飲酒以外の「年齢による代謝機能の低下」や「肥満」でも起こることがありますので、この場合ではヘパリーゼだけではなく、疲労の元凶を取り除かなくてはなりません。また、年齢とともに起こりやすくなるのが自律神経失調症で、この場合では専門治療で改善を目指さなくてはならないこともあります。

 

ヘパリーゼは”魔法のドリンク”ではありませんので、代謝機能の低下が気になる方は適度な運動を生活の中に取り入れる、肥満の自覚がある方はダイエットをする、自律神経がおかしい可能性がある場合では治療を受けるなどの処置を行い、疲労の原因を取り除いておきましょう。

内臓の疲れを取り去りたい人は、毎回コンビニで買うよりも常備しておくほうが安いので、専用サイトから購入しましょう。

 

ヘパリーゼのラインナップをご紹介!

へーパリーゼは発売以来どんどん進化し、現在では非常に多くの製品が販売されています。

それでは、それぞれの製品の特徴についてザックリとご紹介することにします。

なお、どのヘパリーゼ製品にも肝臓機能向上効果を期待できる肝臓水解物が配合されています。

 

【ドリンクタイプ】

新ヘパリーゼドリンク

細胞の新陳代謝を高めるコンドロイチン硫酸エステルナトリウムの配合量が多い製品で、パイン風味ですので、薬っぽい味のドリンクが苦手な方におすすめできそうです。

また、胆汁の主成分であるタウリンの含有量も多い製品ですので、胆汁損の働きの活性化効果を期待できるでしょう。

 

ヘパリーゼドリンクⅡ

こちらもタウリンの配合量が多い製品であるため、肝機能の活性化役立つでしょう。

ただし、フルーツフレーバーのような風味はありませんので、ドリンク剤に慣れていない方は少々飲みにくいと感じるかもしれません。

 

ヘパリーゼHi

タウリンに加え、ゴミシエキス、オウギ流エキス、クコシ流エキス、サンシュユ流エキス、ビャクジュツエキスといった生薬成分の含有量が多い製品です。

特にゴミシエキスには肝機能向上効果を期待できますので、二日酔いの予防に役立つでしょう。

 

ヘパリーゼHiプラス

ゴミシエキスとクコシエキスが配合されているところまではヘパリーゼHiと同様なのですが、その他の生薬にはセイヨウサンザシエキス、イカリソウ流エキスを配合、さらに疲労回復効果を期待できるローヤルゼリーが配合されているという違いがあります。

また、グァバ風味となっていますので、ヘパリーゼHiよりも飲みやすいという特徴もあります。

 

ヘパリーゼキング

タウリンをはじめ、サンシュユ流エキス、ショウキョウ流エキス、ビャクジュツエキス、トシシエキスといった生薬エキスを配合した製品です。

味はフルーツミックスなので非常に飲みやすいです。

 

ヘパリーゼキングプラス

イカリ草流エキス、ジオウエキス、セイヨウサンザシエキス、ゴミシエキス、ケイヒ流エキス、ショウキョウ流エキス、ロイヤルゼリーが配合された製品です。

全15種類の有効成分が配合されていますので、肝臓だけでなく飲酒による胃腸の機能の低下が心配な方には特におすすめできる製品でしょう。

 

ヘパリーゼキングEX

ゴミシエキスやシゴカ乾燥エキス、ローヤルゼリーなど、全15種類の有効成分が配合された製品です。

シゴカ乾燥エキスには疲労回復効果を期待できますので、二日酔い時の疲労感や倦怠感改善に効果的でしょう。

 

ヘパリーゼAmino

BCAAなどのアミノ酸を配合した製品ですので、二日酔い時の疲労回復効果を期待できるでしょう。

 

【錠剤タイプ】

ヘパリーゼプラスⅡ

ビタミンB2、イノシトール、ビタミンE酢酸エステルというシンプルな成分で構成された錠剤タイプの製品です。

 

ヘパリーゼWプレミアム粒タイプ

ウコン抽出エキス(クルクミン)、黒コショウ抽出物、ムコ多糖蛋白複合体(コンドロイチン含有)、ビタミンB6、ビタミンB2といった成分を配合した製品です。

ビタミン類が配合されていますので、飲酒によって消費されたビタミンの補給に役立ちそうな製品です。

 

なお、同様の成分を配合したドリンクには、ヘパリーゼWハイパー、ヘパリーゼWプレミアム、ヘパリーゼWプレミアムがあります。

ただし、これらは上記でご紹介した製品とは異なり、医薬品ではなく清涼飲料水に分類されていますので、二日酔い対策用としてはあまり適さないかもしれません。

 

ヘパリーゼにはさまざまな種類がありますので、二日酔い対策用として製品を購入するのなら、清涼飲料水ではなく医薬品の製品を選ぶことをおすすめします。

 

こんなにあったっけ?と思うほど、ヘパリーゼの種類って多かったんですね。

過去、この中で私が飲んだことがあるのは新ヘパリーゼドリンクだけでした。味が薬っぽくてイマイチ、私はあまり好きではないと感じていました。

編集部で幾つか買い込んでるものを飲みましたが、フルーツフレーバー入りの製品があることに気がついていれば、そちらを購入したかも…と思います。

 

もっとも、二日酔いの予防や改善のために飲むドリンクに美味しさを求める必要はないかもしれませんが(笑)

 

お酒をよく飲まれる方は賢くリーズナブルに買えるサイトで。

 

ヘパリーゼが効かない人はタイミングを考えて

ヘパリーゼが効かないと感じている方は、まずは飲むタイミングに注意してみましょう。

また、いくらヘパリーゼを飲んだからといって、もともと肝機能が弱っているところへどんどんお酒を流し込めば、ヘパリーゼの効果を実感できないこともあるでしょう。

上記でも触れていますが、二日酔いの予防にはお酒を飲んでいる間に時々水を飲む、タンパク質やビタミンを意識して摂るということも大切です。

ヘパリーゼの効果を時間できないという方は、まずはご自身でできる工夫も行った上でヘパリーゼを飲んでみると良いでしょう。

 

ヘパリーゼだけに頼らないことが大切です

私自身、かつて「へーパリーゼがあるから大丈夫」と、ヘパリーゼを過信しすぎたせいでひどい二日酔いに見舞われてしまったことがあります。

そしてこの時には、「ヘパリーゼって効かない!」と思ったわけですが、よくよく考えたら、いくらなんでも飲みすぎでした。

しかも、ヘパリーゼを飲んだのは飲み会の後…。

そして二日酔いの状態でもう一度ヘパリーゼを飲んでみたのですが、ひどい二日酔いの割には回復が早かったように記憶しています。

ただし、ヘパリーゼの効果には個人差があると思いますので、ヘパリーゼだけに頼らず、ご自身でできる二日酔い対策もあわせて行うことをおすすめします。

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ABOUTこの記事をかいた人

二日酔いの天使

BARREL編集部では二日酔い記事を主に担当しています。 朝から晩までお酒と向き合い、二日酔いに対する実験をしています。 しっかりチェイサー飲む派。休肝日は48時間以上連続で設ける派。