二日酔い予防対策にヘパリーゼ。成分比較や種類の違い。効果的な飲み方やタイミングなど。

ヘパリーゼの比較

古くから一般的とされてきた二日酔い予防法には、「お酒を飲む前にウコンを飲む」というものがあります。

しかし、ウコンは体質によっては合わないこともあり、効果がないと感じている方が多いのも事実です。

そしてもうひとつ、近年では「ヘパリーゼが二日酔いにいい」とされて久しいですが、果たして、ヘパリーゼは本当に二日酔いの予防に役立つのでしょうか?

BARREL編集部で二日酔いの記事を書き続けて、はや50記事以上。

今回は二日酔い予防対策の大本命であるヘパリーゼを効果効能について調査していきたいと思います。

まずは既存で発売しているヘパリーゼを全種類購買して試してみます。

ヘパリーゼは二日酔いの予防に役立つのか?

ヘパリーゼには肝臓水解物という成分が配合されているため、なんとなく肝臓の働きをサポートしてくれそうな気がします。

では、肝臓水解物とは一体、どのような成分なのでしょうか?

ヘパリーゼの肝臓水解物とは

肝臓

簡単に言ってしまうと、肝臓水解物とはブタなどの肝臓を加水分解し、人体への吸収力を高めた成分です。

こう聞くと「人間の肝臓の機能を高めたいからドリンクでブタの肝臓を飲むってこと?」という疑問が生じるかもしれませんね。

肝臓成分を摂ることで肝機能が向上するという考え方は間違っていません。

それは肝臓に含まれる栄養成分によるものです。
肝臓水解物には多くのアミノ酸やペプチドなどの成分が含まれており、これらが肝機能サポートに役立つということがわかっているのです。

さらに、肝臓水解物には二日酔い成分・アセトアルデヒドの分解促進効果も期待できるといわれています。

つまり、ヘパリーゼを飲むことが二日酔いの予防対策や二日酔い日改善効果を期待できるという話は本当だと判断することができるでしょう。

ヘパリーゼ(新ヘパリーゼドリンク)の表記

しかし、ヘパリーゼの効果をよく確認してみると、「二日酔い予防」あるいは「二日酔い改善」についての効果は明記されていません。

たとえば、新ヘパリーゼドリンクを例に挙げるのなら、

  • 滋養強壮
  • 胃腸障害
  • 栄養障害
  • 病中病後
  • 肉体疲労
  • 発熱性消耗性疾患
  • 妊娠授乳期などの場合の栄養補給
  • 虚弱体質

といった効果が記載されているだけで、「二日酔い」という文字は見当たりません。

そこであれこれと調べてみると、以下の記事(2017.02.24)が見つかりました。

最新の記事ではありませんが、参考になりそうなのでご紹介しておくことにします。

 特定非営利活動法人消費者支援機構関西(以下、「当団体」といいます。)は、ゼリア新薬工業株式会社(以下、「同社」といいます。)に対し、同社が提供する「ヘパリーゼ」の広告であるテレビコマーシャル、ホームページ上の表記、容器の図柄など(以下「表示・広告」といいます)に関して、不当景品類及び不当表示防止法上、問題がないかどうか検討するため、お問い合わせを行いました。同社は当団体のお問い合わせに対し真摯に対応され、一定の改善が図られましたのでここに報告します。

≪改善点の概要≫
1.ホームページ上の表記から「飲む人」の表記を削除されました。
2.今後、「飲む人」の表記をしないことを約束されました。
3.「1.」に関連して、ホームページ上の「ヘパめし」、「ヘパリーマン」のページを削除されました。
4.製品のラベル等についても見直しを約束されました。

http://www.kc-s.or.jp/detail.php?n_id=10000664

特定非営利活動法人 消費者支援機構関西

つまり誤解を招くパッケージ表記を一新したようですね。

思い返してみれば、以前に「ヘパリーマン」という言葉があった気がします。

ヘパリーゼは第3種医薬品に分類されているため、医師の処方なく購入することができます。
そのため、明らかな二日酔い予防対策や二日酔い改善効果を謳うと誤解を招くといった見解から、これらの効果を製品に明記していないと捉えることができます。

しかしながら、実際の医療の現場では肝臓水解物が医薬品として処方されていますので、製品に明記されていなくても、ひとまず二日酔い予防には役立つと考えることができるでしょう。

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飲むならいつ?ヘパリーゼを飲むタイミングについて

ヘパリーゼを飲むタイミング

ヘパリーゼを二日酔い対策として飲むのなら、お酒を飲む前がベストなタイミングです。

アルコール成分は体内吸収スピードが速く、体内に吸収され肝臓に送られるや否や、直ちに成分の分解と代謝に取り掛かるからです。

つまり、肝臓がアルコール成分の分解や代謝をはじめる前に、肝臓機能サポート効果を期待できるヘパリーゼを飲んでおくことがベストだということです。

 

飲みすぎて「しまった!」ということになった段階でヘパリーゼを飲むのも多少は二日酔いの改善には役立つでしょう。

しかし、お酒を飲んでいる最中の肝臓はすでにフル回転しており、数時間、長い場合は10時間以上もその状態が続くことがあります。

そして、このような状態でヘパリーゼを飲んだとしても、その効果はほとんど感じられないかと思います。

とにかく前に前に。飲む前にです。

 

では、お酒を飲んだ翌日、二日酔いになってしまっている状態でヘパリーゼを飲んだらどうなるのでしょうか?

二日酔いになるということは、アセトアルデヒドの生成量が多く、その処理に肝臓が付いて行けない状態となっているということ。

このような状態の肝臓は、サポート成分の到着を心待ちにしている状態ですので、ヘパリーゼを飲むことが肝臓のサポートとなり、よりスピーディーな二日酔い改善効果を期待できるでしょう。

こういった回復期、つまり次にお酒を飲むタイミングの前に先に先に飲みましょう。

ヘパリーゼを飲む真のタイミング

ヘパリーゼを飲む真のタイミング

上記でも少し触れましたが、ヘパリーゼが真の効果を発揮するタイミングは「お酒を飲むはるか以前」にあります。

お酒を飲んで疲れる「前」ということです。

お酒を毎日晩酌で嗜むとか、ほぼ毎日常飲している人は感じたことがあるかと思いますが、「なんか体の芯がだるいな」とか「呼吸が浅いな」とか「寝不足で身体があっついな」と思ったりすることありませんか?

これは内臓疲れが原因の可能性が高いです。

私やオーツカさんをはじめ、お酒を飲むことがほぼお仕事であるBARREL編集部は週に何日か休肝日を用意しています。

このなんでもない時、特に飲み会などがない休肝日こそがヘパリーゼを飲むタイミングです。

ヘパリーゼには内臓や肉体の疲労回復に役立つ成分が数多く配合されており、これを摂取することで内臓の回復力が高まります。

身体全体がだるい時にへパリーゼはかなり効きます。3日間くらい飲み続けるとはっきり「内臓キレイになってるぅ~」と体感できるほど効きますね。

 

内臓疲れはすぐにはとれません。大切なのは何日か連続で休肝日を設けたり、ヘパリーゼなどのサプリを飲むことです。

睡眠不足やスポーツ、食べすぎなど、お酒の飲みすぎとは別の理由でも内臓って疲れるんです。

内臓疲れからくる日々の倦怠感を取り除きたいと思っている方には、錠剤型をおすすめします。

どこでも手軽で飲みやすく、毎回コンビニで買うよりも安く済みます。

ヘパリーゼZは個包装型なので、携帯もしやすく常備しておくと飲み続けられます。

ヘパリーゼのドリンクラインナップ

へーパリーゼは発売以来どんどん進化し、現在では非常に多くの製品が販売されています。

それでは、コンビニや薬局で購入できるそれぞれの製品の特徴についてザックリとご紹介することにします。

なお、どのヘパリーゼ製品にも肝臓機能向上効果を期待できる肝臓水解物が配合されています。

新ヘパリーゼドリンク

細胞の新陳代謝を高めるコンドロイチン硫酸エステルナトリウムの配合量が多い製品で、パイン風味ですので、薬っぽい味のドリンクが苦手な方におすすめできそうです。
また、胆汁の主成分であるタウリンの含有量も多い製品ですので、胆汁損の働きの活性化効果を期待できるでしょう。

最近はあまり見かけなくなりました。

ヘパリーゼドリンクⅡ

ヘパリーゼドリンクⅡ

こちらはコンビニや薬局でよく見るタイプです。3本セットなどでも売っています。

タウリンの配合量が多い製品であるため、肝機能の活性化役立つでしょう。
ただし、フルーツフレーバーのような風味はありませんので、ドリンク剤に慣れていない方は少々飲みにくいと感じるかもしれません。

ヘパリーゼHi

あまりコンビニでは見かけなくなりました。

タウリンに加え、ゴミシエキス、オウギ流エキス、クコシ流エキス、サンシュユ流エキス、ビャクジュツエキスといった生薬成分の含有量が多い製品です。
特にゴミシエキスには肝機能向上効果を期待できますので、二日酔いの予防に役立つでしょう。

ヘパリーゼHiプラス

ヘパリーゼHiプラス

ヘパリーゼドリンクⅡよりもややお値段が張る、HIプラス。

ゴミシエキスとクコシエキスが配合されているところまではヘパリーゼHiと同様なのですが、その他の生薬にはセイヨウサンザシエキス、イカリソウ流エキスを配合、さらに疲労回復効果を期待できるローヤルゼリーが配合されているという違いがあります。
また、グァバ風味となっていますので、ヘパリーゼHiよりも飲みやすいという特徴もあります。

ヘパリーゼキング

ヘパリーゼキング

このあたりからハイクラスです。金額もなかなかしますね。

タウリンをはじめ、サンシュユ流エキス、ショウキョウ流エキス、ビャクジュツエキス、トシシエキスといった生薬エキスを配合した製品です。

味はフルーツミックスなので非常に飲みやすいです。

ヘパリーゼキングプラス

ヘパリーゼキングプラス

イカリ草流エキス、ジオウエキス、セイヨウサンザシエキス、ゴミシエキス、ケイヒ流エキス、ショウキョウ流エキス、ロイヤルゼリーが配合された製品です。

全15種類の有効成分が配合されていますので、肝臓だけでなく飲酒による胃腸の機能の低下が心配な方には特におすすめできる製品でしょう。

ヘパリーゼキングEX

ヘパリーゼキングEX

ドリンクタイプのヘパリーゼの最高峰。

ゴミシエキスやシゴカ乾燥エキス、ローヤルゼリーなど、全15種類の有効成分が配合された製品です。

シゴカ乾燥エキスには疲労回復効果を期待できますので、二日酔い時の疲労感や倦怠感改善に効果的でしょう。

ヘパリーゼAmino

BCAAなどのアミノ酸を配合した製品ですので、二日酔い時の疲労回復効果を期待できるでしょう。

ヘパリーゼの錠剤タイプ

外出先や旅行先などでも手軽に飲める錠剤タイプです。

日々の内臓疲れをとるために毎日ヘパリーゼを飲みたい、少しでも安く飲みたいという方にはうってつけ。

毎朝サプリなどと一緒に摂るのもおすすめです。

ヘパリーゼプラスⅡ

ヘパリーゼプラスⅡ

ビタミンB2、イノシトール、ビタミンE酢酸エステルというシンプルな成分で構成された錠剤タイプの製品です。

ヘパリーゼエース

ヘパリーゼエース

サイコエキス、ゴミシエキスなどを配合したタイプです。

サイコ (柴胡)は江戸時代、全国的に生産されるようになった生薬で静岡県三島が良質な柴胡の大集荷地であったため,ミシマサイコと呼ばれていました。
近年、野生のミシマサイコはほとんどみられることはなくなりました。今日ではもっぱら栽培品が主になっています。
肝障害改善、抗炎症、抗アレルギーなどに効果があると言われています。

ゴミシは五味子と書いて、チョウセンゴミシの果実のこと。
甘味・酸味・辛味・苦味・塩味という5つの味を持っているとされます。
漢方で鎮咳(ちんがい)・強壮薬などに用いられます。
肝障害改善、鎮静・鎮痙、鎮咳、鎮痛、抗胃潰瘍などに効果があると言われています。

ヘパリーゼWプレミアム粒タイプ

ウコン抽出エキス(クルクミン)、黒コショウ抽出物、ムコ多糖蛋白複合体(コンドロイチン含有)、ビタミンB6、ビタミンB2といった成分を配合した製品です。
ビタミン類が配合されていますので、飲酒によって消費されたビタミンの補給に役立ちそうな製品です。

なお、同様の成分を配合したドリンクには、ヘパリーゼWハイパー、ヘパリーゼWプレミアム、ヘパリーゼWプレミアムがあります。

ただし、これらは上記でご紹介した製品とは異なり、医薬品ではなく清涼飲料水に分類されていますので、二日酔い対策用としてはあまり適さないです。

ヘパリーゼにはさまざまな種類がありますので、二日酔い対策用として製品を購入するのなら、清涼飲料水ではなく医薬品の製品を選ぶことをおすすめします。

 

こんなにあったっけ?
と思うほど、ヘパリーゼの種類って多かったんですね。

この記事を書く前に私が飲んだことがあるのは新ヘパリーゼドリンクだけでした。味が薬っぽくてイマイチ、私はあまり好きではないと感じていました。

編集部で買い込んでるものを飲みましたが、フルーツフレーバー入りの製品のほうがおいしかったです。もっとも、二日酔いの予防や改善のために飲むドリンクに美味しさを求める必要はないかもしれませんが。

あとは錠剤は小粒で飲みやすいです。

数がありすぎてよくわからない!って人はヘパリーゼを扱うゼリアヘルスウエイ株式会社が公式サイトで錠剤を販売しています。賢くリーズナブルに買いましょう。

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ヘパリーゼが効かない人はタイミングを考えて

ヘパリーゼが効かないと感じている方は、まずは飲むタイミングに注意してみましょう。

いくらヘパリーゼを飲んだからといって、もともと肝機能が弱っているところへどんどんお酒を流し込めば、ヘパリーゼの効果を実感できないこともあるでしょう。

健全な生活は健全な肝臓によってなし得ます。

普段から休肝日を設けたり、上手にヘパリーゼサプリを利用したりしてまず肝臓をきれいに、元気にしましょう。

健康な肝臓があってこそ、おいしくたのしい飲み会に参戦できるというわけです。

ちなみに、二日酔いの予防にはお酒を飲んでいる間に時々水を飲む、タンパク質やビタミンを意識して摂るということも大切です。

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ABOUTこの記事をかいた人

二日酔いの天使

BARREL編集部では二日酔い記事を主に担当しています。 朝から晩までお酒と向き合い、二日酔いに対する実験をしています。 しっかりチェイサー飲む派。休肝日は48時間以上連続で設ける派。