パンシロンといえばテレビCMでもお馴染の医薬品で、胃もたれやむかつきの改善効果を期待できるといわれています。
ところが、パンシロンについて調べてみると、種類がものすごくあるんですね。
このままではどのパンシロンを選べばよいのかわからなくなってしまいます。完全にパンシロン迷子です。
二日酔いの改善目的でパンシロンを飲むのなら、最も効果的な種類を選んで飲みたいと思ってる方は多いと思うので、今回の記事では、パンシロンの種類やそれぞれの特徴、効果などについてご紹介していきます。
まずはご自身の症状をよく確認した上で、適した種類を選んでみてくださいね。
この記事の目次
パンシロンの成分を種類ごとにご紹介!
まずパンシロンの種類とそれぞれの特徴についてざっくりとご紹介してみましょう。
パンシロン01+(ゼロワンプラス)
健胃生薬ニンジン末とケイヒ末を配合した種類で、飲みすぎや食べすぎ、夜遅い時間帯の食事、油っぽい食事などによる胸焼けや胃もたれ改善効果を期待できます。
さらに、胃粘膜の調子を整える粘膜修復材や胃健剤、消化酵素などもバランス良く配合されているため、二日酔い時の胃酸過多改善効果も期待できそうです。
パンシロンG
3種類の即効性制酸剤と1種類の持続性制酸剤を配合した種類で、胃の内部の酸度を一定に保つ効果を期待できます。
さらに、4種類の生薬の働きによって胃の機能回復効果も狙えるため、お酒の飲みすぎで荒れた胃の内部の状態も素早く改善できるでしょう。
パンシロンAZ
「アズレンスルホン酸ナトリウム」「L-グルタミン」「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」を配合、これらの成分の作用によって胃粘膜の防御力アップ効果を狙える種類です。
このパンシロンは、飲みすぎや食べすぎだけでなく、ストレスや不規則の生活による胃酸過多にも効果的とされていますので、二日酔いだけでなく普段から胃の調子が悪くなりやすいという方は、常備しておくと便利かもしれませんね。
パンシロンクール
水なしで飲めるチュアブルタイプで、制酸剤による即効性と持続性を期待できます。
なんといっても水なしで飲めるというのは大きなポイントですので、二日酔いでも出勤しなければならないときなどに備えて、カバンに入れておくと良いでしょう。
パンシロンキュア
【第2類医薬品】パンシロンキュアSP 30包 ※セルフメディケーション税制対象商品
トリプルアクション(中和作用、胃酸刺分泌抑制作用、胃粘膜の保護作用)により、胃痛や胃酸の逆流を防ぐ効果を期待できます。
この種類は食前の空腹時や食後に飲めるだけでなく、顆粒が素早く溶けて口の中に残りにくいため、錠剤が苦手な方にもおすすめできそうです。
なお、パンシロンキュアは錠剤タイプもあります。
パンシロンソフトベール
二日酔いではないのに、胃が持たれたり吐き気がしたり、食欲が湧かなかったり…。
このような症状が普段から現れているのなら、それはトレスによる胃の不調かもしれません。
このパンシロンには胃粘膜修復作用があるテプレノンと銅クロロフィリンナトリウムを配合しているため、ストレスによる胃の不調でお困りの方は服用を検討してみてはいかがでしょうか。
二日酔い時に飲むならどれがおすすめ?

パンシロンソフトベール以外であれば、おそらくどれを選んでも二日酔い改善効果を期待できるでしょう。
あとは、形状や効果などで使い分けるという方法がおすすめできるでしょう。
それでは、どの種類がおすすめできるのか、目的別に見ていきましょう。
- 飲みすぎや食べ過ぎなどのよる胃のむかつきや胃もたれ…パンシロン01+
- 胃の不調をできるだけ短時間で解消したい…パンシロンG
- 胃の防御機能を高めたい…パンシロンAZ
- 水なしで飲みたい…パンシロンクール
- 錠剤が苦手でサッと飲めるタイプがいい…パンシロンキュア
このような分類分けになりました.パンシロンはどのタイプでも胃の不調改善効果を期待できますが、それぞれに異なった特徴があります。
製品選びで迷ったら、ロート製薬の公式サイトを確認してみて、ご自身に合う種類を選んでみることをおすすめします。
でもまあ、二日酔いになるほど飲まなければパンシロンのお世話になることはないとは思うのですが(笑)
パンシロンの飲み方や飲むタイミングは?
パンシロンキュアは食前食後のどのタイミングでも飲めますが、他の種類ではどうなのでしょうか?
それでは、製品ごとの飲み方や飲むタイミングについて確認しておくことにしましょう。

パンシロン01+
1日3回、1回1包を食後または食間、就寝前に服用
パンシロンG
1日3回、1回1包を食後に服用
パンシロンAZ
1日3回、1回1包を食前または食間に服用
パンシロンクール
1日3回、1回1錠を食前または食間の空腹時に服用
パンシロンキュア
1日3回、1回1包を食前または食後に服用
飲むタイミングはとても重要なので、いずれかの製品を購入したらまずは説明書をしっかり読んで、正しい方法で服用するように注意しましょう。
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BARREL編集部では「毎月、肝臓投資」「内臓をキレイに」をテーマに、二日酔いをはじめとした疲れやだるさ、睡眠不足や肌荒れの解消を目的として100記事以上の記事を書いてきました。
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