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シーバスリーガルの味やおすすめの種類/おいしい飲み方/12年・18年・25年

シーバスリーガル12年・18年・25年




王族が愛す老舗の名品。シーバスリーガルの概要

シーバスリーガルはスコットランドのスペイサイド地方を代表するブレンデッド・スコッチ・ウイスキーです。

リーガルという言葉は通常「法律の~、法律上の~」という意味を持ちますが、シーバスリーガルの商品名に関しては「王者に相応しい」や「堂々としていて威厳のある」という意味が当てはまります。

1950年にはキーモルトとなるスペイサイド最後の蒸溜所ストラスアイラを買い取り、現在はペルノ・リカール・ジャパン社が輸入、販売を行っています。

ページのラストには3種類の「シーバスリーガルを少しずつ体験できるウイスキーセット」をご用意

ぜひお試しください。

シーバスリーガルの発祥と製造場所の紹介

ストラスアイラ蒸溜所

シーバスリーガルにはグレンリベット、ロングモーン、ベンリアックなどスペイサイドを代表するシングルモルトが原酒として使われていますがその中でもキーモルトとして紹介したいのがストラスアイラです。

ストラスアイラは1786年に設立されたスペイサイドで最も古い蒸溜所です。

設立当初はミルタウン蒸溜所という名前で経営がスタートします。

その後何度か経営者が変わり最終的にシーバス社がこの蒸溜所を買い入れ、シーバスリーガルのキーモルトとして使われるようになりました。

そして1970年にシーバス社がシーグラム社の傘下に入り、これを期にミルトン蒸溜所からストラスアイラ蒸溜所へと正式に改名されました。

ちなみに、ミルトン蒸溜所で作られていたウイスキーは創業当時から出荷されるときに「ストラスアイラ」の商品名が使われていました。

シーバスリーガルの歴史

シーバスリーガルのお店

シーバスリーガルの歴史は深く遡ること200年以上前の1801年。

創業となるシーバス兄弟が コーヒーやブランデー等の高級食品を取り扱う商店をスコットランドのアバディーンにて開業したのがはじまりです。

1850年代に入るとシーバス兄弟は本格的にブレンデッド・ウイスキーを製造し始めます。

これは当時、主流として売られてしたシングルモルト・ウイスキーが味にばらつきがあり不評だったため、富裕層から上質なウイスキーを求められたからでした。

今では考えられませんが当時のシングルモルトは高いばかりで、味は不評だったようですね。

こうして上質で安定した味わいのブレンデッド・ウイスキーはたちまち富裕層を中心に人気を呼びました。

しかしこの頃はまだシーバスリーガルではなく「ロイヤル・グレンディー」という商品名で販売されていました。

 

1891年にこのグレンディーを発展させて完成したのが『シーバスリーガル』です。

1909年には、初代マスターブレンダーのチャールズ・ハワード氏が25年間貯蔵庫で熟成した長期熟成原酒を厳選し、世界初のプレミアム・ブレンデッド・ウイスキーを製造。

シーバスリーガル25年

このウイスキーをきっかけとなり、当時急速に経済発展を遂げていたアメリカとカナダへの輸出を敢行しました。

その結果、世界で最も早くその名声を確立したスコッチウイスキーとなりました。

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シーバスリーガルの製法(作り方)

シーバスリーガルのキーモルト「ストラスアイラ」。

シーバスリーガルの香り・味わいを支配する、欠かせない原酒と言えるでしょう。

ストラスアイラ12年

ストラスアイラはフルーティでフローラルな香りと、樽熟成由来のナッツ感とドライな味わいが特徴。

味の決め手となる要素は何と言っても「仕込み水」でしょう。

ストラスアイラの仕込み水は、ブルームヒルにある「フォンズ ブイエン」という古い泉の湧水が一部使われています。

その昔泉は馬の姿をした妖精ケルピーに守られており、人がこの泉に近づこうとするとケルピーによって水の中へ引き込まれてしまう…そんな伝説が信じられていました。

ゲール語で「フォンズ ブイエン」とは泡立つ泉という意味。

泉に人が引き込まれるときに泡が立つ事から、この名がつけられたのかもしれませんね。

カルシウムを多く含む中軟水の仕込み水によって、ストラスアイラの味わいに独特の優しげな柔らかさが生まれてくると言われています。

昔ながらの製法と、妖精によって守られてきた仕込み水のおかげで、ストラスアイラの味は今も変わらず健在しています。

 

また1990年代前半までは麦芽を発酵させる工程で、ウォッシュバックと呼ばれる発酵槽が使われていました。

20世紀になると他の蒸溜所ではステンレス等の金属がよく使われていたのですが、ストラスアイラではこだわりの木製のウォッシュバックを使用。

金属に比べ木製ウォッシュバックは温度管理が難しくまた、清掃も1日かかり…と維持管理が大変でしたが、昔ながらの製法にこだわったシーバスリーガルは頑なに木製ウォッシュバックを使用していました。

そんなこだわりの製法のもと発酵される麦芽は上質なもろみへとなり、香味の厚さを増していく…。

これが当時のストラスアイラの味の決め手にもなっていたと言われています。

 

しかし維持管理にあまりにも手間と時間がかかるということでついに90年代後半、ステンレス製のものを導入して、現在に至ります。

ブレンドのためのレシピは1920年ごろのものから保管されたものを参考にしていますが、原酒の味わいは同じ蒸溜所のものであっても毎年変わる為、そのままでは同じものを作れません。

マスターブレンダーが脈々と受け継がれる伝統の味わい、香りになるように毎年微調整し、シーバスリーガルの不変性が保たれています。

ウイスキー「シーバスリーガル」のラインナップ

ウイスキーの飲み進めの基本は『縦飲み』です。

垂直飲みともいいますが、同じ銘柄で年代の違うものを飲み比べていきます。

同じ銘柄であれば、基本的な味の傾向が共通しているため、失敗が少ないからです。

オーツカ
まず、僕が現在販売中である『シーバスリーガル』のラインナップ、及び過去販売されていたボトルなどをご紹介していきます。

既に終売してしまった銘柄、原酒不足のため休売してしまった銘柄なども随時更新する予定です。

過去のものでも個性や特徴は引き継いでいるものが多いので、参考になさってください。

シーバスリーガル 12年

シーバスリーガル 12年

こちらは酒齢12年以上のモルト、グレーン原酒をブレンドしたもの。

現在販売されているラインナップの中でレギューラーボトルと言って良いでしょう。

スペイサイドモルトを特筆するかのような華やかな香り、ナッツの香ばしさ、青りんご、洋梨を思わせる清々しい爽快な余韻が特徴的です。

12年表記ですがアルコールの刺激をほとんど感じさせず、非常に飲みやすい一本です。

ウイスキーが苦手な方でも、こちらなら受け入れられる。初心者にはぴったりのボトルです。

2015年 インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションにて金賞、2015年にはスコッチウイスキーマスターズで金賞に輝いています。

シーバスリーガル ミズナラ 12年

シーバスリーガル ミズナラ 12年

現在のマスターブレンダー、コリン・スコット氏によってブレンドされた12年をベースに、日本特有のミズナラ樽に入れて後熟(マリッジ)したボトルとなります。

ジャパニーズ・オークとして知られるミズナラ樽からは白檀や伽羅などに例えられる独特の甘い香りを放ちます。

従来のシーバスリーガルと和のテイストが見事に融合したボトルです。

シーバスリーガルらしい甘みや爽やかなフルーティーさはそのままに、白檀の柔らかな香りがほのかに漂う上品な一本となります。

和食にも合わせやすい一本で、食中酒としても重宝します。

シーバスリーガル 18年

シーバスリーガル 18年

続いて酒齢18年のモルト、グレーン原酒をブレンドした高級ボトル。

特筆すべきはこのブレンドを手がけたのが世界最高峰のブレンダーと言われているコリン・スコット氏だということ。

使用している原酒は85種類という「超」がつくプレミアム・ブレンデッド・ウイスキーなのです。

白い花を思わせる高貴な香り、バニラやハチミツの甘み、ヘーゼルナッツの香ばしい香り。

味わいはシトラスの上品な甘みが全体を支配しますが、後からカカオ、洋梨、青りんごが現れ、複雑かつ心地よい余韻を残してくれます。

飲み方はストレート、ロック、ハイボール、なんでも美味しいです。

ウイスキー初心者におすすめするウイスキーのページでも解説されていた逸品です。

2014年にインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションにて、トロフィー(ブレンデッドスコッチ部門最高賞)を獲得、2015年にはインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションにて最優秀金賞を受賞しています。

シーバスリーガル 18年 ミズナラカスクフィニッシュ

シーバスリーガル 18年 ミズナラカスクフィニッシュ

2013年に発売された「シーバスリーガル ミズナラ12年」から7年の月日が流れ、満を持して発売された本作。

18年以上熟成されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし、ミズナラ樽でフィニッシュした特別なブレンド。

シーバスリーガルの持つフルーティーでエレガントな味わいに、ミズナラ樽でのフィニッシュによる、クリーミーさとほのかなスパイス香が加わります。

12年よりも練れているリンゴのアロマ。青リンゴよりも赤リンゴか。ハーバルで上品な香りの後にしっかりとシナモンとバニラビスケット。

口当たりはややオイリーだがあっさりと感じる。

味わいはアプリコットジャム、ショウガ、シナモンが強い。中盤は非常にモルティでハチミツの風味も香る。

スパイシーでシャープな甘い余韻が続く。

ちなみに、国内品と免税店向けの味わいとは異なるようです。

シーバスリーガル 25年

シーバスリーガル 25年

1909年、当時のマスターブレンダー、チャールズ・ハワード氏が貯蔵庫で25年間熟成した原酒を厳選し、世界初の贅沢なブレンデッド・ウイスキーを製造しました。

このボトルの味わいは高く評価され「ラグジュアリーウイスキー」と呼ばれアメリカニューヨークへ進出するきっかけともなりました。

こちらのシーバスリーガル25年はその当時のボトルを復刻させたもの。

酒齢25年以上の長期熟成原酒のみが実現する深い香り、長い余韻を楽しめる、実に「ラグジュアリー」なボトルです。

18年以上の複雑さ、シーバスリーガルのエレガントな香りに加え、温かみのあるバニラの濃厚さが漂います。

麦芽、若草の爽やか、ドライフルーツの深く上品な甘み。

深い樽香が長い満足感を与えます。

現在のシーバスリーガルの最高傑作、この上なく贅沢なウイスキーです。

2015、2016年にインターナショナル スピリッツ チャレンジにて受賞歴があります。

シーバスリーガル アルティス

2016年11月14日に日本で発売された、シーバスリーガル史上初のブレンデッドモルトウイスキー。

シーバスリーガルの伝統を支えてきた5人の歴代マスターブレンダーへのオマージュとして作成されました。

シーバスリーガルの主軸であるストラスアイラ蒸溜所をはじめ、ロングモーン蒸溜所、トーモア蒸溜所、アルタベーン蒸溜所、ブレイヴァル蒸溜所の特徴的な5種類のモルトをブレンド。

熟した白桃やりんごのコンポートのような芳醇なアロマに薄いはちみつのと杏のような味が広がります。辛口で余韻は長く、温かいヘザーの残り香を感じます。

商品名のアルティスは英語の【ULTIMATE(究極)】と、ラテン語の【FORTIS(力)】を掛け合わせた造語で、【究極の力】を意味しています。

シーバスリーガル ブラザーズブレンド

シーバスリーガル ブラザーズブレンド

こちらは2012年に発売された免税店限定商品。シーバスブラザーズ社の創業者、ジェームスとジョン兄弟に捧げたボトルです。

代々受け継がれるシーバスならではのスームス感、豊かなまろやかさを追求したレシピに現代風なアレンジを加えた免税限定のウイスキーです。

ボトル表記もあるように酒齢は12年。

キーモルトはスペイサイドのモルトストラスアイラ、ロングモーンとなります。

恐らく中身は12年に近いと思いますが、モルト原酒の比率が高いため、シルキー感を残しつつどっしりとした旨味を味わえる満足感の高いボトルです。1000mlなのでお得感もありますね。

シーバスリーガル アイコン

シーバスリーガル アイコン

こちらは「新時代のラグジュアリーの象徴となる特別なウイスキー」をテーマに作られた最高級ボトルです。

ウイスキー好きが飲む逸品というよりは、そのボトル装飾の見栄えから贈答品とされる場合が多いかと思います。

キーモルトとなるのはストラスアイラですがその他にもスコットランドでも著名な蒸溜所の長熟原酒がふんだんに使用されています。

ラベル部分にはクリスタルのデカンターが付けられており、こちらはイギリスの名門ガラスメーカー「ダーティントン」の熟練の職人によって手吹きで作られたもの。

フレーバーは複雑ですが、25年と価格ほどの差異があるかと言われれば疑問符。リッチでフルーティな香り、ほのかにビターも感じます。シロップやバニラの甘み、鼻腔を抜けるラグジュアリーなシトラス感。モモ、オレンジピールなどを感じさせる味わいです。

シーバスリーガル リヴォルブ

シーバスリーガル アイコン

駒のような不思議な形状をしたシーバスリーガル。

リヴォルヴ=回転する。という意味の言葉の通り、ビンの底の中央に丸い突起があり、コマのように回せるユニークなボトルフォルム。

シーバス・ブラザーズ社が最もピュアなオーク材を用いたオーク樽で熟成し、厳密な冷却ろ過により、世界で最も口当たりがよいと自負するブレンデッドウイスキーです。

編集部未飲ですが、在庫があるので飲んでみます(笑)

シーバスリーガルのおすすめの飲み方

オーツカ
では最後に編集部のオーツカがおすすめの飲み方をまとめます

そのラベル装飾から「ちょっと贅沢なウイスキー」の代名詞としてスーパーマーケットの棚に鎮座しているシーバスリーガル。

洋ナシやリンゴの果実感が顕著で、オークとナッツの香ばしさ、サラサラとなめらかに流れるハチミツとバニラなど繊細で角の取れた酒質を全面に感じることができます。

12年やミズナラは価格的にも手に取りやすく、その味に惚れ込んだならば後に控える18年もすぐに手に取ってしまうことでしょう。

おすすめの飲み方はストレート、ロック、ハイボール。
ことミズナラはどんな飲み方でも対応します。

アルティスや25年は長熟品なのでそのままストレートでいただきましょう。

長熟品はエレガントでラグジュアリー。ボディはやや軽く線は細いのですが、それは頼りないという意味ではなく、繊細で、微に入り細を穿つといった印象。

ボディはライト~ミディアム。加水すると伸びず水っぽくなるので、薄めずにダイレクトにその華やかさを味わいましょう。

オールドボトルも現行品と同様すばらしい完成度を誇りますが、やはり古酒になればなるほど経年からかその線の細さが強調される印象。

未だに多くのボトルが出回っていますが、ヒネがあるものや金属臭のするものも散見します。保存の難しさはボトルキャップによるものが多いような気がしますね。

管理状態を確認し、バーで提供されているものや、液面低下のないものを選んで飲むようにしましょう。

古典的で質の良いスペイサイド中心のブレンデッドウイスキーは都会の夜にもよく似合います。

シーバスセット 30ml~100ml

シーバスリーガルセット

シーバスブラザーズの、お得な3種の飲み比べセットをつくりました!

長熟品との差、熟成樽での差を感じられる商品をピックアップ。

  • シーバスリーガル ミズナラ 12年 (40度)
  • シーバスリーガル リヴォルヴ 17年 (40度)
  • ロイヤルサルート 21年 (40度)

30mlセットと100mlセットから選べるので、少しずつ飲み比べて、シーバスリーガルのボトルの違いを確かめてください。

 

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