BARRELはウイスキーを専門に取り扱うメディアであり、
これからウイスキーを好きになっていきたい。ウイスキーを趣味にしたい。
と思っている初心者をメインターゲットとしています。
なので、こういった“初心者の最初の一杯”的な記事は何度も加筆しながらブラッシュアップしていければと思っております。
2019年3月、ついに初心者の方へむけて「少しずつウイスキーを試して好きな銘柄を見つける」セットとフローチャートが完成しました!
ぜひお試しください。
世間で言われる初心者におすすめのウイスキー
ネットで調べても、書籍を見ても、BARで聞いても、居酒屋でお隣のおっちゃんに絡まれても、
『マッカラン』だ
『グレンリベット』だ
『グレンフィディック』だ
飲み方にしても
『ロックなんかで飲んでたら味がわからん』
『ストレートしか認めない』
『長期熟成もののハイボールは最高』
などなど、本当に様々なウイスキーの勧め方があります。
このあたりはウイスキー玄人が素人に優しくないところで、結構『クセがある』わけですね。もうね、『アクが強え』わけです。
千差万別であるはずの他人の味覚にも、己の価値観を押し通すようなこだわりを持つ方もいらっしゃいます。
この決しておすすめしているとは思えない、脅迫的なまでのこだわりこそ、この業界の奥深さ(闇深さ)を物語っているとも言えます。
僕もなるべくそういったことがないようにこの記事を書こうと思っていますが、あくまでサラッとご参考程度に読んで下さい。
さて、初心者はどのようなきっかけでウイスキーに興味を持ち、飲み始め、詳しくなっていくのでしょうか。
ウイスキーを飲み始めたキッカケ
知り合い20人ほどにウイスキーを飲み始めたキッカケを聞いてみたところ
- お父さんが飲んでいたから
- 友達や上司、彼氏に勧められて
- 映画、小説、漫画で見た憧れのお酒
- SNSや口コミサイト、雑誌などを見て
- お店のマスターやバーテンダーに聞いて
- 日本酒、ワイン、焼酎などを飲み尽くして
- ケーキを作っていて、舐めてみたら美味しかった
などなど様々な意見が聞けました。7割以上は男性で、『かっこいい大人のお酒』という刷り込み的な記憶が伴っていたのが印象的でした。
これは当時のCMや、企業の広報戦略が大きいと思います。
35歳以上の男性に至ってはタバコを吸うキッカケにも似てるとおっしゃってました。
『ウイスキー』や『大人』というのが『かっこいい』の象徴だった時代があったんだなぁ、と改めて気付かされました。
「SNSや口コミサイトを見て」というのは若い世代や女性に多い意見でした。これは新しいニーズです。
大人から飲み方を教わるという時代ではなく、ググれば見つかるという時代になってきている証拠ですね。
ちなみにオーツカは『インテリアとして部屋に置いたらかっこいいから』というすんごいミーハーな理由でウイスキーを好きになりました(笑)
デザインを専攻していたので、趣向を凝らしたラベルのタイポグラフと、ガラスボトル越しに映えるブラウンカラーが放つ雰囲気に惹かれたのです。
ウイスキーは、何かしらの憧れと、少しの興味からそのスタートラインに立ち、知れば知るほどその魅力にハマっていくという面白いお酒です。
ウイスキーを知るには
ウイスキーに詳しくなる方法を結論づけてしまえば、
『とにかく数を飲め』
ということなんですが、それはどの世界も同じですし、あまりに横暴です。
ただ、種類を飲まないことには自分の味の好みはわかりません。
だから、効率よく数を飲み、効率よく壁にぶつかるお手伝いをさせてください。
誰も”ウイスキー初心者の定義”をしていない
初心者に向け多くの情報が蔓延する中『初心者のニーズ』をしっかり定義しているものが見受けられません。
皆、思い思いになんとなくおすすめを紹介し、アドバイスしている。
例えば芋焼酎を散々飲んできて、これからウイスキーを飲んでみようと思っている”初心者”は、いきなりアイラモルトのクッサイクッサイ正露丸の塊のようなウイスキーでも問題なく飲めるでしょう。
同じように赤ワイン好きでマルベックのフルボディばかり飲んでいた人、ビール党で、ポーターやバーレイワイン好きな”初心者”など色々なパターンがあるのです。
なのでまずウイスキー初心者を定義します。
初心者の定義は超シンプルです。
ウイスキーの銘柄には詳しくないけれど、
『ウイスキー・ハイボールが飲めた人』
です。
この定義であれば、かなり広い範囲で初心者を括れるかと思います。
初心者の知りたい”おすすめウイスキー”ってなんだろう?
では、この定義を踏まえたうえで、ハイボールが飲めた初心者が知りたいウイスキーとは一体どんなものでしょうか?
①最初なのでそんなに値段が高くない銘柄(近場で手に入るならなお良い)
②多くの人がおすすめしているウイスキー銘柄
③初心者でも美味しいと感じることができるわかりやすい銘柄
④価格と味以外でもお得な要素があるかどうか
というのが主なニーズなのではないでしょうか。
オーツカは年間約30リットル、150種類~200種類くらいウイスキーを飲みますし、ウイスキー関連の書籍も多々読むので、色々な評価、評判、感想、レビューを客観的に見つつ、この①~④について考察していきます。
おすすめのウイスキーを考察
①最初なのでそんなに値段が高くない銘柄
初心者が最初に飲むウイスキーの値段ですが、まず多くの方が
『最初はそこそこ値の張るウイスキーを飲め』と言います。
これは1,000円のスピーカーを買うなら10,000円のスピーカーを買ったほうが結局損をしないで済むよと言っているわけです。
5,000円のコートより、50,000円のコートのほうが良い素材を使い、仕立てが良いのと同様に、ウイスキーも価格によって味のランクが明確に変わります。
地域によって異なりますが、BARなら一杯800円以上、ボトルで買うなら3,000円以上くらいでしょうか。
安物買いの銭失いとはよく言ったもので、この『そこそこ高いものを飲め』の意見には僕も賛成です。
角ハイボールが飲めるからといって、角をストレートで飲むと後悔するのでやめておきましょう。
あとは手に入れやすさは正義ですね。
試してみたいと思った時にすぐ手に取れるのはコンビニ、スーパーマーケットにあることが条件となるでしょうか。
②多くの人がおすすめしているウイスキー銘柄
では①の値段を踏まえた上で『初心者用』として必ず名前が挙がる銘柄は何かというと『グレンリベット』『マッカラン』『グレンフィディック』などの銘柄です。
3つともイギリススコットランドのスペイサイドというエリアで作られているシングルモルトウイスキーで、非常にスムーズで飲みやすいことで有名です。
初心者が嫌う消毒薬や燻製のような匂い、いわゆる『ピート香』が少なく、華やかな香りで、甘み辛みのバランスも秀逸、飲み飽きが少ない銘柄です。
世界的に売れているという実績もあり、相対的に評価が高く、おすすめ銘柄として名前が上がるのは当然と言えます。
どれもBARなどには必ず置いてある銘柄なので頼みやすいですし、お値段もスタンダードボトルは800円~1,200円程度。
しかし、いきなり初心者がBARに行くでしょうか?それにいきなり個性の強いシングルモルト。
オーツカ個人としては、飲みやすさを優先してブレンデッド・ウイスキーで評価の高いものをおすすめします。こちらは後述します。
③初心者でも美味しいと感じることができる
これは飲み方次第です。
焼酎やジンなどの蒸溜酒を飲みなれている人は、ストレートやロックで飲んでも問題ないでしょう。
しかし初心者はまず『ハイボール』でいきましょう。
ハイボールは度数の高いウイスキーのアルコールの刺々しさを緩和するだけでなく、食中酒として楽しめるので、とっつきやすいです。
どうしても『まずい!』と感じてしまう方はこちらの記事も参考にしてみてください。
④価格と味以外でもお得な要素があるかどうか
こちらはボトルのデザインが可愛かったり、BARで頼んでもかっこが付くなどの副次的なメリットを指します。
キッカケの項でも言いましたが、特に若い方には『かっこいいかどうか』は重要な評価軸です。
昨今はパッケージングやボトルデザインも評価の対象でしょう。かわいいラベルデザインのものやボトルが面白い形状のものはTwitterやInstagram映えしやすいですし、インテリアとしてお家にあっても素敵です。
あとは見栄の部分でしょうか。通ぶるのは気が引けるけれど、“多少は嗜んでいるよ”という雰囲気が出るブランドネーム。その”いい塩梅”が知りたいのだと思います。
山崎、白州などはメジャーですが、ちょっと老け込みすぎなイメージが若者にはあるようです。
総合して一番のおすすめは?
上記①~④を総合して答えを出すと現時点でオーツカ一番のおすすめは
フロム・ザ・バレル
NIKKA WHISKY FROM THE BARREL
ニッカウイスキーのフロム・ザ・バレルです。
初心者一発目には国産のブレンデッドウイスキーを選びました。
軽やかな口当たりは国産ならではだと思います。やはり日本人の口に合わせて作られているんでしょうね。
ブレンデッドウイスキーの理由
このフロム・ザ・バレルはブレンデッドと呼ばれるのウイスキーで、数種類のウイスキーをブレンドして作られています。
日本人の口に合うよう、スモーキーなフレーバーが抑えられ、バニラウエハースような香りと、クセがない口当たりの良さが魅力です。
ちなみに、山崎や白州などはシングル・モルトと呼ばれる種類で、ウイスキーを混ぜ合わせず一種類でボトリングされています。
そのため、個性が強く飲む人を選びます。
最初から個性が強いシングル・モルトウイスキーをセレクトするとウイスキーそのものを苦手となる可能性があるので、まずは飲みやすいブレンデッドをセレクトしました。
そして何より価格帯が安く、西友やサミット、ライフなど比較的多くのスーパーマーケットで取り扱われているという点が高評価です。
2015年9月まではこれが2,000円を切る値段で売られていたと思うと信じられません(現在は500円ほど値上がりしました)。
マリッジとハイプルーフ
フロム・ザ・バレルにはマリッジ(”結婚”や”融合”の意味)と呼ばれる手法が用いられており、ウイスキーの原酒をブレンドした後、さらにもう一度樽詰めし、数ヶ月ほど再貯蔵しています。
このようにウイスキーを寝かすことで、個性の違うウイスキー同士が融合し、熟年夫婦のように馴染み合うわけです。
次に特徴的なのはハイプルーフで仕上げているところ。プルーフとはウイスキーのアルコール度数を表す際に使われる単位です。
ハイプルーフとはつまり、通常のウイスキーよりはハイ↑な、プルーフ(度数)。アルコール度数が高いということです。
ほとんどのウイスキーは、ボトルに詰める前に割り水によってアルコール度数を40~45%程度に調整されるのですが、フロム・ザ・バレルは、割り水を最小限に留め、アルコール度数が「51.4%」と高めに設定されています。
このマリッジでの再貯蔵と、ハイプルーフでのボトリングというのは、2,000円代前半で買えるブレンデッドウイスキーにはあまり見られない傾向です。
50度以上で飲めるブレンデッドウイスキーは僕が知っている限りではフロム・ザ・バレルくらいだと思います。
その品質の高さとコスパがよいことは海外でも絶賛され、インターナショナルスピリッツチャレンジ2016では金賞を受賞しています。
国内インターネット上でも評価は高くAmazonや楽天、巨大掲示板などの口コミでFTBの相性で親しまれています。
様々な飲み方が楽しめる
50度以上と聞くと初心者の方は『えー!信じられないくらいのアルコール度数!』と思うでしょうが、これには利点ばかりです。
50度というボディの厚みから、水や炭酸で割ってもヘタレ無い(味が薄くならない)わけです。
ストレート、ロック、ハイボールはもちろん、ジンジャーエールやコーラなどで割ってもOKと色々な飲み方が可能です。
自分好みの薄さに調整できることも初心者には大きな魅力かと思います。
焼酎やワインを飲みなれている方には是非ロックをオススメします。
初心者の皆さんは無理せずハイボールから楽しんでください。
ストレートで飲む際はハチミツを舐めるようにゆっくりと飲んでください。
このように、フロム・ザ・バレルは低価格帯のウイスキーの枠を超えた作り方で、割っても水っぽくならないタフな飲みごたえと、繊細で濃厚な香りのハーモニーを実現しているのです。
ボトルデザインが秀逸
この四角ボトルデザインは、日本屈指のグラフィックデザイナーである佐藤卓氏(オーツカも大ファンです!)が手がけています。
佐藤卓さんがどんな作品を作ってきたかというと、明治の”おいしい牛乳”や、ロッテの”キシリトールガム”、家電では”プラスマイナスゼロ”、化粧品では”オルビス”のロゴなど、きっとみなさんも一度は目にしたことがある作品ばかりかと思います。
そんな佐藤さんが
『強くて濃いウイスキーが、どのようなボトルであるべきか。私は”小さな塊”にしたいと思った。濃いものは少ない量のほうが美味しそうである。』
というコンセプトの元、この首の短い四角い塊デザインが作られたのです。
視野角を計算されて作られたこのボトルはタイポグラフィも秀逸。字間を広く取ることによりラベル中央部分にリズム感のある間を生み出しています。
ホワイトスペースも十分に取ることで、コンパクトな琥珀色の物体に高級感をプラスしています。
以上、前述した①~④の条件をまんべんなく満たしていたフロム・ザ・バレルが初心者におすすめするウイスキーとして選出に至りました。
まずは自宅飲み、そしてバーに出かけよう
初心者の方がウイスキーを飲む際は一人、もしくは気が知れている仲間、数人とがよいでしょう。
心が落ち着く空間で飲むことが大切です。
飲み会の席で大勢の不特定多数に囲まれたり、BARなど不慣れな場所で緊張状態で飲むと、その場の雰囲気に飲まれてしまいやすいです。
ついつい飲みすぎてしまったり、味を忘れてしまうことが多々あります。
なので宅飲みを僕はオススメします(行きつけの居酒屋や、馴染みのBARがある場合はこれに限りません)。
その後、もっとウイスキーを知りたい!と思ったらバーに行き、バーテンダーさんに教えてもらいましょう!
ちなみに、フロム・ザ・バレルを選出するにあたってはかなり悩みました。
国産シングルグレーンウイスキーでは、若い層をを狙って2015年にリリースされた『知多』がありましたが、価格帯にやや問題あり。
イチローズモルトなどは入手が難しいので外しました。
唯一悩んだのはスコッチのブレンデッドウイスキー『シーバスリーガル・ミズナラ12年』です。
ジャパニーズオークと言われるミズナラの木。ウイスキーの多くはオーク樽で熟成されますが、このシーバスリーガルミズナラはミズナラ樽で熟成されています。
シトラスやオレンジの爽やかな香りと、ジンジャーキャンディのような味。
繊細で非常に口当たりがまろやか。上品でバランスの良い味わいはとても初心者向きと言えます。
限定生産品ではあるのですが、比較的多くのスーパーマーケットに置いてあり、ネット通販でも簡単に入手ができます。
フロム・ザ・バレル、シーバスリーガル・ミズナラ12年、どちらも良いウイスキーです。
これからウイスキーを飲み始める人は是非検討してみてくださいね。
番外編:初心者向け5000円の高価格帯ウイスキー
「ウイスキー飲み始めたいんだけど、5,000円くらいなら出せるよ!」っていうツワモノが結構多くいたので追記です。
『もっと高いボトルでもいいから美味しいのを教えてくれ!』と多くのユーザーさんからご意見いただきました。
5,000円以上ならシングルモルトを…といきたいところですが、それでもおすすめするのはブレンデッド・ウイスキーですね。
「ウイスキーづくりのカギはブレンド技術にある」と言われるほど、重要なブレンダーの仕事。
初めての方は、自分好みのウイスキーを追及する前に、ウイスキーとはどういうものなのかを知るべきと考えます。
そのためにも様々な「味」「香り」を内包したプロフェッショナルが造るブレンデッドウイスキーを飲むべきかと思います。
シーバスリーガル 18年
上記でも紹介したミズナラに数千円プラスすれば買えてしまう「シーバスリーガル18年」。
アルコールアタックは弱く、花、柑橘、ドライフルーツの香り、味は甘く、ぶどうやチョコレートのフレーバーが色濃く感じられます。
初心者でも思わず「いい香り」「これは旨い」と漏らす品質の高さを秘めています。
場合によっては初心者でもストレートで飲めます。りんごやナッツのような旨味が気に入ればキーモルトの「ストラスアイラ」を続いて飲むのもよいでしょう。
個人的にはマッカランやグレンリベットより前に飲んでほしい逸品ですね。
バランタイン 17年
フルーティーで飲みやすくはあるけれど、微かなスモーキーさも体験してみたいと思っている方にはこちらもおすすめ。
4つのキーモルトが絶妙に混じり合い幾重にも広がるハーモニーを奏でます。「スキャパ」が花のような軽やかな香りを与え、「ミルトンダフ」が味の骨格を担い、「グレンバーギ」は旨味、果実味を含ませ、「グレントファース」は繊細でスイートな後味を演出します。
初心者はやや大ぶりなワイングラスに静かに氷を入れ、ロックなどで楽しむのも香りが広がって楽しいと思います。
気に入ったら各キーモルトを飲んでいくのも良いですね。
これからウイスキーを飲まれるすべての人が幸せになるよう願っています。
もっともっとスコッチの銘柄が知りたいという方はプロと編集長が本気でスコッチの味をチャート化した記事をどうぞ。
フォアローゼズブラック
ジャパニーズ、スコッチ以外にもビギナー向けのものが知りたいという方へアメリカンウイスキーをご紹介しておきましょう。
トウモロコシが原材料の甘くまろやかなアメリカンウイスキー(有名なのはバーボンウイスキー)。
初心者やにも飲みやすいです。
オーツカがおすすめするのはフォアローゼズです。
アメリカのジョージア州出身のポール・ジョーンズJr.によって作られたフォアローゼズ蒸溜所。現在は日本のキリンビールが所有しています。
洋ナシやプラムを思わせる熟した果実香が初心者にも好まれ、ハイボールにしてもとても軽やかに、甘やかに飲めるボトルです。
黄色ラベルの「イエロー」であればスーパーマーケットやコンビニにも売っているので見かけた方は多いと思います。
その上位版にあたるのがこの「ブラック」。
ちょっとお金を出してブラックを買ったほうが断然よいでしょう。違いは歴然です。
ブラックは樽の熟成年数が通常版のイエローよりも長く、深み、ビターさが増しています。お家飲みにも最適と、各方面からの評価も高い一本です。
ちなみに、フォアローゼズ=「フォア=4つ」「ローゼズ=バラの花々」の名前の由来は、創業者ジョーンズが恋をした女性にプロポーズし、答えがイエスなら次の舞踏会に薔薇のコサージュをつけていくという返事をし、その女性は4輪の真紅の薔薇を胸に飾って現れたという伝説からつけられています。
もっともっとバーボンの銘柄が知りたいという方はプロと編集長がとことんバーボンの味をチャート化した記事をどうぞ。
初心者向けスペシャルウイスキーセット 3種
多くのウイスキービギナーの方がこの記事を訪れ、上記でおすすめしているウイスキーを試していただいています。
しかし『もっと初心者の方へおすすめできるウイスキーのハードルを下げたい』
という想いから、色々なスコッチを少しずつ飲めるスペシャルセットをご用意しました。
ウイスキー初心者の方には
- どのウイスキーを飲んでいいかわからない
- ボトル一本買って、飲み切れなかったらどうしよう
という「失敗」が怖くて購入にいたらない人が多いということがわかりました。
ちょびっとずつおすすめを試して、一人一人の「これスキ!」を見つけるお手伝いをしたいと思います。
これを試していただければ、ウイスキーの産地・原料・製法による味の違いや個性をしっかりわかってもらえるセットになっていると自負しています。
ぜひこの機会に試してみてくださいね。
ウイスキー初心者おすすめセット①
ウイスキー初心者の方にまずはじめに飲んでみてもらいたい5ピースのスターターセット。
その名も「ウイスキー初心者おすすめセット」です。
ビギナーにも産地・原料・製法による味の違いが分かりやすく、それぞれキャラクターの異なるおすすめのウイスキーをセレクトしました。
何を選べばよいかわからない方は、まずはここからお楽しみください!
- インバーハウス グリーンプレイド (40度)
- エンシェントクラン (40度)
- ヘブンヒル (40度)
ウイスキー初心者おすすめセット②
初心者セットを経験したあなたには、産地・原料・製法による味の違いが分かりやすい、それぞれキャラクターの異なる美味しいウイスキーをセレクトした「ウイスキー初心者おすすめセット②」を飲んでみてください。
こちらはご自分の「好み」を掴みきれずにいるビギナー様に、ウイスキーの「幅広さ」をご案内するスターターメニューの第二弾となります。
このセットを飲めばウイスキーのちょっと深いところまで突っ込むことができるラインナップとなっております。
100mlでじっくり味わうのがおすすめです。
- ハイランドクィーン シェリーカスクフィニッシュ (40度)
- グレングラント アルボラリス (40度)
- ジェントルマンジャック (40度)
ウイスキー初心者おすすめセット③
脱初心者を目指してきた「ウイスキーおすすめセットの第三弾」。
①と②ではご紹介できなかったタイプのウイスキーの魅力をお伝えいたします。
- フィンラガン オリジナルピーティー (40度)
- ウォータープルーフ (45.8度)
- ブレット ライ (45度)
さらにウイスキーを極めたいと思っている方はこちらの「ウイスキーフローチャート」を利用して、あなたにぴったりでおいしい、最高のウイスキーを見つけてください!
参考になりました。ウイスキー初心者なのですか、今ハマっているニッカカフェモルトは、ヴァニラの匂いに柔らかなあたり大好きです。ロックでハチミツ入れる呑むと最高
ニッカのカフェモルトもカフェスチル特有のクリーミーでふわりとした麦芽の甘さや香ばしさがおいしいですよね。
ハチミツ入りは試したことないです!
やってみます~。