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ウイスキーグラスレビュー/1920sプロフェッショナル ブレンダーズグラス 225ccの感想・評価・評判

1920sプロフェッショナル ブレンダーズグラス 225cc




たまねぎのようなユニークなフォルムを持つ珍しいウイスキーテイスティンググラスです。

1920年代にブレンダーが使用していた古いウイスキーグラスを現代に再現したというふれこみのグラス。

とてもヘンテコな形をしているので、どんなポテンシャルを持っているのか試すのが楽しみな一脚です。

ちなみにこのグラス、日本では「ウイスキーエクスチェンジとオールドボトル専門家のアンガス・マクレイルド氏が共同開発した」としか情報がないのですが、実際にはエリクサーディスティラリーがつくっているグラスです。

エリクサーディスティラリーといえば、スペシャリティ・ドリンクス社のボトラーズ部門でもあります。

エリクサーディスティラリーブランド紹介

エリクサーディスティラリーのロゴ

スペシャリティ・ドリンクス社はロンドン随一と言われる酒類販売会社「ザ・ウイスキー・エクスチェンジ」を店舗部門として抱えています。

その同系列にあるボトラーズ部門が「エリクサーディスティラリー」です。

スキンダー&ラジ・シン兄弟によって設立された魅力的なウイスキーを輩出するブランドで、ウイスキーのボトラーズをよく嗜む人であればよく知っているエレメンツ・オブ・アイラ、ポートアスケイグ、ザ・ウイスキートレイルなどをリリースしています。

アンガス・マクレイルド(マクレード)

アンガス・マクレイルド

オールドボトルの専門家と称されるエジンバラ在住の作家、コンサルタント。ウイスキーライター。

ウイスキー蒸溜所公式サイトや関連サイト、他にも出版物への寄稿を行っているようです。

ウイスキーエクスチェンジが主催する英国の人気ウイスキーフェスティバル「WHISKY SHOW」の共同創立者としても活躍しています。

アンガス氏のTwitterはこちら。

ウイスキースポンジというブログも書いています。https://whiskysponge.com/

まさにウイスキー愛飲家がつくったグラスといった感じですね。

製品のスペックと特長

リム

1920sプロフェッショナル ブレンダーズグラス 225ccのリム

ボウル部分が巨大なので口径がかなり狭く感じる。

いや、口径も狭くはある。

実際に口径幅は39mmしかないので、ドリンクを口に含む際に、上唇と鼻を同時にカバーすることは難しい。

飲む際には反対側のリムが鼻の穴に触れるので、嗅ぐ、飲むを明確に分けるスピリッツグラスのようなタイプ。

リムはまっすぐなのだが、ボウルの曲面が飲み口ギリギリまで迫っているので、唇が触れるとすこし「かえし」があるように錯覚する。

ボウル

1920sプロフェッショナル ブレンダーズグラス 225ccのボウル

特筆すべきはこの球体のボウル。

ステムも長いのでこぼれることを気にせず遠心力の伝わる限りガンガン回せます。

ワイングラスにも負けないグレートスワリング!

沸き立つようなアロマと燃え盛るようなアルコール揮発を体感できます。

そして、、、、、、洗いにくいっ!

ステム&プレート

1920sプロフェッショナル ブレンダーズグラス 225ccのステムとプレート

まるでビードロを逆さまにしたような形。

頭でっかちなボウルを支えるステムはかなり細く細い。

その代わりプレートは大きく、ボウル最大径と同じだけの幅がある。

しかし不安定感をカバーしきれているとはいえない。

スペック/商品仕様

高さ 187mm
口径 39mm
底面積 73mm
最大径 73mm
重量 145g
容量 225ml(約7.6oz)

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どんなウイスキーに向いているか

1920sプロフェッショナル ブレンダーズグラス 225cc

爆発的なスワリングが可能な大型テイスティンググラスです。

さすがオールドボトル専門家監修。
香りが閉じてしまっているものや脆くなっているもの、アルコール度数が下がってきてしまっているものなど、数々のオールド品を経験なさっているのでしょう。

たしかに香りの線が非常に細く、フレーバーが捉えにくいウイスキーには向いています。

あとはヒネ香や埃っぽい臭いも急激にスワリングすれば吹っ飛ばせます。

ただやりすぎるとスパイシーさが取れなくなり、甘くてもったりした口当たりに。

逆に向かないものは木質感のあるウイスキー、ゴリゴリのシェリー樽熟成のもの。50度を超えるハイプルーフのもの。バーボンもあまりおすすめしません。

こいつでスワリングするとトップノートが強くなり、アルコールの匂いばかり拾ってしまいます。

洗いにくいですし、ハッキリ言って上級者向けのグラスです。

でも一家に一脚はあってよいと思います。ボトルを集めていたらきっと使いたい日は来る。

オールドボトルを扱うBarには3脚くらいあってもいいですね。

オーツカ
ピークを過ぎて死にかけの古酒も、こいつで回転させれば一瞬だけキラメキを取り戻せるかも。

ちなみに個人で様々なテイスティンググラスが入るケースをつくっている方がfacebookにいます。

もちろんこの1920sプロフェッショナル ブレンダーズグラスも入るよ。

形状が面白いので見てみてね。

Meet Justin – the ultimate portable case for your precious tasting glass.Coming soon. Stay tuned.#whisky #whiskey…

Just Ordinaryさんの投稿 2019年9月19日木曜日

こんなウイスキーが飲みたい!

ボウモア 18年

ボウモア 18年

ボウモアのフラッグシップライン。

12年と比べるとアルコールアタックはソフトで、シェリー樽由来の甘みが際立ちます。

やや赤みがかった美しいブラウンカラーをしており、香りはスモーキーでありながらクリーミー、完熟フルーツのような爽やかさも有します。

味わいもスモーキーさが先にきて、後からドライフルーツ、ビターチョコが追いかけます。

ウッディな樽香は強すぎず心地よい余韻が長く続く贅沢な逸品です。

ドライフルーツ入りのチョコレートなど、ややビターなスイーツをおつまみに飲むのもおいしいです。

グラスを手に入れたら合わせて買いたい「グラスクロス」をレビューしました!

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2020年2月19日

クリスタルガラス専用の布巾でミクロのゴミや、ケバはもちろん、油性の汚れや指紋跡も残しません。

洗い方や拭き方で気をつけたほうがいいポイントも書いています。

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ABOUTこの記事をかいた人

オーツカ

ウイスキーをもっと身近に感じてほしい。小難しいウイスキーの世界を分解して、わかりやすく整理する「ウイスキーオーガナイザー」です。 まだあまりウイスキーを知らない人がウイスキーを好きになる「きっかけづくり」をできればと思っています。 日本最大級のウイスキーメディアBARRELを企画、運営、編集及びカメラマン、さらには執筆もしています。