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エヴァン・ウィリアムスの味やおすすめの種類や銘柄、おいしい飲み方をご紹介

エヴァンウィリアムス23年




エヴァン・ウィリアムスの概要

エヴァン・ウィリアムスはアメリカケンタッキー州で作られているバーボンウイスキーです。

長きにわたり販売され続けている老舗ブランドのひとつで、アメリカでは非常に人気があります。

日本ではあまり浸透していませんが、なんと世界No.2の販売量を誇るバーボンウイスキー(ちなみに1位はジムビーム)なのです。

ベーシックなブラックラベルをはじめ、シングルバレルや23年の評価は高く、ウイスキー初心者から上級者まで万人に好かれています。

「エヴァン・ウィリアムス」はバーボンの始祖の名前がそのまま大胆に付けられました。

製造はヘヴンヒル蒸溜所、販売をバカルディ社が行なっています。

エヴァン・ウィリアムスの発祥と製造場所の紹介

ヘブンヒル蒸溜所

エヴァン・ウィリアムスがつくられているヘヴンヒル蒸溜所は、ケンタッキー州で二番目に古い街であるバーズタウンにありました。

しかし1996年に落雷により蒸溜所が火災に遭い、現在は買収したバーンハイム蒸溜所を立て替えて、製造しています。

ヘヴンヒル(ヘブンヒル)・バーンハイム蒸溜所はアメリカでも1位、2位の生産量を争うほど巨大な蒸溜所で、扱うブランドは200種類以上もあります。

したがって、エヴァン・ウィリアムス12年でも

現行品→ヘブンヒル・バーンハイム蒸溜所

旧ボトル→バーズタウンの旧ヘヴンヒル蒸溜所

という2パターンが存在し、旧ボトルはバーズタウン時代のものがまだまだ流通しています。

手に入るのであれば、新・旧ボトルを飲み比べしてみるのも面白そうですね。

エヴァン・ウィリアムスの歴史

エヴァン・ウィリアムスはアメリカがまだ開拓初期の時代だった1783年に、ケンタッキー州ルイビルで石灰岩(ライムストーン)から湧き出る水を利用して、とうもろこしを原料に初めてバーボンを作ったとされている人物です。

そのため彼のことを「バーボンの始祖」と呼ぶ人もいます。

バーボンの始祖は「エライジャクレイグ牧師」、という認識が一般的なのですが、これは彼の作ったバーボンが現在のバーボンの原料比率と近かったためといわれています。

現在のバーボンの製法は法律で決められています。
したがってクレイグ牧師よりも前にバーボン…というかウイスキー(のようなもの)を作ったエヴァン・ウィリアムスが真の始祖…とも考えられるわけです。

アメリカンウイスキーの先人といえば間違いないでしょうか。

これについてはっきりとした文献や記述が残っていないので、本当のところは現在も謎のまま。

しかしそのエヴァン・ウィリアムスの功績を称えて、エヴァン・ウィリアムスの全ボトル(全種類)のラベルには“SINCE 1783”という文字が記されています。

現在、エヴァン・ウィリアムスが作られている蒸溜所はケンタッキー州二番目に古い街、バーズタウンにある「ヘヴンヒル蒸溜所」。

創立は1889年。

ここではエヴァン・ウィリアムスの他、蒸溜所の名を冠した「ヘヴンヒル」が主力ブランドとして製造されています。

ちなみにヘヴンヒルはライトな味わい、エヴァン・ウィリアムスはヘヴィな味わいが特徴とされています。

ヘヴンヒル蒸溜所は、大規模な生産を行う蒸溜所で、エヴァン・ウィリアムスの他に

  • エライジャクレイグ
  • ヘンリーマッケンナ (現在はフォアローゼズ蒸溜所)
  • ジョンハミルトン
  • オールドフィッツジェラルド
  • J.W.ダント
  • J.T.S.ブラウン

など名だたるブランドがつくられています。

その他にも現在200近いブランドがここで作られています。

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エヴァン・ウィリアムスの製法(作り方)

エヴァン・ウィリアムスがつくられる、ヘヴンヒル蒸溜所で生産されているバーボンの多くが、原料のうちコーンを78%使用します。

厳選した原料を使い、発酵・蒸溜・ボトリングにいたるまでの独自の技術が活かされています。

特徴的なのはヘヴンヒルではオールドクロウと同じ「サワーマッシュ」という製法が取り入れられている点です。

サワーマッシュを行うことにより糖化条件がよくなり、もろみに酸味が増し、スピリッツ全体の香味が増すといわれています。

でき上がった原酒はチャコールフィルターを使ってろ過されています。

熟成に使われているのはもちろんアメリカン・ホワイトオークの新樽。

スタンダード品のブラックラベルは5〜8年熟成したものがボトリングされます。

エヴァン・ウィリアムスのラインナップ

エヴァン・ウィリアムス ブラックラベル

エヴァンウィリアムス ブラックラベル

こちらがエヴァン・ウィリアムスのスタンダードボトル。

以前までは7年の表記がありました。

通常バーボンブランドのスタンダードといえば3~4年の熟成期間が一般的ですが、エヴァン・ウィリアムスは5〜8年の原酒が使われています。

サワーマッシュ製法特有のすっきりした味わいと、豊かな風味が特徴的なボトル。

香りはバナナ、洋梨、樽由来のスパイシーさも感じられます。

味わいはフルーティでバナナ・メロンなどのフレッシュフルーツ、木酢、若干のエステリー、後半にミントの爽やかな香りが訪れます。

エヴァン・ウィリアムス 12年

エヴァンウィリアムス 12年

スタンダードからさらに熟成期間を12年に伸ばした原酒を使用したもの。

伝統的な101プルーフ(50.5度)で瓶詰めされていてヘヴィでパンチの効いた味わいが特徴的です。

温暖な気候のケンタッキー州では冷涼なスコットランドよりも熟成が早く進むため、ケンタッキーでの12年はスコッチでいう18年に匹敵するようなタイムラグがあるそうです。

香りは熟したメロン、接着剤、バニラビーンズ、カラメルソース。

味わいは香り同様、こってりとした強い甘みをまとってドドっと押し寄せます。

後からミント、シナモンなどのスパイスがきて後半にオークの深い香りが余韻で残ります。

バーボンが苦手な人にもお勧めできる初心者に進められるほど甘みが強く非常に飲みやすいボトルです。

エヴァン・ウィリアムス 1783

エヴァンウィリアムス 1783

No10 brandの表記があるプレミアム品。

エヴァン・ウィリアムス氏がケンタッキーに蒸留所を開いた1783年にちなんで名づけられました。

伝統的な製法とレシピから造られたバーボンを厳選し、少数の樽からブレンドしたスモールバッチバーボン。

口当たりは滑らかで上品。香りはメロン、バナナ、溶剤。

スタンダードのブラックラベルに比べると甘さ控えめで洗練されたイメージがあります。

水割りなどでもよく伸び、しみじみうまい割安なバーボンウイスキーです。

エヴァン・ウィリアムス シングルバレル

エヴァンウィリアムス シングルバレル

こちらは樽同士のブレンドを行わず単一の樽から取り出した原酒をボトリングしたもの。

加水は行われており、43度に調整されています。

ヴィンテージの表記はもちろん、樽詰め日も記載されているバーボンでは珍しいタイプのラインナップです。

ウィスキー・ジャーナル誌のウィスキー・オブ・ザ・イヤーをなんと3年連続で獲得した世界的に評価の高いボトルです。

香りはバナナ、パイナップル、ハニーチョコ、トフィ。

口に含むと濃厚な香りがブワッとひらきフルーティなバナナ、マスクメロン、後にキャラメル、バニラビーンズといった洋菓子系の甘みが訪れます。

後半は木酢の酸味とビター、オーク材の長い余韻を楽しめます。

エヴァン・ウィリアムス 23年

エヴァンウィリアムス23年

23年という長い期間をかけて熟成を行なった最長熟・最高級のエヴァン・ウィリアムスです。

一般的なバーボン蒸溜所では23年という長い期間、原酒の美味しさを保つことが難しく、こういった長熟ものはあまり出回っていません。

しかししっかりとした管理下のもと、エヴァン・ウィリアムスはオーク樽で23年超長期熟成し、見事な味わいを造り上げています。

濃縮されたキャラメルやバニラ、ドライバナナの芳醇な香り。

口に含むと口内にしなやかなナッツの風味が広がります。

プラム、ブラックベリーなどのダークフルーツ、クリーミーなオレンジの皮、カラメルの濃厚な甘み、キウイの酸味。

オレンジの皮やアールグレイティーのニュアンス、クローブのスパイシーなフレーバー。

ブラックラベル、12年、1783などとは、明らかに別物。そのボディ、旨みは「リッチ」の一言に尽きます。

終売となっていますので、バーなどで見かけた際にはぜひお試しください。
ちなみに、ラベルは1980年代後半から何種類か変化しており、90年代あたりの流通品は相当な高値になっています。

番外:エヴァン・ウィリアムス ハニーリザーヴ

エヴァン・ウィリアムス ハニーリザーヴ

全米で人気を博しているエヴァン・ウィリアムスにハチミツの味わいを加えたフレーバードウイスキーです。

ハニーリキュールなのでハチミツで風味付けされています。

甘いハチミツとバニラの香り、シトラスフルーツのアロマ。バーボンらしい樽香はうっすらと、シロップの甘みが全体を支配します。

ロックやソーダ割、バニラアイスにかけて楽しむのもいいでしょう。

エヴァン・ウィリアムスのおすすめの飲み方

オーツカ
では最後に編集部のオーツカがおすすめの飲み方をまとめます

リッチでパワフル、ドライで飲みごたえもあるバーボンといえばエヴァン・ウィリアムスというイメージでした。

最近はちょっと軽めになったかな~と思います。時代がライトな味わいを求めているのですかね。

おすすめの飲み方はシンプルにロック、もしくはダブルの量が入るショットグラスなどにナミナミ注いでいただきましょう。

背の低いショットグラスの香り立ちはリッチなバーボンにおすすめ。

テイスティンググラスとは飲み口がガラリと変わり骨太なダイレクトアタックが楽しめます。

ブラックラベルは氷が溶けると非常に水っぽくなるので、ロックで飲むなら12年以上がいいかなぁと思います。

1996年に火災消失しているわけですが、これ以前に作られた原酒は一飲の価値あり。

たしかこの頃は8年、12年、15年、23年というラインナップでしたので、バーやオークションではまだ見かけるかもしれません。
赤メタリックラベルの15年は当時とてもリーズナブルで美味しかった印象があります。

ちなみに23年はハイプルーフバーボンの中でも最長熟品のひとつ。

特に1960年代のシリーズは余韻が異常なくらい長く、まるでいつまで沈むことのない夕日のような力強い味わいです。

もしも飲む機会があればこちらもぜひ。

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