バターを生かした噂のスイーツ『バターバトラー』とウイスキーのマリアージュ

バターバトラーとバーボンとスコッチシングル・モルトウイスキー

どうも、オーツカです。
元々甘いものはあまり得意ではなかったのですが、BARRELを執筆し始めてからよく買うようになりました。
本日はJR新宿駅のNEWoManで発見したバターを使った人気スイーツ『バターバトラー』とウイスキーを合わせてみようと思います。

バターバトラーとは

バターバトラーのロゴ

出典:https://butterbutler.jp/

出典:https://butterbutler.jp/

日本国内はもとより、世界中から厳選したバターを使用し、バターが持つ個性や風味を最大限に引き出した、バターが主役のスイーツです。
ちなみに『バターバトラー』の『バトラー』は戦う者の意味ではなく『執事』という意味。
ブランドロゴもくちひげ丸メガネのジェントルな老執事がデザインされており、パッケージには
『ご主人様。こちら、バターが主役のお菓子でございます。』と、いかにも執事な感じを醸し出してきます。
さらに
『いつもはコクや香りを引き出したり、サクサクの食感を演出したり、陰ながら洋菓子のおいしさを支えている脇役のバターでございますが、この度はバターを主役に据えてお作り致しました。当家のパティシエの自信作を、是非ご賞味くださいませ。』と続きます。
当家…。さらにパティシエを雇っているようでね…。こりゃあ、かなり歴史と伝統のある家にお仕えする執事ですね。
今までに味わった事の無いようなプレミアム感の高いスイーツを提供する新ブランドと銘打たれるだけあって、価格もそこそこプレミアムです。

購入したのはこちら、バターフィナンシェ。

バターバトラーのバターフィナンシェ

最もプレーンな商品を購入させていただきました。税込み864円也。
このバターフィナンシェですが、スイス産の発酵バターとフランス産のゲランド塩を使っています。
ゲランド塩はフランスは西海岸、ブルターニュ地方で塩職人がそれこそ手塩にかけて作るミネラル豊富なお塩。1kgで1,000円くらいします。
オーツカが普段使っている塩は1kgで100円もしないのでこいつぁやばいですね。

かじってみると表面はやや固い食感。
外はカリカリ、中はふわふわというやつですね。まぁ、カリカリほど固くはないですが。。。。
確かに売りにしているだけあってバターの存在感は強く、香りも味もしっかりバターです。
フィナンシェの特有のアーモンドの香り、メープルシロップの香りも強く、生地はしっとりとしていて、ウイスキーには合いそうです。

ではペアリングしてみましょう!

今回合わせたのは、バーボン2種類とスコッチ(シングル・モルト)2種類です。

ベイカーズ7年

ベイカーズ7年とバターバトラー

バーボンにはバニラやキャラメルの香りがあり、ナッツや木の風味が強いものが多いので、まぁ合うだろうと思っていましたが、こいつぁダメだ!
ベイカーズを開栓してしばらく経っていたので、飲まねばと思いチョイスしたという理由もあったのですが、ちょっとパンチが強すぎますね。
107プルーフ(アルコール度数53.5%)のフルボディは伊達じゃない。コクが強くフィナンシェの味を完全に壊してしまいました。
まさにバターをバトラー、いやジェノサイドしましたね!

ダルモア15年

ダルモア15年とバターバトラー

よくオレンジマーマレードやレモン、ライムなどのフレーバーで例えられるダルモアですが、もうこれだけは言わせてもらいます。
ダルモア、マジ、干しぶどう。
もう本っっ当にドライレーズンの味しかしません、こいつは。
そして僕はドライレーズンが若干ニガテ。なので、ストレートで飲むのをためらっていたダルモア氏なのですが、ここにきてまさかの煌めきを見せます。
だってフィナンシェと干しぶどうですよ。
ラムレーズンのフィナンシェとか、レーズンバターとか、レーズンと相性の良い洋菓子は幾らでもあるんです。
というわけで、当然合います。すごくすごく合う。合いすぎてバターバトラーのセット商品なのかと思いました。
奇跡のマリアージュですね。

他にも以前に書いたローラズカップケーキやプリンの記事で評価が高かったふたつも試してみました。

ウッドフォードリザーブとオーヘントッシャンスリーウッドをバターバトラーと合わしてみた

ウッドフォードリザーブ

ローラズカップケーキとの食べ合わせでは素敵な姉妹愛を披露してくれたウッドフォードリザーブですが、こちらもベイカーズと同様、口に含んだ際に若干の苦味を感じますね。なんだろう、フィナンシェとバーボン合わないなぁ。
ただ、三回蒸留のため後味や食べた後のヌケ感は悪くないです。

オーヘントッシャンスリーウッド

プリンの記事では木片を散りばめたクリームブリュレ的な演出をブチかましてくれたオーヘントッシャン。
バターバトラーとの組み合わせでも、フィナンシェの邪魔をしない、控えめではありますが志は高く、しっかりと主役をサポートする、昭和の妻的佇まいを見せてくれました。ただ、飲みくちは軽く、ダルモアほどのマリアージュ感はありませんでした。

まとめ

今回のフードペアリングではスコッチウイスキーが完全に優勢でした。
スコッチのほうが合うというよりも、バーボンはあまり焼き菓子(フィナンシェ)には向かないかなぁという感想です。
バーボン特有の風味や苦味、アルコールのアタックがフィナンシェの繊細な味を壊してしまうんでしょうね。
焼き菓子はダルモアやアベラワー(カスクタイプのアブーナ)などのシングル・モルトがいいんじゃないでしょうか。
ドライフルーツやレーズン感の強いウイスキーがマッチすると思います。
マイナーなところだとロイヤルブラックラ、国産のブレンデッドなら響の超熟物とかもレーズンっぽいような味がしたと思います。

お菓子とウイスキーのマリアージュは、ストーリーもビジュアルも味も本当に奥が深くて楽しいですわぃ!

ABOUTこの記事をかいた人

オーツカ

ウイスキーをもっと身近に感じてほしい。小難しいウイスキーの世界を分解して、わかりやすく整理する「ウイスキーオーガナイザー」です。 まだあまりウイスキーを知らない人がウイスキーを好きになる「きっかけづくり」をできればと思っています。 日本最大級のウイスキーメディアBARRELを企画、運営、編集及びカメラマン、さらには執筆もしています。

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