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ウイスキーの銘柄を知らなくても困らない!魔法の言葉「ボディ」って?/ライト~フルボディまでの銘柄紹介

壁一面のお酒

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ウイスキー好きな女子の人口は増えつつありますが、まだまだ一見さんには厳しいイメージのあるウイスキー。
調べてみようと思ったら、ここの蒸溜所は製法がなんたら、樽の種類がかんたら、なんて専門的な知識が大量に出てきて、初心者にはちょっとハードルが高かったりもしますよね。
今回はそんなビギナーズに心強い、お店で使えるボディの表現についてです。

ウイスキーのボディとは?

ウイスキーのボディは大きく三種類

ワインが好きな方なら、もしかしたらピンとくるのではないでしょうか。ボディとは、ウイスキーの味わいの全体的な印象を指す便利な言葉です。コク、深み、まろやかさ、そういった個々の要素が合わさって舌の上に広がる、総合的なテイストのことですね。すごく乱暴な話をすると、たとえばスムージーを飲んで「バナナを使っているから甘めだけど、アサイーの酸味が合わさりさっぱりしてる。豆乳が全体をうまくまとめていて、まろやかで飲みやすい」という感想だったら、「まろやかで飲みやすい」という部分がボディに当たります。
それでは、タイプ別にボディの内容を見ていきましょう。

タイプを表す3種類のボディ

三杯のグラス

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ライトボディ

飲み口が軽く、軽快ですっきりと楽しめる味わいのこと。強い主張はありませんが、飲み方次第でサラリと食中酒にもなる、初心者には入りやすいタイプです。

ミディアムボディ

ほどよいコクと香りで、ライトでは物足りないけれどフルボディでは強すぎるという時に選びたいテイスト。バランスの良さからオールマイティに活躍し、幅広い層に受けのいいタイプです。

フルボディ

濃厚で芳醇なコクがあり、香り高い「これぞウイスキー」と言うような重厚な味わいを指します。ライトとミディアムは料理のエスコートもこなしますが、フルボディは貫禄があり、食後酒に最適です。一口の充実感が高い分、しっかり腰を据えて楽しんでいただきたタイプです。

ボディの軽重はざっくりと「主張の強さ」と覚えておくと、解りやすいかもしれません。
ただ、ひとつだけ注意して頂きたいのは「アルコールの強さ=ボディの強さ」ではないということ。
水割りだからボディが薄くなった、という使い方はしません。あくまでも、ウイスキーそのものの持つ味わいの奥行きを表すのがボディという言葉なのです。

ボディ別・ブレンデッドウイスキー6選

リーズナブルでボディがよくわかるブレンデッドウイスキー

ボディの違いは説明した通りですが、実際に舌で感じてみたい!という方のために、価格がお手頃なウイスキーから2本ずつご紹介しましょう。
初心者の方に向けリーズナブルな金額のものをご紹介したいのでブレンデッドウイスキーの中からご紹介します。

ライトボディなブレンデッドウイスキー

カティサークEC
濃い山吹色のラベルが印象的なカティサーク。スムースな口当たりで、驚くほど淡麗です。好き嫌いの分かれるスモーキーさもなく、フルーティな香りでくせがありません。ウイスキーが苦手な人にも勧められる、軽やかな飲み口です。ハイボールでどうぞ。

グランツファミリーリザーブ
モルトのふくよかな香りにかすかな辛味が舌をくすぐる、輪郭のしっかりした味わい。非常に均整のとれた、そつのない優等生のようなボトルです。

ミディアムボディなブレンデッドウイスキー

ホワイトホースファインオールド
若い割にとろりとしたまろやかさが持ち味。華やかなフレーバーの中にもピート香が楽しめます。そういう意味ではやや人を選びますが、おおむねくせのない一本です。(古いボトルはアイラモルトのラガヴーリンがキーモルトでしたのでピート香が強めです)

バランタインファイネスト
世界第二位の販売量を誇るスコッチウイスキーの代表格。40種類以上のモルト原酒を巧みにブレンドし、蜂蜜のような芳香でありながら甘ったるくなく、クリーミーな舌触りながらキレのいい後味が特徴。実は筆者のイチオシでもあります。コストパフォーマンスの良さでは、他の追随を許しません。

フルボディなブレンデッドウイスキー

オールドパー 12年
まろやかな味わいと長い余韻が特徴で食後にはぴったりのボトルです。オールドパーの名前の由来は152歳以上生きたとされる、円熟と知性を象徴する伝説の人物トーマス・パーにちなんでと言われています。円熟味を感じさせるボトルデザインもゆったりとした懐深さを感じさせますね。

ワイルドターキー8年
アリゲーターチャーNo.4と呼ばれる極度に焦がしたホワイトオーク樽を使用することにより濃厚なバニラ香を放ちます。甘く強いコク、そしてスパイシーな切れが持ち味。食後酒としても最適で非常にリッチなボディを感じられます。

ボディの厚みが増すとどうしても価格帯が上がってしまうのがネックです。
ウイスキーのコク・深みとはすなわち熟成された年月。上手に寝かせられた樽は、当然それだけ価値が出てしまうのです。
ライト~ミディアムボディのものを食事と合わせて楽しみ、熟成年数の高いフルボディのウイスキーを、食後に少量だけゆったりと飲むというのがウイスキーの嗜み方といえるかもしれません。

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「知らない」ことは出会いの始まり

ウイスキー女子がオーダーしやすい世界を

ウイスキーに限らず、何事にも初めての時はあるもの。大人になると、子供の時よりも知らないと思われることが恥ずかしかったりします。ですが、澄ました顔で冒険を避けるよりも、アクティブにチャレンジした方が世界が広がると思いませんか?
それがバーであれば、尚更です。せっかくお酒のプロが目の前にいるんですから、「ライトボディで華やかなものを」「ミディアムボディで口当たりのいいものを」なんてリクエストをしてみて、知らなかった銘柄のウイスキーと出会ってみるのも楽しいのではないでしょうか。気取っているようで恥ずかしければ、もっとふんわりと「ボディが薄め/厚め(ライト/フル)のものでおすすめはありますか?」なんて訊くのもアリ。ちょっと訊きづらくても大丈夫。好きが高じてプロになった方は、案外教えたがりが多かったりするものですよ。
そんなささやかな挑戦が、あなたに素敵なひとときをもたらしますように。




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ABOUTこの記事をかいた人

桐野

美味しいお酒とごはんと本があれば幸せなよく眠るアラサー。 甘いお酒しか飲めなかったはずなのに、気付けばウィスキーを愛していました。モットーは「お酒の好みが合う人とは仲良くなれる」。