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バランタインファイネストをフカボリ!/味・飲み方・評価評判・オールドボトル

バランタインファイネストをフカボリ!/味・飲み方・評価評判・オールドボトル

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オーツカ
今回は「バランタイン」のスタンダードボトル、「バラファイ」の名称でもおなじみのバランタインファイネストを深掘りしていきます。なお、バランタインについて詳しく知りたい方はこちら

バランタインファイネストの味わいについて

香り

はちみつ、プラム、バニラの香りに加え、アルコール臭を感じます。加水するとモルティーでオイリー、少しスモーキーな印象です。

味わい

ミディアムボディでスムースな口当たりです。原酒の若さが目立ち、比較的ドライでさっぱりしている印象で、やや尖ったようにも感じます。
余韻はショート。儚いです。

総評

スピリッツ感があり、ウイスキーらしい円熟感はありません。
ストレートでもバランスは悪くありませんが、香りのバリエーションは少なく、余韻は短めです。飲み続けるのはちょっと辛いかもしれません。

ファイネストは加水したほうが香りがひらき、味わいも優しくなります。
ハイボールや水割りなどではすっきりと飲むことができ、食事中に適した個性を持っています。

ウイスキービギナーからベテランまで、全ての人に割って飲むことをおすすめしたいです。

バランタイン・ファイネスト

バランタインファイネストに使われている原酒(キーモルトについて)

いわゆる「バラインタインの魔法の7柱」となるキーモルト(スキャパ、オールドプルトニー、バルブレア、グレンカダム、グレンバーギ、ミルトンダフ、アードベッグ)をはじめ、隠し味的なモルトとしてロングモーン(スペイサイド)が重要な役割を果たしています。

実は17年よりも多くの原酒が使われており、57種類以上のモルト原酒と、4種類のグレーン原酒がブレンドされています(ブレンドされているモルトの数は変動あり)。

また、ファイネストに使われているモルト原酒はほぼ全て、アメリカンオークの樽で熟成させたものを使用しています。

バランタインファイネストのおすすめのおいしい飲み方

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バランタインファイネストを飲むならこんな飲み方がおすすめ!

ハイボール

ストレートで飲んだ時とはガラッと印象が変わります。

口当たりがやわらかくなり、香りと味わいには強くバニラっぽさが現れることで、スピリッツ感がなくなりバランスが整います。

軽快で後に引かないすっきりとした味わいになるので、食事中にもおすすめです。
少し飲みにくいという方は、軽くレモンを絞ることでフレッシュ感がアップし、クセが抑えられて飲みやすくなります。

宅飲みではこれ一択という人も多くいます。

水割り

加水することでバランスが整い、甘い香りがでてくるため水割りとの相性が良いウイスキーです。

ブレンドされているモルト原酒の酒齢が若いため、少し飲みごたえに欠ける部分があるのもも、ドライに切れ上がった飲み口はこのウイスキーの魅力といえます。

食中酒として、和食や中華、イングリッシュパブなどで食べられる、フィッシュ&チップスなど、幅広い料理と一緒に愉しむことができます。

「バランタインファイネストがまずい!」と思ったら、、カクテルに!

バランタインファイネストがまずいと思ったら

初めて買ったウイスキーがバラファイで、「バラタインファイネストまずかった!」という声を耳にしますが、ビギナーがストレートで飲んだのならその感想も頷けます。ファイネストはフルーティーな香りが控えめで、スモーキーなクセも多少あるため、ハイボールや水割りでも苦手だという方もいます。

まずい、おいしくないと感じてしまう方にはカクテルでのむのがおすすめです。

カクテルのベースとしてなら、香り、甘み、酸味を補うことができるため飲みやすくなります。簡単に作れるおすすめのカクテルを2つご紹介致します。

これならおいしい!①マミーテイラー

マミーテイラー

材料:

  • バランタイン ファイネスト 45ml
  • レモンジュース 20ml
  • ジンジャーエール 適量

作り方:氷を入れたタンブラーにファイネスト、レモンジュースを入れ、ジンジャーエールで満たし、軽く混ぜる。
別名「スコッチバック」。ジンジャーエールのスパイシーな味わいとレモンの酸味が、ファイネストの風味を引き立ててくれます。

これならおいしい!②ラスティーネイル

ラスティーネイル

材料:

  • バランタイン ファイネスト 40ml
  • ドランブイ 20ml

作り方:氷を入れたロックグラスに材料を入れて混ぜる。
「ドランブイ」はスコッチがベースとなっている、ハチミツやハーブを使ったリキュールです。
ファイネストに芳醇な甘みと複雑なフレーバーを与えてくれます。アルコール度数の強いカクテルなので、ちょっと飲みにくいという方は、水や炭酸を少し加えると飲みやすくなります。

新商品やバリエーション

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バランタインファイネストの新商品やこれまで発売されたボトルについて。

バランタイン ファイネスト ストーン・ジャグ(陶器ボトル)

バランタイン ファイネスト ストーン・ジャグ(陶器ボトル)

ストーン・ジャグ(陶器ボトル)は、ガラス製ボトルが流通する以前の物を、特別に再現・復元した商品です。
ファイネストの陶器ボトルは1980年代頃まで流通していました。緑陶器、青陶器などが存在します。

陶器ボトルはアルコールが抜けやすく、液漏れのリスクもあることから、現在は販売されていません。

通販やヤフオクで買う際は、保管状態やボリューム確認(陶器は液面確認ができないため、スケールなどに乗せて重さを測ってもらうこと)を忘れずに!

バランタイン ファイネスト プラチナ

フランスのデザイナー「イトウ・モラビート」氏によりデザインされた特別な商品で、現在は終売品となっています。

中身は通常のファイネストと同じです。

もともとV字にデザインされた。特徴的なラベルとなっているファイネストですが、プラチナは“挑発的”、“未来的”というコンセプトのもと、大きめの四角形ラベルのシンプルなデザインに仕上がっています。

2020年後半にも「ジョシュア・ヴィデス・エディション」を発売しましたが、バランタインはこういったコラボボトル精力的ですよね。

バランタイン ファイネスト ジョシュア・ヴィデス・エディション

バランタイン ファイネスト ジョシュア・ヴィデス・エディション

禁酒法時代をデザインした限定ボトルで「Stay True:There’s No Wrong Way」のコラボレーションボトル。

「バランタイン ファイネスト ジョシュア・ヴィデス・エディション」はジョシュア氏の特徴的な白黒のタッチでデザインされており、バランタインが2020年に世界的に展開したキャンペーン「Stay True:There’s No Wrong Way(間違った生き方はない)」で披露されました。

1920年代初頭のアメリカ禁酒法時代の厳格な禁止措置を回避する方法として、ブリーフケースに納まる不審感のないデザインで表現されています。

けっこう不審な感じですけどね(笑)

オールド/特級ボトル/旧ラベルについて

バランタインNA(1933年~流通)

「IN USE FOR OVER 100 YEARS ESTABLISHED 1827(創業の1827年から100年以上に渡って使われている)」と表記されたバランタインのノンヴィンテージ品。表記された100という数字は創業からの年数を示しています。

勘のいい方はもうお気づきかもしれません。なぜか1927年からの流通ではなく1933年から流通なのです。これは、禁酒法を経た年に流通し始めたと考えられるためです。

この数字は125、130、135、145と増えていきますが、1世紀に迫る以前にボトリングされたと考えれば、相当古いものだと理解できます。

ノンヴィンテージとは熟成年数の下限をあえて示さないことで、熟成年数という大枠にとらわれないブレンデッドウイスキー作りができるといわれています。

バランタインNA(1953年~流通)

1953年以降のノンエイジラベルは、白地に赤と黒で印刷されており、中央には赤字の紋章が描かれています。

容量は760ml(4/5QUART)で、アルコール度数は43度。

1952年以降のボトルには「IN USE FOR OVER 125 YEARS ESTABLISHED 1827」と表記されており、1827年の創業から125周年が経過していることを表しています。

キャップは、この時代のウイスキーによく使用されていたショートスクリューキャップが採用されています。

バランタインNA(1963年~流通)

1963年以降になると、「IN USE FOR OVER 130(135) YEARS ESTABLISHED 1827」と表記され、創業から130周年(または135周年)が経過したことを示す表記となります。

キャップは現代的なスクリューキャップに移行し、ボトルは透明なものとブラックボトルが流通していました。

50年代のボトルは「LIQUEUR BLENDED SCOTCH WHISKY」と表記されていましたが、1963年以降は「FINEST SCOTCH WHISKY」の印字があり、「バランタインファイネスト」と呼ばれるものが誕生した時代となります。

バランタインNA(1973年~流通)

1960年代以前のラベルに描かれている紋章は、赤のラインに白地の「赤白ロゴ」と言われるものでしたが、1973年以降は青色と赤色が使われるようになります(一部例外もあり、1960年代の流通品から青赤紋章があります)。

が1960年代後期から1970年代初頭にかけてラベル以外にもボトルの色、キャップ形状等が頻繁に変更されています。

ボトルは70年代中期までは透明ボトルにプラキャップでしたが、その後、メタルスクリューキャップに変更。
それ以降はボトルカラーも濃いブラウン色(キャップはメタルスクリュー)となっていきます。

1978年以降は紋章の赤色が消え。青と黄色のデザインになっていきます。

通販サイトやオークションではこの時期のバランタインファイネストが多く取引されており、「青赤」「青黄」の紋章で価格帯も変わってきます。

バランタインファイネストとバレルスムースとの違い

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よく疑問に上がるバランタインファイネストとバレルスムースの味の傾向の違いです。
バランタイン バレルスムース

2019年1月に発売されたラインナップで、ハードファイヤードに代わって登場したモデル。
バレルスムースは、ファイネストとボトル形状は一緒ですが全く別のウイスキーです。これはハードファイヤードも一緒ですね。独立したカテゴリです。

構成原酒はファイネストと異なり、バレルスムースオリジナルのブレンドで作られています。

最大の特徴は、ブレンドを終えた原酒を、丁寧に焼き上げたアメリカンオークの樽で、さらに後熟を施している所です。

2度目の熟成をすることで、バーボンウイスキーのようなフルーティーでリッチなバニラ香と、まろやかな舌触りな中に、力強さも兼ね備えたボディのある味わいに仕上がっています。

同価格帯のおすすめウイスキー

ティーチャーズ ハイランドクリーム

ティーチャーズ ハイランドクリーム

ティーチャーズのレギュラーボトル。晩酌の友としての人気は計り知れません。

リリースから150年以上の歴史があるにも関わらず、現在もスコットランドを始め世界中で愛されるブレンデッドウイスキーです。

日本では1,000円前後のという価格にも関わらずキーモルトとなるアードモアのスモーキーさを味わえる極めてコストパフォーマンスの高いボトルと言えます。

バランタイン ファイネストよりクリーミーでまろやかな口当たり。コクのあるボディと洋ナシのフレッシュな甘み。アルコール臭はありません。
キーモルトであるアードモアのスモーキーさが少しだけ強く感じます。

サントリー角瓶

サントリー角瓶

バランタイン ファイネストはドライでハスキーなイメージがありますが、角はジャパニーズウイスキーらしい甘みのある味わいです。

山崎蒸溜所と白州蒸溜所のバーボン樽原酒をバランスよく配合しており、後口はドライ。

油物や濃いタレを使った料理(焼き鳥、すきやき、うなぎなど)との相性は抜群です。

全体的なバランスも良く、ストレートでも飲めるブレンデッドです。

デュワーズ ホワイトラベル

デュワーズ ホワイトラベル

プロのバーテンダーから価格面、味のバランス面、両面から支持されているのがデュワーズ。

特にハイボールはバランスがよくコストパフォーマンスの高さも光ります。

バランタイン ファイネストと香りのバランスは似ていますが、デュワーズの方がフルーティーでモルティーな風味があり、飲みやすい印象です。加水にも強く、いろいろな飲み方で愉しめます。

カティーサーク オリジナル

カティーサーク オリジナル

バランタイン ファイネストよりも柑橘系の香りと、なめらかさのある味わいとなっています。ピートを感じさせない爽やかでフルーティな味わい。クセも少なく飲みやすいウイスキー。

フレーバーはレーズン、アンズ、トフィー、青リンゴ、洋ナシ、ビターチョコと言った甘みが前面に出ています。

非常に軽いのでウイスキー初心者にもおすすめです。

ザ・フェイマスグラウス ファイネスト

ザ・フェイマスグラウス ファイネスト

30年以上スコットランドで人気No. 1、ブレンデッドウイスキーの定番ともいえるフェイマスブラウス。

シェリー樽由来の芳醇なラムレーズンやプラムの香りがしっかり感じられます。

濃いめの液色からは想像しにくい軽めの口当たりで、味わいはナッツの香ばしさ、レーズンの甘み、青リンゴの酸味が訪れます。

非常にバランスの良いブレンドで加水しても崩れないためロックやハイボールにしても美味しく頂けます。

バランタインファイネストと比べるとボディのある味わいです。

ソーダストリームの体験記事

バランタインファイネストの口コミや評価評判

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バランタインファイネストのSNSでの口コミや評価を調べてみました。

バランタイン・ファイネスト



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