スペイサイドのベンロマック蒸溜所が、米国TTBデータベースに新たな「ベンロマック エイジド25年」のラベルを登録しました。バーボン樽とシェリー樽で熟成し、アルコール度数46%というスペックです。

マイナーだけど日本人好みなウイスキー

ベンロマックはかつて25年熟成をコアレンジに含めていましたが、この旧ボトルは43%で瓶詰めされ、現在は在庫限りで終売しています。
しかも中身は、現オーナーのゴードン&マクファイル社が蒸溜所を再稼働させる前、旧オーナー時代に蒸溜された原酒でした。
ベンロマックは1983年にディアジオの前身DCLによって閉鎖され、1993年にゴードン&マクファイル社が買収、5年におよぶ設備再整備を経て1998年に蒸溜を再開しています。
現行のコアレンジは10年・15年・21年・カスクストレングスヴィンテージまでで、21年は「再稼働から22年で、コアレンジとして提供する中では最も熟成年数の長い商品」と位置づけられてきました。
今回TTBに登録された25年が実際に発売されれば、単に旧ボトルの復刻というより、再稼働後に蒸溜された原酒だけでコアレンジの熟成上限を更新する、初めての節目になる可能性があります。
今年6月にはコントラストシリーズの新作「コート・ロティ」も発表されたばかりで、ゴードン&マクファイル体制のベンロマックは長熟・実験系の両輪でレンジを広げている最中です。
日本ではCTスピリッツジャパンが正規輸入元としてベンロマックを取り扱っており、コアレンジの主要アイテムは国内でも比較的入手しやすい銘柄です。









