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ウイスキークラスタ分類①/BARRELというウイスキーメディアから見た愛飲家たち

ウイスキー専門メディアBARRELを運営して6年あまり。
ウイスキーの業界を色々と俯瞰してきた。

運営する中で見えてきたウイスキークラスタについて今回は書いてこうと思う。

大きく6つに分類

まずBARRELの読者を元に、ウイスキークラスタを6つに分類してみた。
基本的にはアクセスデータを元にしたものなので、時間経過によりやや数値は変化している。

ウイスキー苦手層

ウイスキーをまずいと感じてしまった層。
ウイスキーに興味はあるが、どうウイスキーを嗜んだらよいかわからない層も含む。
年齢は主に20代~30代前半。
記事閲覧者を見る限り、男:女は6:4ほどの割合。

ウイスキーの風味が苦手というよりは、苦手になったキッカケを持つユーザーが多い。一気飲みや品質の低いウイスキーを飲んで失敗したことが多いようだ。

ビールや日本酒、ワインなど他のお酒は飲める人も多く、飲酒そのものには興味があるため、ウイスキーの情報を正確にを知ることで、もう一度チャレンジしたいと思う人もいる。

居酒屋ハイボール層

ウイスキーを飲む際は、居酒屋で主にハイボール。
ジャパニーズウイスキーやスコッチに挑戦したい。バーに行ってみたい層。
世間的に最も多いゾーンで、年齢幅は広く20代~50代。

銘柄にこだわりはなく、ウイスキーは主にハイボールで飲んでいる。自宅で飲む人もいるが、ウイスキーボトルは買わない。飲食店で飲むことが多く、週に複数回行く。
情報の取得は受け身で、ウイスキー以外の情報がほとんどではある。たまにお酒系YouTuberや飲み配信を見ている。Instagramなどで自らの飲酒風景を発信する人もいる。

新規のウイスキーファンを獲得するのであれば、絶対に外せない層でもある。

ビギナー層

バーでは主に1ショット~2,000円程度のウイスキーを飲む。
自宅にも~10本程度ウイスキーボトルを所持。

年齢幅は広いが、20代半ば~30代半ばまでが多い印象。
男:女は7:3ほどの割合。

バーには週に1回程度行き、行きつけがある。
バーテンダーからの情報に加え、各種SNSにてインフルエンサーがおすすめした数千円台のウイスキーをボトルで購入する人もいる(購入頻度は月に1本以上)。

熱量は高めで、YouTubeを軸に、各種SNS、検索エンジンなどでおすすめ銘柄を能動的に探す。TwitterやInstagramにてウイスキーに関する発言、投稿する人も多い。

中級層

バーでは主に1ショット~4,000円程度のウイスキーを飲む。
自宅には~30本程度を所持。

年齢幅は30代~50代。男:女は9:1ほどの割合。

週末にはよくバーに通い、複数行きつけの店舗がある。
バーテンダーをはじめ、YouTubeやTwitterなどでマイクロインフルエンサーや酒屋アカウントがおすすめした1~2万円程度のウイスキーを中心に購買する。
購入頻度は人によるが、月に2本以上(予算次第)。

ウイスキーに関する知識欲は高く、能動的に情報をキャッチアップする。ネット媒体だけでなく、雑誌、専門書、そして何よりバーテンダーさんに相談する。ウイスキー検定なども受けている。

ウイスキー以外のお酒も嗜む人も多いので、昨今の価格高騰により他の選択肢を探す場合も増えてきた印象。

上級層

バーでは主に1ショット~5,000円程度のウイスキーを飲むが、希少品であれば10,000円でも20,000円でも飲むタイプ。
自宅には100本以上のボトルを所持。

年齢幅は30代~50代。男:女は9:1ほどの割合。女性はほぼ0に近い。

平日でもバーに通い、複数行きつけがある。
カクテルをはじめ、ウイスキー以外の蒸留酒(&醸造酒)もよく飲む。

自らの指針がある程度決まっており、好みのボトル、新作・オールドボトル問わず広く収集している。
ボトル購入に関しては1万円~5万円程度が中心だが、スペックが適正な銘柄であれば10万円を超えるものでも購入する。
購入頻度は月に3本以上(予算次第)。

インフルエンサーには頼らず、欲しい情報は自らの人脈で手に入れようとする。バーテンダー、酒屋、インポーターをはじめ、業界で働く人間とも繋がりがある。

プロ層

プロフェッショナルとしてウイスキーを提供するバーテンダーなど。

年齢幅は30代~50代。男:女は9:1ほどの割合。

BARRELの読者はバーテンダーを始めたての方が多い。検索エンジン上の辞書的な役割でBARRELを使っている。
新規でモルト専門バーを開くバーテンダーは減少しているので、イノベーティブな発想が待たれる。


これがすべてではないが、上記が主なBARRELの読者層だ。
あなたはどこかに当てはまっただろうか。

ここ数年で爆発的にブームになったウイスキーだが、現状はとかく「弾」がない。
原酒不足による価格高騰、ロシアによるウクライナ侵攻により輸送コスト上昇。国内でも転売が問題となり、ウイスキーそのものが減少している。

そのせいか「中級者層」と「上級者層」に一時の盛り上がりが欠けてきているように見える。

そして以前より課題であった「居酒屋ハイボール層」を「初心者層」へ移行することも成功しているとは言えない。

日本人には蒸留酒よりもレモンサワーがうけるのはよくわかるが、コロナ禍でバーが機能不全に陥ったこと、イベントが開かれなかったことも大きい。ノンアルコール飲料や低アルコール飲料が流行っていることも一因かもしれない。

ウイスキーは複雑な香りと味を持った、とても興味深い嗜好品である」ということを効果的に伝え、どうやって新規ファンを獲得していくか。

未来もおいしいウイスキーを飲むためにはどうするか。

BARRELやこのnoteで考えていきたいと思う。

こちらはnoteの記事を転載したものです。
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