ウッドフォードリザーブが、1996年10月の発売から30周年を迎え、ケンタッキー州の蒸溜所だけで買える限定ボトルを2本出します。
1本目は『ディスティラリーシリーズ トリプルポットスチル』で、10月7日に発売されました。蒸溜所のギフトショップで64.99ドル(約1万270円)です。
2本目は、陶器のデキャンタと、マスターディスティラーが選んだダブルオークド・シングルバレルのセットです。
10月16日から、同じく蒸溜所のギフトショップだけで売ります。150セット限定です。
マスターディスティラーのエリザベス・マッコールは、2023年2月に3代目として就任した、同ブランド初の女性です。
ポットスチル原酒だけで造った1本

トリプルポットスチルは、全量をウッドフォードの蒸溜所で、3基の銅製ポットスチルを使って蒸溜した原酒です。通常のウッドフォードは、この蒸溜所のポットスチル原酒に、同じブラウン・フォーマンの別の蒸溜所のカラム式で造った原酒を合わせています。今回は、蒸溜所のポットスチルで造った分だけを瓶に詰めたものです。
ウッドフォードは、バーボンの多くがカラム式で造られる中で、発売当時からポットスチルを使うことを特徴にしてきました。度数や容量は発表されていません。
蒸溜所は2000年に国定歴史建造物に指定され、年間20万人以上が訪れます。
蒸溜所限定は64.99ドル、昨年のシングルモルトは100ドル
蒸溜所限定のボトルは、今回が初めてではありません。昨年8月には、12年熟成のアメリカンシングルモルトを、同じディスティラリーシリーズの1本として出しました。375mlで100ドル(約1万6,000円)です。
昨年のアメリカンシングルモルトは、発売時に取り上げました。
大手の蒸溜所限定は、ほかにも続いています。ヘヴンヒルは6月に、エライジャ21年シングルバレルを、ケンタッキー州バーズタウンの蒸溜所限定で再発売しました。
ヘヴンヒルのエライジャ21年は、6月の記事で伝えています。
蒸溜所の店頭で売る割合が上がっているのは、米国のクラフト蒸溜所の調査でも出ています。2025年は、直販が26%でした。
米国のクラフト蒸溜所の数字は、閉鎖が開業を上回った調査の記事で書いています。
大手にとっても、蒸溜所限定ボトルは、見学客を呼ぶ手段になっていそうですね。
日本では、この2本は残念ながら買えないようですが、通常品は、アサヒビールの取り扱いで、750mlが3,000円台から5,000円以下で流通しています。
すごくおいしいバーボンなので、まだ飲んだことがない方は飲んだほうがいいです。










