夏の暑さが遠ざかり、秋の気配がしていますね。
一番好きな季節になりました。
日本の夏シーズンは気温と湿度の上昇でラベルが痛んでしまうので、リリースを控えておりましたが、また新作のウイスキーを詰めさせていただきました。
今回は、八王子ウイスキーフェスでもご提供して好評だった、「ウラノメトリア(VRANO=METRIA)」シリーズ第五弾です。
リリースさせていただくのは、儚げで、どこか懐かしい情景が浮かぶシングルカスクアイラモルト「ALTAIR-アルタイル-」。

前作MIMOSAは春の宵にふさわしい心地よさを持つアイラモルトでしたが、今回は打って変わってアーシーです。
夏の夕暮れ、雨上がり。
このアイラはね、切なくていいですよ。
失われたときを感じる。
これ系、刺さる人絶対いると思います。
BARREL用の在庫を少しだけとってあるので、以下を覗いてみてください。追加されているときがあります。よろしくお願いいたします。
ウラノメトリア「ALTAIR-アルタイル-」17年
アルタイルは全天21個ある1等星の1つで、七夕の彦星としておなじみの星です。
地球からの距離は約17光年。1等星のなかでは4番目に近い、ご近所さんにあたります。
名前はアラビア語の「アン=ナスル・アッ=ターイル(飛翔する鷲)」に由来し、現在は後半の「飛ぶもの」だけが残ってAltairと呼ばれています。
ちなみに織姫ことベガも、アラビア語では「舞い降りる鷲」。
天の川を挟んで、2羽の鷲が向かい合っているわけです。
以下はリリース資料です。

遠ざかる、夏の翼。
天帝の大鷲は、黄昏に飛び立つ。
ALTAIR(アルタイル)は、アラビア語で「飛ぶ鷲」を意味する、わし座の一等星。
七夕の彦星としても知られ、ベガ、デネブとともに夏の大三角を描く。
ローマ神話で神々の王ユピテルの雷を運んだというその大鷲は、夏の夜空を高く翔けたのち、秋の深まりとともに黄昏の西空へ遠ざかっていく。
今回選んだのは、穏やかなピートを持つ、秋風を感じさせるアイラモルト。果実の甘さに、ハーブとスパイスが香る。
季節の眩しさに気づくのは、いつもそれが過ぎ去ったあとだ。

ティスティングノート
花梨飴の蜜香とウイキョウやユーカリの抜けるような涼感が混ざり合う。
ピートは穏やかで、どこか懐かしい雨上がりの大地を思わせる。
口に含むと、洋ナシや蜂蜜レモンのやわらかな甘み、続いてレモングラス、セージ、甘草——ボタニカルな香辛料が次々弾け、自家製クラフトコーラのような味わいに。
余韻はミディアム。琥珀糖の輪郭と生姜湯の甘さが長く続く。
通り雨、傾く陽の色、虫の声。
夏の終わりを惜しみつつ、秋とともに、また杯を重ねていく。






特に夏の終わりは、なんだか物悲しく、印象深いですよね。
これからウイスキーのおいしい季節が始まります。
ぜひ秋の夜酒のお隣に、アルタイルを迎えてやってください。