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ついに潜航!ブルックラディ「イエロー・サブマリンIII」が25周年に浮上

ついに潜航!ブルックラディ「イエロー・サブマリンIII」が25周年に浮上

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昨年9月にBARRELがリーク情報をお届けしていた、ブルックラディの伝説のシリーズがついに正式リリースとなりました。

伝説の逸話が蘇る。ブルックラディ「イエロー・サブマリン」が復刻へ

「ブルックラディ イエロー・サブマリンIII リクラシファイド」が、2026年6月1日より蒸溜所ウェブサイトおよびスペシャリスト系リテーラーにて発売開始となりました。希望小売価格は100ポンド(約2万円)です。

オーツカ
25周年の年にこのシリーズが来るのは予想通りでしたが、14年熟成でフレンチレッドワイン樽75%という構成は想像以上にリッチな仕上がりになりそうです。

「大量破壊兵器疑惑」から生まれた、アイラ最大の冗談シリーズ

このシリーズの誕生には、実話にもとづく笑えないジョークがあります。

2000年代初頭、アメリカの軍事諜報機関がブルックラディ蒸溜所を大量破壊兵器の製造拠点として誤認定するという前代未聞の事件が発生。蒸溜所はこれをユーモアで受け流し、「大量傑作ウイスキー(Whisky of Mass Distinction)」と銘打った記念ボトルを2005年にリリースしました。

それと時を同じくして、アイラ島沖で英国国防省の黄色い潜水艦が発見されるという珍事も勃発。国防省が当初「知らない」と白を切ったことで国際的な話題を呼び、これがシリーズのアイコンとなりました。現在も蒸溜所の敷地内に実物大レプリカが鎮座しています。

第1弾(2005年)、第2弾「ザ・レジェンド・リサーフェイシーズ」(2018年)に続く今回の「III」は、2001年の蒸溜所復活から25周年を記念する作品です。

アパルーサ大麦×フレンチレッドワイン樽75%という大胆な構成

ブルックラディらしいテロワールへのこだわりが今回も随所に。

スコットランド本土で栽培されたアパルーサ種の大麦を100%使用したノンピーテッドのシングルモルトで、熟成は14年間アイラ島の蒸溜所内にて実施。マスターブレンダーのアダム・ハネット氏が手がけたレシピは、2005年の第1弾にインスパイアされたもの——ファーストフィルバーボン樽25%に対して、ファースト&セカンドフィルのフレンチレッドワイン樽が75%という構成です。

アルコール度数は54.2%。ノンチルフィルタード、ノーカラー添加。

テイスティングノートは香りから蜂蜜がけのオーツ、バター入りショートブレッド、ヘーゼルナッツ、ナツメグと生姜のスパイス。口に含むとオレンジゼスト、ハニーサックル、林檎と洋梨、クレームブリュレのリッチさに磯塩がアクセントとなる、ブルックラディらしい華やかで深みのある仕上がりです。

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25周年シリーズの「第2弾」として登場

今年3月にBARRELでお伝えした25周年記念シリーズ第1弾「オールドスクール」(10年熟成)に続く、シリーズ第2弾という位置づけです。

第3弾の詳細はまだ発表されていません。

ブルックラディのCEO、ダグラス・テイラー氏はこのシリーズについて、「初期のブルックラディの精神——独創的で少し反抗的で、いつも面白いストーリーを持っている——を体現しています。偉大なウイスキーはグラスの中で研ぎ澄まされることができますが、必ずしも深刻に考える必要はない。このリリースは私たちの過去への敬意です」とコメントしています。

日本での正規展開については現時点で未発表ですが、ブルックラディは国内でも根強いファンを抱えるブランド。欧米での評判次第では、国内リテーラーへの入荷も期待できます。

オーツカ
第3弾が「どんなオチをつけてくるか」も気になりますが、まずはこの14年熟成を飲んでみたい。ワイン樽75%って、ブルックラディの本気が見えそうな気がしてならない。



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