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シーバス・ブラザーズ、カーボンカット技術を共有へ

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スコッチ業界全体をサスティナブルに。

スコッチウイスキー業界全体のネットゼロ目標達成を支援するため、シーバス・ブラザーズがカーボンカット技術を「オープンソース」化すると発表しました。

グレントファース蒸溜所に、この技術を適用し、二酸化炭素排出量削減に大きな効果があったことがキッカケです。

他の多くの蒸溜所でこの技術が採用されれば、業界全体に利益をもたらす救世主となることでしょう。

スコッチ業界全体の脱炭素化に向けて

スコットランドの最大の輸出品であるスコッチの持続可能な未来を創造するためには、蒸溜業者同士が協力し合わなければなりません。

脱炭素化の信念に基づき、シーバス・ブラザーズは競合他社に先駆けて、熱回収技術の設計プロセスと導入に関する見識を共有することを表明しています。

熱回収技術は、蒸留工程で発生する熱を回収して再利用するように設計されています。これには機械的蒸気再圧縮(MVR)と熱蒸気再圧縮(TVR)というプロセスが用いられます。

この技術を用い、現在までに、スコットランドのスペイサイド(キース)にあるグレントファース蒸溜所では、総エネルギー消費量をほぼ半減(48%)させ、その結果、同蒸溜所の総炭素排出量を53%削減しました。

これは、英国の平均的な住宅4,979軒分(キースの全住宅よりも多い)の電力を1年間節約できるエネルギー量に値するそうです。

シーバス・ブラザーズの会長兼CEOであるジャン・エティエンヌ・グールグ氏は、このニュースについて次のようにコメントしました

「熱回収技術は、2026年までにカーボンニュートラルな蒸留を達成するというコミットメントの重要な部分を占めています。

この技術は我々の業界を変革し、ネット・ゼロへの前進を加速させる可能性を秘めています。

そのため、今日、私たちは設計プロセスと実施に関する学びをすべての人に公開します。

長い歴史を持つ企業として、これは正しいことだと信じています。ウイスキーと地球の長期的な未来を守るためには、業界全体の協力が不可欠です。当然のことながら、この技術がすべての蒸溜所に適しているわけではありませんが、この技術が自社の炭素排出量を削減する可能性があるかどうかを探ることを、同業他社に奨励しています」。

シーバス・ブラザーズ社は、達成された利益と節約の概要に加え、使用された設計の基礎についての詳細を記載したケーススタディを発表しました。

同社はまた、グレントファースの工場で一連の専用オープンハウスイベントを開催し、他の蒸溜業者が実際にこの技術を見学できる機会を設ける予定です。




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