メーカーズマークの味と種類。『その次』に飲むおすすめウイスキー

メーカーズマークの味と種類。『その次』に飲むおすすめウイスキー

このページでは有名ウイスキー銘柄『メーカーズマーク』の解説と、メーカーズマークのラインナップの解説。

そして『その次に飲むべきおすすめウイスキー銘柄』を紹介していきます。

ゲストには洋酒専門店『リカーマウンテン銀座777』の新美店長を迎えております。

概要を飛ばして『メーカーズマークの次に飲むべきおすすめウイスキー銘柄』をすぐに見たいという方は以下のボタンから。

 

クラフトバーボンの誇り。メーカーズマークの概要

メーカーズマークはケンタッキー州のロレットにある蒸留所で作られているバーボン・ウイスキーです。

メーカーズマークが生産され始めたのは1958年。

なるべく手作業でウイスキー作りをする、という点にこだわり、極力機械に頼らず職人の手によって作られたプレミアム・バーボンです。

また原材料もライ麦の代わりに冬小麦を使用することで、まろやかな甘み、スムースな飲み口のウイスキーに仕上げています。

この「その次に飲むおすすめウイスキー」の企画にラインナップされているワイルドターキーとは違う印象を受けるバーボンですね。

 

ケンタッキー州のロレットという土地は石灰岩の地盤を持ち、これをろ過されるようにしてくぐり抜けた上質な水(ライムストーンウォーター)が存在します。

メーカーズマークはこの水を仕込水として使用することにより、豊かなの甘味の中にグッと引き立つ旨味を造り出しているのです。

小麦を使用することを決定したのは実質的創業者のビル・サミュエルズ・シニア。

ビルはバーボン・ウイスキーに合う原材料を求めて日に日に配合を変え、パンを焼いたそうです。

そして小麦を配合して焼いたパンが一番まろやかで口当たりが良かった為、メーカーズマークの原材料に冬小麦を使用することを決めました。

「メーガーズマーク」のネーミングはビルの妻、マージー・サミュエルズが考案したもので、「製造者の印」という意味を持ちます。

彼女はこのインテリジェンスな商品名の他に、ボトルキャップの代わりに封蝋を施すという斬新なアイディアも考えつきました。

またボトル・ラベルのデザインも彼女が考えたもの。

創業者のビルはバーボン作りに徹底的にこだわり、商品のマーケティングを妻が担う形の家族経営で発展させてきました。

ウイスキー「メーカーズマーク」のラインナップ

ウイスキーの飲み進めの基本は『縦飲み』です。

垂直飲みともいいますが、同じ銘柄で年代の違うものを飲み比べていきます。

同じ銘柄であれば、基本的な味の傾向が共通しているため、失敗が少ないからです。

オーツカ
まず、僕が現在販売中である『メーカーズマーク』のラインナップ、及び過去販売されていたボトルなどをご紹介していきます。

既に終売してしまった銘柄、原酒不足のため休売してしまった銘柄なども随時更新する予定です。

過去のものでも個性や特徴は引き継いでいるものが多いので、参考になさってください。

メーカーズマーク レッドトップ

メーカーズマーク レッドトップ

こちらがメーカーズマークとしてのレギュラーボトル。

まろやかでスムースな口当たり、小麦由来のふっくらとやわらかな甘みが特徴のプレミアム・バーボンです。

香りはバニラ、エステリー、接着剤、ほんのり柑橘系、酸。ややアルコールのアタックを感じるものの、主張はそこまで強くありません。

味わいはバーボン特有の接着剤や、乳酸菌の味よりも、小麦からくるやわらかで上品な甘みのほうが印象的。

キレがかなり良く、熟成年数は短めかと思います。

このキレの良さは独特のスパイシーさを生んでいて、バーボンが苦手な方でもとっつきやすいボトルです。

飲み方はロック、またはハイボールがお勧め。特にハイボールにすると香りがよく立ち、飲食店でも利用するところが増えています。

メーカーズマーク 46

メーカーズマーク 46

こちらはメーカーズマークの上位グレードボトルとなります。

熟成した原酒樽の中に「インナーステイブ」と呼ばれるフレンチオークを焦がした板を10枚入れ、数ヵ月間後熟します。

これにより、バニラ、甘いキャラメル、余韻の深い樽香、複雑でリッチな味わいを楽しむことが出来るのです。

深みのある琥珀色、口当たりはスムースですが、その軽い口当たりからは想像できない長い余韻に面食らうボトルです。

個人的にも好きなボトルで、非常にバランスのとれたレベルの高いバーボン。レギュラーボトルとの差はかなりあると思います。

ちなみに商品名の「46」は「インナーステイブ」で使うオーク材の焦がし具合を指定するために、樽メーカーに伝えるオーダー番号が46番にだったことに由来しています。

メーカーズマーク カスクストレングス

メーカーズマーク カスクストレングス

メーガーズマークのカスクストレングスタイプです。

カスクストレングスとは樽から取り出した原酒をそのままボトリングした商品で、アルコール度数(proof)は高めの54~58%。

この度数のバラつきは熟成に使用する樽によって度数が異なることが原因となります。

こちらは上記の46と方向性が違い、レギュラーボトルをより濃厚にしたイメージです。

強いアルコールアタックにバニラ、カラメル、焦がした樽の香り。そして口に含むとドロリとした甘みが一気に押し寄せた後、オークの長い余韻を堪能できます。

酸味や甘味はもちろん、渋みも感じるメーカーズマークをダイレクトに感じられる一本

こういった重々しいメーカーズマークはストレートでいただきたいですね。

メーカーズマーク・ミントジュレップ

メーカーズマーク・ミントジュレップ

こちらは、メーカーズマークを贅沢に使用したミント風味のリキュール

アルコール度数が40度未満のためウイスキーではありませんが、メーカーズマークをふんだんに使用しているので、リキュール感覚でメーカーズマークを試したいという方にはおすすめのボトル。

フレッシュなスペアミントで香りづけしており、やや人口的な印象はありますが、ご自宅で簡単にカクテルも作れちゃいます。

ケンタッキーダービーが開催される5月初旬に合わせて年に一度仕込まれる、特別なボトルです。

因みにミントジュレップはケンタッキーダービーの公式ドリンクとしても振る舞われる、アメリカの初夏を代表する国民的カクテル名です。

『メーカーズマーク』の『次』に飲むウイスキー

では、メーカーズマークと似た傾向を持つウイスキーとはどのような銘柄なのでしょう。

洋酒専門店『リカーマウンテン銀座777』の新美店長におすすめしていただきました。

オーツカ
では新美さん、メーカーズマーク好きな方におすすめの銘柄を教えてください。
新美さん
はい、僕は以下を選びました。

おすすめ銘柄①:オールドウェラー アンティーク107P

オールドウェラー アンティーク107P
新美さん
一般的にバーボンでは副原料にライ麦を使用することが多いですが、メーカーズマークは冬小麦を使用しており独特の風味とまろやかな口当たりを生み出しています。

この「オールドウェラー」はバッファロートレース蒸溜所のバーボンで、同社の看板商品であるバッファロートレースやブラントンがライレシピであるのに対して、こちらはウィート(小麦)レシピでつくられています。

そのため、アルコール度数は107プルーフ(53.5度)と高いのに度数を感じさせないほどまろやかで、バランスの良い飲み口です。

おすすめ銘柄②:ファイティングコック

ファイティングコック

新美さん
ヘヴンヒル社が製造する数多くのブランドの一つ。

「闘鶏」の名の通り、キックのある酒質を意識してつくられており、そのためにライ麦ではなく小麦を使用しているとのこと。

103プルーフ(51.5度)とそれなりに度数も高いです。

荒々しい味わいをイメージさせられますが、実際は飲みにくいということはなく、ドライでシャープな味わいが特徴的で後口はすっと切れます。

メーカーズマークのようなまろやかさはありませんが、コストパフォーマンスが良いのも魅力の1つ。

ぜひ試してみてください。

おすすめ銘柄③:バーンハイム

バーンハイム
新美さん
バーボンと同じアメリカンウイスキーですが、こちらは小麦を主原料としたウィートウイスキーで2005年にバーンハイム蒸溜所よりリースされました。

原料の比率は、冬小麦51%、コーン39%、大麦麦芽10%。

アメリカンウイスキーに感じられる甘い香りはありますが、小麦が主原料なのでバーボンと比較しても非常にまろやかで柔らかい口当たり、甘過ぎないなめらかな味わいが特徴で、とても飲みやすいアメリカンウイスキーの1つです。

 

オーツカ
新美さんありがとうございました。

小麦を多く使用したウイスキーは僕も大好きで、軽さとコクを両立したメーカーズマーク46はヘビリピです。

ファイティングコックはロックで楽しむのが好きです。

他の銘柄も特集しています!以下のリンクからご確認ください。

 

リカーマウンテン 銀座777店
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目7番7号
電話番号:03-6255-1515
営業時間:11:00~翌4:00 年中無休
公式HP:https://likaman.co.jp/special/ginza777/
Facebook:https://www.facebook.com/likaman.ginza777/

ABOUTこの記事をかいた人

オーツカ

ウイスキーをもっと身近に!小難しいウイスキーの世界を分解し、わかりやすく整理する「ウイスキーオーガナイザー」。 これからウイスキーを知りたいビギナーさんの味方になります!日本最大級のウイスキーメディアBARRELを運営、編集長及びカメラマン、さらには執筆もしています。 他にも1000万PVを超える大規模サイトも運営しており、集客コンサルティングなど行っています。コラボやお仕事のご依頼はお問い合わせフォームから。