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ジョニ赤/ジョニーウォーカーレッドラベルをフカボリ!/味・飲み方・評価評判・オールドボトル

ジョニ赤/ジョニーウォーカーレッドラベルをフカボリ!

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今回は「ジョニ赤」の名称でもおなじみのジョニーウォーカーレッドラベルを深掘りしていきます。なお、ジョニーウォーカーを詳しく知りたい方はこちら

ジョニ赤の味わいについて

香り

ハチミツ、レーズン、バニラのフレーバーと、スモーキーな香りがありますが、原酒の若さからかスピリッツ感は否めずやや単調です。

加水すると洋ナシのようなフルーティーさを感じやすくなります。

味わい

口当たりには甘さがあり、ややスモーキー。うっすらとキーモルトのタリスカーやカリラが主張します。

スムースでライトなボディですが、その割にはバランスを保てている骨格があります。

フィニッシュにかけては、ブレンデッドウイスキーらしさを感じるドライな余韻です。

総評

ジョニ赤は、ジョニ黒と共に誕生した、ジョニーウォーカーシリーズを支えてきたウイスキーです。
手に取りやすい価格ながらバランスが良く、加水しても味わいが大きく崩れることはありません。

短熟な原酒を用いているので若干アルコール臭が強いのは仕方ない。値段なりでしょう。

ストレートでは満足な飲み口を得られないので、そのまま飲むのはNG。
ソーダ割やロックで飲む分には問題ないので、ハイボールをお勧めします。

まさに不動の晩酌用ウイスキー。リーズナブルなスコッチウイスキーとして世界に認められた銘柄であることは明白です。

ジョニーウォーカー レッドラベル

ジョニ赤に使われている原酒(キーモルトについて)

ジョニーウォーカーレッドラベルのキーモルトはカードゥ(スペイサイド)、タリスカー(アイランズ・スカイ島)、カリラ(アイラ島)です。

その他、スコットランド西岸のモルトウイスキーを中心に、40種類以上の原酒をブレンドしています。

ジョニ赤のおすすめのおいしい飲み方

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ジョニ赤を飲むならこんな飲み方がおすすめ!

ハイボール

ハイボールにすることで、キーモルトのカリラとタリスカーのスモーキーな個性を感じることができます。

ジョニ赤はドライで軽めなボディですので、キンキンに氷で冷やしたハイボールはのどごしが良くすっきりと飲むことができます。

独特のスモーキーさがちょっと苦手な方は、レモンを軽く絞ることでクセが抑えられて飲みやすくなります。

ちなみにジョニ赤ごと冷凍庫に入れて冷やしておき、それをベースにハイボールをつくるという方法もあります。

ロック

ロックで飲むことで、ハイボールや水割りでは味わえない、ジョニ赤の甘みやフローラルな香りを楽しむことができます。

ジョニ赤に使われている40種類以上のモルト原酒による奥深さは、アルコール度数が高いままの状態でしか感じ取ることができません。なので、ロックにして少しずつ氷が解けるのを感じながら味わうのがよいでしょう。

水割り・ハーフロック

加水してもバランス崩れにくいため、水割りでもおいしく飲むことができます。

アルコール度数が下がることで、ジョニ赤の欠点というべきスピリッツ感が抑えられ、フルーティーでスイートな香りが引き立ちます。
ジョニ赤の水割りは、ほどよくドライな味わいになるため、さまざまな料理との相性がよく、食中酒としてもおすすめできる飲み方です。

新商品やバリエーション

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ジョニ赤の新商品やこれまで発売されたボトルについて。

ジョニーウォーカー レッドラベル 2020年限定デザイン

ジョニーウォーカー レッドラベル 200周年限定デザイン

「ジョニーウォーカー レッドラベル 2020年 限定デザイン」は2020年11月10日より数量限定で発売されました。

中身は通常のジョニ赤と変わりませんが、真っ赤な色合いでファッショナブルなボトルデザインとなっており、ジョニ赤ファンならコレクションにしたい1本となっています。

これまでも「リミテッド・エディション」と称してジョニ赤は色々なパッケージを作ってきたのですが、シンボルであるシルクハットにヘシアンブーツの紳士を中心にデザインされたものばかりでした。今回はかなり思い切ったデザインといえるでしょう。

このボトルはジョニーウォーカーの生みの親「ジョン・ウォーカー」が1820年に操業してから200年となることを記念して制作されました。

ジョニーウォーカーブランドの歩みになぞらえ、同じように歩み続ける人を応援する意味として『KEEP WALKING(歩み続ける)』”というスローガンを掲げています。

ジョンは紅茶のブレンドからヒントを得てウイスキーのブレンドを始め、ウイスキー商として有名となります。
彼の死後は、ビジネスを引き継いだ息子たちによって「ウォーカーズ・オールド・ハイランド・ウイスキー」が作られます。
このウイスキーこそ、のちのジョニーウォーカーの礎となった商品なのです。

ウォーカー家は歩みを止めることなくウイスキーのブレンドに取り組み、やがて世界中の誰もが知るジョニ赤を完成することに成功しました。
ジョニーウォーカー レッドラベル 2020年限定デザインは、ジョンとその息子たちのウイスキーに対する精神が感じられる、特別なボトルとなっています。

オールドボトル/特級ボトルについて

特級ボトルとは、1989年以前に販売されていたオールドボトルにあった表記です。

1953年に、1級よりも上に特級が加わり、1989年(平成元年)の酒税法改正まで存在していました。
今や特級表記は、古いウイスキーであるかを判別するための手がかりとなっています。

ジョニーウォーカー レッドラベルはブラックラベルと共に、1909年に正式登録(商標登録)されました。

実に100年以上も販売を続けている歴史のあるブランドであり、その長い歴史の中で、ウイスキーの味わいはもちろんのこと、ボトルデザインも変わり続けています。

各年代のオールドボトルの特徴について解説していきましょう。

1909年:商標登録

創業者「ジョン・ウォーカー」がつくりだしたブレンデッドウイスキー「ウォーカーズ・オールド・ハイランド」というブランド名を改名して名付けられたのが「ジョニー・ウォーカー」でした。

当時は文字を読める人が少なかったことから、ラベルの色でブランドの種類を認識できるように「赤」「黒」「白」と3つのブレンドを作る形でスタートしています。

白ラベルは2、3年後に廃番になり、残った「レッドラベル」「ブラックラベル」を1909年に商標登録します。

1950年代のジョニ赤

1950年代のジョニ赤

この時代のジョニ赤は、輸入酒に高額な税金と関税がかけられている関係で、日本では高級なウイスキーでした。

ラベルデザインは現在のものと大きく違います。

中央の斜めに張られているラベルには紋章が入っており、「Old Scotch Whisky」の表記が存在しています。
また、下部のラベルは現行品よりも大きくジョニーウォーカーのシンボルである「ストライディングマン」が描かれています。
キャップはこの頃はまだ「コルクキャップ」が採用されています。

1960年代のジョニ赤

1960年代のジョニ赤

日本では60年代にはいっても、ジョニーウォーカーなどの洋酒は庶民が手を出すことのできないお酒でした。

洋酒の輸入自体が規制されており、流通量が少ない高級酒だったのです。

ボトルのラベルデザインは少し変わり、50年代までは存在していた中央ラベルに記載していた紋章がなくなります。
それ以降はラベルに紋章が刻まれることはないため、50年代のジョニ赤は「紋章ラベル」と呼ばれています。

1970年代のジョニ赤

1970年代のジョニ赤

1972年にウイスキーに対する関税が引き下げられることとなり、それにより値段が下がります。
さらに、1973年には変動相場制が導入されることで円高となり、その影響で輸入洋酒の価値が下落することになります。

70年代の大きな変化としては、コルクキャップがスクリューキャップへと変わります。

流通していた年によっては、コルクキャップも存在していますが、この時代以降、ジョニーウォーカーシリーズはスクリューキャップが中心となっていきます。

1980年のジョニ赤

1980年のジョニ赤

80年代には洋酒の輸入自由化が進み、それまでは高級だったジョニ赤も入手しやすい値段になっていきました。
80年代後期と前期ではボトルのデザインが変わりますが、よくよく観察しないと分からないくらいの差です。

下部ラベルのストライディングマンのデザインが少し変わり、色合いとおじさんの体系が若干変化しています。
ジョニ黒の場合は、ラベルデザインの変更が分かりやすいのですが、ジョニ赤は50年代から比べても、大きく変わったところがありません。

1990年代のジョニ赤

1990年代のジョニ赤

89年に特級表記が廃止され、ウイスキーの新たな時代となります。そして92年には上位版の「ブルーラベル」と「ゴールドラベル」が発売されます。

ジョニ赤はシリーズの中で最もリーズナブルなウイスキーとなっていきます。

ラベルデザインは90年代に入り大きく変わっていきます。
中央ラベルの「Old Scotch Whisky」表記が小さくなり、代わりに「Red Label」の文字が大きくなります。
下部ラベルのストライディングマンがシンプルなデザインとなり、「Jonhie Walker」の表示が大きなものへと変わりました。

2000年代~現在

現在のボトルは下部ラベルが細く短いものへと変わり、ラベルからはストライディングマンが飛び出して、ウイスキーを背景とした透明なラベルに描かれるようになりました。

お値段は1000円以下で買うことができる、誰もが購入できる大衆酒となりました。

ジョニ赤とジョニ黒(ブラックラベル)との違い

ジョニーウォーカー ブラックラベル12年

ジョニ赤のキーモルトはカードゥ、タリスカー、カリラです。

そしてジョニ黒のキーモルトはカードゥ、タリスカー、ラガヴーリンです。

両者とも、比較的個性の強い蒸留所のキーモルトを使用していますね。

ジョニ黒はラガヴーリンが入ることで、ジョニ赤と比べると重厚感のある味わいへ変化しています。
また、ジョニ黒は12年以上熟成した原酒が使用されているため、やわらかい口当たりで余韻も長く、リッチなフレーバーを感じるウイスキーとなっています。 価格もその分高くなっていますね。

ジョニ赤のほうがクセや雑味があるように感じられるのは、熟成の若い原酒をブレンドしていることが大きく影響しているといえます。

構成原酒のピートの香りは、熟成が進むにつれて優しくなっていくので、酒齢が高いジョニ黒のほうがスモーキーな香りが抑えられており、バランスのとれた味わいになっていますね。

ジョニーウォーカーの味の違いテイスティングマップ

以下のようなテイスティングマップもジョニーウォーカーは出しているので参考にしてみてはいかがでしょうか?

(クリックで拡大)

ジョニ赤/ジョニーウォーカーレッドラベルの口コミや評価評判

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ジョニ赤のSNSでの口コミや評価を調べてみました。

ジョニ赤でコークハイを楽しむ

ジョニーウォーカーレッドラベルのコークハイ

ジョニーウォーカーレッドラベルはハイボールやロックなど、様々な飲み方で楽しむことができますが、その中でも意外におすすめなのが「コークハイ」です。

コークハイのつくりかた

ウイスキーをコーラで割ったカクテルのことです。

ハイボールはソーダで割ったものですが、コークハイは「コーラで作ったハイボール」といったところでしょうか。

作り方は簡単で、グラスに氷をいれお好みの量のウイスキーを注ぎ、コーラで満たして軽く混ぜるだけです。

レモンやライムの果汁を入れると、酸味が加わることですっきりとした味わいになり、香りも豊かになるのでおすすめです。

ジョニ赤コークハイ

材料は以下。

  • ジョニーウォーカー レッドラベル 30ml
  • コーラ 90ml
  • レモン 1/8カット

ジョニ赤の少しクセのある個性が、コーラと合わさることで複雑な味わいへと変化していきます。

レモン果汁を入れることで爽やかさが生まれ、甘みと酸味のバランスが整うことでアルコール感は全く感じません。
コーラのスパイシーさとカラメルの香ばしさが、ウイスキーと見事に調和しています。

以前最強のコークハイのページでも書きましたが、フェンティマンス キュリオスティーコーラなどを使うと非常に高級感のあるコークハイを作れます。

コークハイは自宅でも簡単に作れますので、ぜひお試しください。

ジョニーウォーカー レッドラベル



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