マッカランが、サステナブルパッケージをテーマにしたシリーズ「ハーモニーコレクション」の第6弾にして最終作を発表しました。
テーマはココナッツで、8月4日にグローバル発売、価格は1本140ポンド(約3万円)です。
5年続いたシリーズの集大成
ハーモニーコレクションは2021年、ミシュラン3つ星「エル・セラー・ド・カン・ロカ」のパティシエ、ジョルディ・ロカ氏とのコラボによる第1弾「リッチカカオ」でスタートしました。カカオの殻など製造過程で出る天然素材でパッケージを作るという、サステナビリティを前面に押し出したコンセプトが売りです。
以降、コーヒーやオーク、紅茶などをテーマに展開し、BARRELでも第4弾「ヴァイブラントオーク」を取り上げています。
今回の最終作は2種類。
「インスパイアード・バイ・フレッシュココナッツ」(46.3%、家庭用)は新鮮なココナッツやシトラス、トロピカルフルーツの香り立ち。「インスパイアード・バイ・トーステッドココナッツ」はグローバルトラベルリテール限定で、焙煎ココナッツやクレームキャラメル、ホワイトチョコレートの香りとされています。
パッケージには廃棄されるココナッツ繊維を使用。今回もロカ氏とのコラボレーションが続いており、彼のダイニングコンセプト「TimeSpirit」がスペイン国外で初めて展開される場としても紹介されています。
「サステナブル」を巡る賛否
ただし、このシリーズには発売当初から一貫して批判が付きまとってきました。
第1弾リッチカカオの発売時、複数の海外レビューサイトが「マネーグラブ」「安っぽいマーケティング」と酷評しています。
中でも指摘が鋭かったのは、リッチカカオの発売とほぼ同時期に、マッカランが過剰包装で知られる超高級シリーズ「ア・ナイト・オン・アース」を、サステナビリティに一切触れずに発売していたという事実です。
片方では環境配慮を売りにしながら、もう片方では「開封体験」を謳って包装を膨らませる。
この一貫性のなさが、ハーモニーコレクションの「サステナブル」を額面通り受け取れない理由として繰り返し指摘されてきました。

フレッシュココナッツはマッカラン公式サイトとハロッズ、セルフリッジズ、フォートナム&メイソンといった英国内の店舗が中心で、トーステッドココナッツは「世界各地の一部空港」限定という案内にとどまっています。
しかし通販ではハーモニーコレクションはまだ買えるので、近いうち発売になるかと思います。








