厚岸蒸溜所と『踊る大捜査線』シリーズのコラボレーション第2弾となるシングルモルトウイスキー「あおしま(青島)」が、2026年秋に発売されます。
公開予定の映画『踊る大捜査線N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』を記念した数量限定ボトルで、販売本数は1,213本。主人公・青島俊作の誕生日である12月13日にちなんだ数字です。
「むろい」に続く第2弾、光から暁へ

厚岸蒸溜所と同シリーズのコラボは、2024年発売の「むろい(室井)」に続き今回が2回目です。『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』とのコラボだった前作は、厚岸ウイスキー史上最高額となる1本50,000円で話題を呼びました。
厚岸側のコメントによると、室井編を手がけた時点からすでに「青島もいずれ表現すべき存在」という思いがあったといいます。位置づけとしては、「むろい」が”光”なら「あおしま」は”暁”。組織の中で灯された希望を、現場の現実へと変えていく存在として青島を捉えたとのことです。
織田裕二との対話から生まれた味わい

室井シリーズでは劇中で出演者本人が厚岸ウイスキーを飲むシーンがありましたが、今回の青島俊作は勤務中の設定のため、作中で口にする描写はありません。その代わり、ロケ現場で織田裕二本人と直接言葉を交わす機会があり、そこで触れた人物像から味の輪郭を組み立てるという、前作とは異なるアプローチが取られています。

仕上がりは、キーモルトを主軸に据えながらも、あえて収まりきらない”揺らぎ”と余白を残した一本。完成された強さではなく、迷いながらも進み続ける在り方を表現した、としています。

厚岸蒸溜所・立崎勝幸 ウイスキー事業本部長 兼 チーフブレンダー コメント
私にとって青島俊作のイメージは「暁」です。
組織の膠着の中で、明けない夜のような閉塞を感じていた現場に、光を導き、変わるかもしれないという希望をもたらしたのは、彼の純粋さと熱さだったように思います。弱さや迷いを抱えながらも、なお現場で抗い続けた彼の勇気は、僕にとっても救いでした。青島への敬意、そして憧れをこのボトルに込めました。
前回手がけた「むろい(室井)」では、室井慎次が目指す「正しいことをするための組織」と、その中に差し込む“光”のような信念を表現しました。現場にとって室井という存在は、組織の中に宿る“希望”だったのではないかと感じています。
そして今回——「むろい」が光なら、「あおしま」は暁。組織の中で灯された希望を、現場で現実へと変えていく存在。だからこそ、「むろい」を手がけたときから、「あおしま」もまた表現すべき存在でした。
『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』では、出演者が自分たちのウイスキーを味わう姿に、つくり手として深い感動を覚えました。一方で今回の作品では、青島俊作は勤務中のためウイスキーを口にすることはありませんが、ロケ現場で織田裕二さんと直接お話しする機会をいただき、その人物像に触れることで味わいのイメージをより具体的に形にすることができました。
本ボトルでは、迷いながらも進み続ける青島の在り方を、ウイスキーで表現しています。キーモルトを主軸に据えながらも、あえて収まりきらない“揺らぎ”と余白を残し、静かに熱を宿す味わいに仕上げました。完成された強さではなく、迷いの中でも立ち続ける意志。その信念が周囲へと広がり、やがて現場の空気を変えていく——その物語を、この一杯に込めています。
ブレンダーによる製品コンセプト
青島俊作は、迷いを抱えながらも現場に立つことをやめなかった人物です。身動きの取りづらい組織と、あきらめの空気に覆われていた現場へ、新しい景色が訪れるかもしれないという予感を運んだのは、彼の無垢なまでの信念と情熱だったのではないでしょうか。また、その在り方は、自分だけではなく、周囲の人間の内側に眠っていた想いまでも呼び起こしていったように感じます。
このウイスキーでは、キーモルトを中心に、揺らぎや余白、そして静かに熱を残すような奥行きを纏わせました。
その味わいの中に、彼の生き方への賛意と、託された想いの連なりを感じていただけたら幸いです。
化粧箱入り・ナンバリング付きで、抽選販売の応募受付は8月下旬から始まる予定です。価格は現時点で公表されていません。









