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創業200年!オールド・プルトニーが”北のマンサニーリャ”の樽で記念ボトルを解禁

創業200年!オールド・プルトニーが”北のマンサニーリャ”の樽で記念ボトルを解禁

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1826年、スコットランド最北端に近い港町ウィックに蒸溜所の火が灯りました。

それから200年、パルトニー蒸溜所はその場所を動かず、海の気候に揉まれながらウイスキーを作り続けています。

その200周年を記念した限定ボトル『オールド・プルトニー 200th アニバーサリー ディスティラリー・エクスクルーシブ』が、5月25日に発売されました。

ウィックとともに歩んだ200年

1907年頃のプルトニータウン

1907年頃のプルトニータウン

ウィックはかつてニシン漁の世界的な中心地でした。

19世紀には毎夏、数千人もの漁師や加工業者がスコットランド全土から押し寄せ、港は喧騒に満ちていた町です。その荒々しい海辺の空気の中に、パルトニー蒸溜所は最初から存在していました。

現在も変わらず、潮風と北の冷たい海洋性気候がウイスキーの熟成に影響を与え続けています。

蒸溜所マネージャーのマルコム・ウォーリング氏は「ウィックという場所と海洋性気候こそが、オールド・プルトニーの個性を200年にわたって形づくってきた」と語っています。

オールドプルトニーを学ぶ!味や種類、おすすめの飲み方

“北のマンサニーリャ”が、ついに本家の樽で仕上げた

オールド・プルトニーには長年、”北のマンサニーリャ”という異名があります。

スペイン・サンルーカル・デ・バラメーダで、海沿いの蔵で熟成されるマンサニーリャ・シェリー特有の塩気と潮っぽさが、このウイスキーと重なるからです。

今回の記念ボトルで注目すべきは、その樽構成です。まずアメリカンオーク・エクス・バーボン樽で熟成させたのち、エクス・マンサニーリャ樽とエクス・オロロソ樽で追加熟成を施しています。

マスター・オブ・ウイスキー・クリエイションのサラ・バージェス氏は「倉庫の中に、先代たちが仕込んでマンサニーリャ樽で熟成させていたウイスキーを発見したとき、まるで隠された贈り物を見つけたような感覚だった」と語っています。

異名を持つブランドが、200周年という節目でようやく本家の樽を正式に使用したというわけです。

これは記念ボトルだけに留まらない、ブランドとしてのストーリーと信念を感じさせますね。

テイスティングノートはバニラ・シトラス・スパイスの効いたドライフルーツ・キャラメライズド・ペアに、塩気のあるエッジが乗る香り。

味わいはクレームキャラメル・リッチなバニラ・レモンゼスト・塩チョコレート・シナモン。フィニッシュは甘さと潮気のバランスが取れた中程度の余韻です。

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ウィックの住民へ、無料オープンデーも開催

スペックは熟成10年、48% ABV、価格は£99(約1万9,000円)。

現在はウィック蒸溜所直販とメーリングリスト会員向けの販売のみで、一般流通は未定です。

また6月20日(土)には、地元「ウィック・ハーバー・デー」にあわせ、ウィックのポストコードを持つ住民を招いた無料オープンデーが開催されます。

ウェルカムハイボール、45分間の蒸溜所ツアー、新ボトルのテイスティングのほか、ライブ音楽やカナッペも用意されるとのことです。

200年間、同じ場所に根ざし続けたブランドだからこそ、地域コミュニティへの還元がこの規模で実現できます。それもまた、オールド・プルトニーらしい記念の仕方ではないでしょうか。

オーツカ
マンサニーリャ樽の使用がずっと「異名」だけで終わっていたのが、200周年でようやく形になりましたね。プルトニーとっても好きなんで、これは飲んでみたいなぁ。

オールドプルトニーの種類/ラインナップ

オールドプルトニー 12年

オールドプルトニーのスタンダード品。

香りは青リンゴ、スモークしたレモン、スパイシーなアロマ。うっすらと潮の香がします。

口当たりはかなりオイリーで、味わいは辛口でミディアムボディ。

ハチミツとバニラクリームの甘み、洋ナシ、レモンの柑橘系とバーベキューの旨味、余韻はやや長めでスパイシー。

ライトなボディですが、しっかりとプルトニーのハウススタイルが出たスタンダードボトル。

どんな飲み方でも楽しめるオールマイティでクセになるボトルです。

オールドプルトニー 15年

こちらはセカンドフィルアメリカンオークのバーボン樽で熟成後、ファーストフィルスパニッシュオークのオロロソ樽にてさらに追熟したボトル。

香りは熟れたリンゴ、シトラス、ハチミツ、レーズン、奥にうっすらしたスモーク。

味わいはバニラクリーム、ハチミツのリッチな甘み、クローブのスパイス、ダークチョコ、後半に潮の気配も感じます。

現行のスタンダード・ラインナップは、12年、Huddart、15年、18年の4本で、12年は40%、それ以外の3本は46%というアルコール度数。

12年ものよりもボディに厚みがありリッチに仕上ったボトルです。

オールドプルトニー 18年

セカンドフィルのバーボン樽で熟成後、ファーストフィルスパニッシュオークのオロロソ樽で追熟したボトル。

香りは濃厚で温かみのあるパンケーキ、枝付きレーズン、プラム、チョコレート、ミルククリーム。

味わいは初めは熟れた洋ナシや柿の濃厚なフルーティーさ、中間にシトラスや青リンゴの爽やかさに変化し、後半はオレンジ入りのチョコレートを感じさせるビター&スパイシー。

甘口の塩味で、それほどプルトニーの個性は感じませんでした。

しかしシェリーの塩梅がよく、スパイスの辛味が絶妙に下を刺激するリッチな味わいのボトルです。

オールドプルトニー ハダート

こちらはノンエイジのオールドプルトニー。

プルトニー蒸溜所の所在地であるハダート通りから取ったブランド名です。

そもそもはプルトニータウンと港を建設したジョセフ・ハダート船長に由来するネーミングです。

こちらはセカンドフィルのバーボン樽で熟成した後、ピーティーウィスキーを入れていたバーボン樽でフィニッシュして造られました。

香りは温もりのある甘みとスモーク、レーズン、麦芽クッキー、そして塩キャラメル。これぞプルトニー。

口に含むと燻されたオーク香が鼻腔を突き上げ、煙が晴れるやいなやハチミツ、オレンジ、ウエハースの香ばしさと甘み、中間に青リンゴや燻したレモンの若々しい爽快感が伝わります。後半にはクリーミーなバニラの甘みが訪れます。

そして焦げたトフィーのかすかな香り。

余韻は長めの塩キャラメル。

少し若さはありますが、まさに「潮」を感じる無骨で不思議な色気のあるボトルです。

オールドプルトニー 17年

こちらはひとつ前の世代の17年もののオールドプルトニー。

ウイスキーマガジンで「おすすめボトル」にも選定され、かつ安くてバランスの取れたおいしいボトルとのことで、愛飲する方も多かったものです。

香りはリンゴやバニラ、バタースコッチ、洋ナシ、ベリー系のドライフルーツ。

味わいはどっしりとした厚みのあるボディ、バタースコッチの甘みと香ばしさ、ウエハース、ドライプラムの酸味と甘み、後半にビターチョコ、カカオの渋み、ウッドスパイスが訪れ長い余韻が続きます。

15年よりも複雑な風味に進化しており、力強い風味が閉じ込められた印象のボトルです。

個人的に好きなので記載してみました。どこかで見つけた際はぜひ飲んでみて欲しい逸品です。

オールドプルトニー 21年

SFWSC2013・2011 ゴールドメダル、ISC2010 ゴールド、IWSC2013 SILVER Outstandingなどなど華々しいレコードを誇るオールドプルトニーの21年もの。

世界的なウイスキー評論家ジムマレー氏は97.5ptという高得点をつけ、「偉大なウイスキーの一つであることは間違いなく、まさにグラスからバイタリティー、カリスマ性、気品が弾け出している」と言い放ちました。

香りは穏やかでドライ。オリーブの塩気とバニラ、やや海藻っぽいピート香の中にはレモンとシトラス。フルーティかつモルティ。

口当たりはクリーミーでこっくりと粘性があります。きび砂糖の甘さ、バニラと洋ナシの上品なフレーバーを抜けるとホワイトペッパーとオークの香り。

やや酸度を感じる余韻は杏仁豆腐に入っているパイナップルやりんごを思わせます。

樽に染まり切っていないちょうどよい熟成感で、ボディも厚く余韻は長く華やか。この陶酔感のあるソルティさがたまりません。

現在は終売しているのですが、まだBarや市場を探せば見つかるかもしれません。

一度飲んでみることをおすすめいたします。




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