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イチローズモルトの味やおすすめの種類や銘柄/おいしい飲み方/ホワイト・ミズナラ・ワインウッド・ジョーカー

秩父蒸溜所イチローズモルト

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イチローズモルトの概要

イチローズモルトは埼玉県秩父市に蒸溜所を構える酒造メーカー「ベンチャーウイスキー」からリリースされているジャパニーズウイスキー。

2007年の蒸溜所設立からまだ12年と歴史は決して長くありませんが、創業者肥土伊知郎氏の先見の明とウイスキーづくりへのこだわり、そして圧倒的な熱量をまとったイチローズモルトは、今や本を代表し、世界に通用するウイスキーとなりました。

肥土伊知郎氏

ジャパニーズウイスキーと言えばサントリーの山崎や白州、ニッカの余市・宮城峡など大企業からリリースされるメジャーボトルを連想しますが、ベンチャーウイスキーは意外なほど小規模で作られています。

販売されるボトル数が限られていることから、過去にリリースされた限定ボトルは値段が高騰し、入手は非常に困難となっています。

それでも「イチローズモルトを飲みたい」というファンは次から次へと増えているのです。

今回はそんなイチローズモルトに迫っていきましょう。

イチローズモルトの発祥と製造場所の紹介

秩父蒸溜所

イチローズモルトは東京都心から北西に約100km離れた、埼玉県秩父市にある蒸溜所で作られています。

立地は秩父市街地から車で30分ほど離れた小高い丘の上。

夏は高温多湿、冬は朝晩が氷点下になるほど寒暖差の激しい環境ですが、この気候はアメリカのケンタッキー州と似ており、ウイスキーの熟成に多大な影響を与えます。

イチローズモルトがバーボンウイスキーのように短い熟成期間にも関わらずフルーティーでバランスの良いウイスキーを作ることが出来るのはこのためです。

秩父蒸溜所ビジターセンター

また埼玉県秩父市は上質な水が得られることでも有名です。

水の旨味を決定付けるのはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分。

これらが多く含まれていると味わいに個性が出て、少ないとクセの無い、ひっかかりの無い味わいとなります。

イチローズモルトの仕込水に使われる大血川渓谷水系の水は天然ミネラルを適度に含む軟水。

この水が上質なイチローズモルトの味わいに影響を与えているとも言えるでしょう。

まさに「名酒の陰に名水あり」ですね!

イチローズモルトの歴史

イチローズモルトの創業者、肥土伊知郎氏の実家は元々酒蔵を営む一家でした。

歴史の深い酒蔵で、1625年(寛永2年)、江戸時代徳川家光が将軍を務めていた頃から続く老舗で、日本酒をはじめたくさんのお酒を造っていました。

1941年秩父鉄道開通を機に埼玉県羽生市に進出。1946年にはウイスキー販売免許を取得し、羽生蒸溜所(羽生工場)にてウイスキー造りを開始します。

1955年市政施行・市庁舎竣工祝賀で賑わう羽生駅前

1955年市政施行・市庁舎竣工祝賀で賑わう羽生駅前

しかし肥土さんの父親の時代で経営が悪化。

その頃、肥土氏は東京農業大学を卒業しサントリーに勤めていましたが、この知らせを受け実家に戻り、家業の再建を決意します。

実家の経営の厳しさは想像を超えており、肥土氏は生産の現場だけでなく、量販店を回り紙パックの日本酒を売る営業の仕事も行いました。

その時に蔵の樽で保管していたウイスキーの原酒(スコットランドから輸入したものと自社である羽生蒸溜所で蒸溜したもの)を発見します。

自社の原酒は癖が強くて売りにくいと社内で言われていましたが、本当にそうなのか確かめるため、名前を伏せて夜な夜な首都圏のバーを巡り、バーテンダーに試飲してもらう行為をこの時に行っています。

これは肥土氏がウイスキーのブランド名ではなく中身を正しく評価してくれるのはバーテンダー達と考えたからです。

バーテンダーたちは「個性的で面白い味だ」と羽生蒸溜所原酒を評価し、次々にベテランのバーテンダーを紹介してくれたそうです。

 

しかし経営不振は止まりませんでした。

2000年についに会社は民事再生法を申請。

売却先の酒造メーカーからウイスキーづくりからの撤退と期限内に設備の撤去、及び約20年造り続けた400樽のウイスキーの原酒もろとも廃棄せよ、とういう条件が課せられてしまいます。

秩父蒸溜所の樽

肥土氏は、ウイスキー原酒とそれを入れている樽を預かってくれる企業を探しに奔走します。

まだ無名である羽生のウイスキーは売りにくいし、寝かせていても販売できるまで時間がかかるのでなかなか預かり先は見つかりませんでした(ちなみに肥土氏が過去務めていたサントリーにも断られてしまったそうです)。

苦労に苦労を重ねた末、福島県の「笹の川酒造」に原酒を預かってもらう許可を得ました。

「笹の川酒造」の倉庫で原酒をワインの空き瓶に詰めて、再びバー巡りを再開。

まだ販売免許がないので、製造・販売は笹の川酒造、企画はイチローズ・モルトとしたのです。

その後、多くの協力者と出会い、肥土氏は自らの蒸溜所をつくる決意をします。

まず2004年9月、まずはウイスキー販売会社として「ベンチャーウイスキー」を立ち上げます。

2005年には、ワイン樽で熟成させたボトル「イチローズモルト ヴィンテージシングルモルト」600本をリリース。

初となるこのボトルを売り出す為に、さんはなんと1日3〜5件、2年でなんと2000軒以上のバーを回りベンチャーウイスキーの営業をしました。

真面目で誠実な肥土氏の人柄も相まって、イチローズモルトはバーテンダーの方々に大変快く受け入れられました。

ちなみにイチローズモルトのカードシリーズのラベルを手掛けたデザイナーは肥土氏がバー回りをしている際にたまたま出会った方。
ウイスキーへの情熱はもちろん、人との縁も大切にする肥土氏の人柄が伝わる逸話です。

秩父蒸溜所

肥土氏は営業だけでなく、ウイスキー造りにおける日々の修練も欠かしませんでした。

スコットランドを中心に多くの蒸溜所(キルホーマン、エドラダワー、ダフトミル、ベンロマック、ペンダーリンなど)を訪問し、小規模蒸溜所の運用方法を学習していきます。

2006年の7月頃には建設が迫る秩父蒸溜所の操業の参考にする為、当時のメルシャンを口説き、軽井沢蒸溜所で1ヵ月だけ稼働させてもらい仕込みから樽詰めまでを経験。

2007年、スコットランドのベンリアック蒸溜所でもやはり蒸溜所を1ヶ月借りて、仕込みの実務を確かめ、現地のクラフトマンとの技術交流も図りました。

そしてついに2007年11月に念願の秩父蒸溜所が竣工し、翌2008年2月に国税庁より酒造免許が交付され蒸溜を開始。

しかし蒸溜所が稼働してもウイスキーを熟成させる為には最低でも3〜5年の月日が必要となる為、その間はウイスキーを樽ごと販売したり、地元銀行からの資金調達をして凌いでいました。

秩父蒸溜所のポットスチル

実家の家業復興に身を投じ、見事再建を果たした背景には肥土さんの家業への愛情とウイスキーづくりへの情熱がひしひしと伝わってきます。

その後イチローズモルトはニューボトルをリリースする度に口コミでコアなファンを増やしていき、現在の孤高の地位を確立するまでに至ったのです。

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イチローズモルトの製法(作り方)

イチローズモルトの製法は細部に至るまで徹底したこだわりがみられます。

使用する大麦麦芽の大部分はイングランド、ノーフォークのクリスプモルティングからの輸入ですが、近年では地元埼玉県産の大麦を使用しています。

少量ではありますが、伝統的なスコッチの伝統的製法を見習い、フロアモルティングも行っています。

フロアモルティング

フロアモルティングとは大麦を床に広げ、発芽が均一かつ効率的に進行するように、木製のシャベルで麦を攪拌する作業です。
昔はほぼ全ての蒸溜所がフロアモルティングを行っていました。

現在は効率やコストを考えモルトスターから麦芽を仕入れる蒸溜所が多くなっています。

スコットランドでこの伝統的な手法を用いているのは、ハイランドパーク・スプリングバンク・バルヴェニー・ボウモア・ラフロイグなどです。

秩父蒸溜所のゴールのひとつは、地元産の大麦に、地元産のピートを使い、蒸溜所内でモルティングを行う「100%埼玉産」のウイスキー造りを可能にすることだと言います。

グリスト

そしてモルトを細かく砕いてグリスト(粉末状)にする作業は朝晩2回。

グリストを温水をマッシュタンという大きな糖化槽の中で混ぜ合わせ、糖分を含むウォート(麦汁)を抽出していきます。

そして、ウォートに酵母を投入して混ぜ合わせていきます。

ウォッシュバックと呼ばれる発酵槽には日本を代表する木材、ミズナラ(ジャパニーズ・オーク)を使用。
発酵はじっくりと四日間行われます。

秩父蒸溜所のミズナラの発酵槽

近年では本番スコットランドでも維持管理の手間を考慮しステンレス製の発酵槽を取り入れている蒸溜所が増えている中、秩父蒸溜所では手間よりも原酒に与える風味を優先し、あえて手間とコストのかかるミズナラの木槽を取り入れています。

発酵の工程が完了すると酸っぱいビールのような発酵液(モロミ)が出来上がります。これはウォッシュと呼ばれます。

そして蒸溜です。
ポットスチルもスコットランド・フォーサイス社製のものを直接購入して使用しています。

秩父蒸溜所のポットスチルはフォーサイス社製

そして一番のこだわりとも言えるのは樽です。

原酒の半分はバーボン樽、もう半分はシェリー樽や、ワイン、ポート、マディラ、ミズナラなどの樽に入れられます。

その他ラム樽、テキーラ樽、グラッパ樽、ビール樽などの実験的な試みも数多く行っております。

驚きなのは蒸溜所内に自前のクーパレッジ(樽製作所)がおかれている事でしょう。

秩父蒸溜所の樽

なんでも研修先として懇意にしていたマルエス洋樽社が社長の引退を機に撤退することを聞き、その技術を継承したのだとか…。

本場スコットランドでも、自社で樽の製作まで手がけているのはグレンフィディックやマッカランなど大規模な蒸溜所ばかり。

一体どこまでこだわるのか…このままこだわりが進んだら、大麦の製作や土壌の管理などにも手をつけてしまいそうですね。(実際に始めているようです)

ワインカスクの樽

イチローズモルトはこうして小規模ながらも味わい・風味を最大限に活かすようこだわり抜いた製法で作られています。
蒸溜所のモチーフは今でも昔ながらの製法を少人数で守り抜いているエドラダワーだそうです。

秩父蒸溜所では日々様々な樽を使い、環境に適したウイスキーの個性を探求しているのです。

ウイスキー「イチローズモルト」のラインナップ

ごく一部となりますが、イチローズモルトのラインナップをご紹介しましょう。

イチローズ モルト&グレーン ホワイトラベル

高級なイメージがあるイチローズモルトですが、こちらは比較的手にしやすい現レギュラーボトル的な立ち位置の一本。

熟成する樽の個性を見極め、その個性にあった寝かせ方を行っている秩父蒸溜所。

グレーン原酒とブレンドすることで香味を発揮する原酒を選び、それをキーモルトとして作り上げたブレンデッドウイスキー。

秩父蒸溜所を含め全部で9蒸溜所のモルト原酒、そして2蒸溜所のグレーンウイスキーが使われています。

色は明るいゴールド。

やや若さを感じる香りとアルコールの刺激の後にレモンやオレンジのピール、フルーティーさの後にモルトのコク、オークなどの余韻が程よく続きます。

ハイボールにすると柑橘の香りが溢れ、高尚なソーダカクテルとしていただけます。

ちなみにブラックラベルやリミテッドエディションといったバージョンもリリースされています。

イチローズモルト モルト&グレーン  プレミアム (50度/700ml) 【ブラックラベル/チチブブレンデッド】

 

イチローズモルト ダブルディスティラリーズ

ベンチャーウイスキーの創業者肥土伊知郎氏が創業した秩父蒸溜所原酒と、彼の祖父が創業した東亜酒造の羽生蒸溜所の原酒をヴァッティングしたボトルです。

羽生蒸溜所は2000年に閉鎖してしまっているので今ではその原酒を口にするのが難しくなっています。

色は黄色味がかったゴールド。

味わいは糖蜜、ハチミツの甘みが前に出ており、それから白檀のような香木のアロマが鼻腔を抜けます。

アルコール度数は46°。やや青みがかったフレッシュな風味。

甘みがメインかと思いきやジンジャーや黒コショウのようなスパイシーな一面も感じるボトルで飲みごたえ抜群のボトルです。

イチローズモルト ミズナラ・ウッド・リザーブ

イチローズモルトの定番「リーフシリーズ」の1つでヴァッテッドモルトタイプのウイスキーとなります。

ラベルにあるMWRの表記はミズナラ・ウッド・リザーブの頭文字をとっており、ラベルのリーフの形状もミズナラの葉をイメージしたもの。

原酒は羽生蒸溜所のウイスキーをキーモルトとしており、非公開ですがその他複数のピート感の強いモルトウイスキーをヴァッティング、その後ミズナラリザーブヴァットで再熟成させた一品です。

カラーは濃いめのブラウンがかったゴールド。

味わいは濃厚なカラメルとカカオ感、干し葡萄を始めとするドライフルーツの甘み厚みのあるボディで飲みごたえ抜群です。

甘みの後に鼻腔を駆け抜けるピート、そして特徴的なサンダルウッドの香り。

余韻も長く、ウッディで飽きのこない複雑な風味。

飲みごたえのある味わい深いボトルです。

イチローズモルト ワインウッドリザーブ

こちらは秩父蒸溜所にて作られた原酒をワイン熟成に使われた樽で熟成させたシングルモルトウイスキーです。

味わいはオレンジやレモンピールの爽やかさ、ビター、カカオのコクが楽しめる1本となります。

原酒はかなり若い印象ですが、華やかで爽快さが前に出たボトル。

ピートはかなり抑えられていてスモーキーさは感じませんが、ワイン樽特有のプルーン、ブラックベリーのニュアンスがあります。

ハイボールにしても美味しく召し上がれます。

イチローズモルト 秩父ザ・ファースト

秩父蒸溜所が稼働した2008年5月~7月辺りに樽詰したバーボン樽熟成のモルト原酒から31樽を選びヴァッティングしたボトル。

熟成に使う樽は約200Lのスモールバッチで、3年とは思えないほどのリッチで深い熟成感を味わうことができます。

味わいはうっすらとレモンやオレンジのフルーティーさ。

ミルクキャラメルやトフィーの柔らかな甘み、クリーミーなタッチが小気味よさを感じさせます。

確かに3年とは思えないほどのウッディさや骨太さを感じさせる逸品。

もっと樽の中で寝かせた姿が見てみたいと思わせるボトルです。

加水は行っておらずアルコール度数は樽出し度数の61%。

イチローズモルト カード ジョーカー モノクロ

こちらはイチローズモルトを作り上げた肥土伊知郎氏の祖父が創業した東亜酒造、羽生蒸溜所の原酒が使われたボトル。

しかも85年~熟成させた原酒ですので熟成年数は33年!

羽生のアタックが強いハイトーンな原酒が長熟となるとこうなるのか!と発見できるボトル。

ニッキやサンダルウッドの香り。ジャパニーズに評される線香のようなヒントも。

口に含むとドライマンゴーや黒糖、メイプルシロップなどの濃厚な甘みとカカオのビター感を味わえる幻の逸品となります。

オレンジピールチョコレートのような独特の余韻も、不思議。

非常に希少性が高く、2019年では100万どころか200万円をゆうに超えます。

イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ 2015

こちらは秩父蒸溜所にて、2009年から2015年にかけて熟成した樽の中から取り分け個性豊かなものを選びそちらをヴァッティングして作られたボトルとなります。

選び抜かれた数十樽の中には1つだけミズナラの樽があるそうです。

今の秩父蒸溜所を最大限に表現したと肥土氏が太鼓判を押した自信作です。

色はややブラウンがかったゴールド。

若さを感じさせるアルコールと麦芽の香り、味わいはユーカリやレモンピールのフレッシュなフレーバーが鼻腔を抜け、その後に糖蜜の豊かな甘みが広がります。

余韻はスパイシーでライト。樽感もあります。

イチローズモルト 秩父 ザ・ピーテッド 2016

イチローズモルトのリリース第10弾にあたるボトル。

ピートを炊いて発芽させた麦芽を使用した為、心地の良いスモーキーさを味わうことができる逸品です。

色は明るめの琥珀色。

香りはスモーキーな中にバニラの甘さやグレープフルーツの酸を感じます。

味わいは強いアルコールアタックから糖蜜やトフィーの甘みを感じ、その後オレンジの皮やカカオのビターが訪れます。

同時にピートのスモーキーが鼻腔を抜け、複雑な風味を堪能できる贅沢なボトルです。

ボディも厚く可能性を感じさせるボトルです。

イチローズモルト 秩父 ポートパイプ

こちらはバーボン樽で熟成させたモルト原酒をポートワイン樽にて後熟させて作られたボトル。

ボトリング本数は4200本。希少性の高いボトルです。

希少性もさる事ながら、クローブやシナモンスパイス、ホットケーキ、奥からはオレンジピールなどを感じ、爽やかな出来栄えのボトルとなっています。

秩父蒸溜所の実験的試みの一本といえるでしょう。

イチローズモルト モルト&グレーン ワールドブレンデッドリミテッド

ホワイトラベルの上位に位置する限定品で、自社製造のモルト原酒と海外からの輸入原酒、グレーン原酒をブレンドしています。

熟したプラムやレーズン、ドライアプリコットのアロマの中に干し草やオークのニュアンス。青みがかったシダ植物のような印象も少々。

少しオイリーなテクスチャでドライフルーツやクリームサンドのようなこうばしい風味を感じさせます。

樽香とグレーン原酒の甘みが強く出ており、余韻もウッディで長いです。

イチローズモルトのおすすめのおいしい飲み方

オーツカ
では最後に編集部のオーツカがおすすめの飲み方をまとめます

生産本数が少ないイチローズモルトですが、商品はかなりの数をリリースしています。

すべてではないですが、最近のリリースも含めベンチャーウイスキーがこれまでリリースした商品一覧を書いておきます。

ベンチャーウイスキーのリリース商品一覧を見る

  • イチローズモルト モルト&グレーン ホワイトラベル
  • イチローズモルト モルト&グレーン プレミアム ブラックラベル
  • イチローズモルト モルト&グレーン ジャパニーズブレンデッドウイスキー リミテッドエディション
  • イチローズモルト モルト&グレーン ワールドブレンデッドウイスキー リミテッドエディション
  • イチローズモルト ダブルディスティラリーズ
  • イチローズモルト ワインウッドリザーブ
  • イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ
  • イチローズモルト MWR リーフラベル
  • イチローズ モルト秩父ちびだる
  • イチローズ 秩父ポートパイプ
  • イチローズモルト秩父ザ・フロアーモルテッド
  • イチローズモルト 秩父ザ・ピーテッド
  • イチローズモルト 秩父ザ・ファースト
  • イチローズモルト カードシリーズ
  • イチローズ・モルト23年 カスクストレングス
  • ザ・ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 10年 フォー・ザ・テイスター
  • イチローズモルト カード フォー・オブ・スペーズ
  • イチローズモルト カード ジャック・オブ・ハーツ
  • 秩父蒸溜所シングルモルト・ニューボーンヘビーピート
  • イチローズモルト カード フォー・オブ・スペーズ
  • イチローズモルト カード ジャック・オブ・ハーツ
  • 秩父蒸溜所シングルモルト・ニューボーンヘビーピート
  • ザ・ファイナルビンテージ・オブ・ハニュウ 10年
  • イチローズモルトカード キング オブ ハーツ
  • イチローズモルトカード クイーン オブ スペーズ
  • イチローズモルトカード エイト オブ ダイアモンズ
  • イチローズモルトカード シックス オブ クラブズ
  • 秩父蒸溜所シングルモルト・ニューボーンダブルマチュアード
  • イチローズモルト カード トゥー・オブ・ハーツ
  • イチローズモルト カード ファイブ・オブ・クラブス
  • イチローズモルト20年セカンドボトリング カスクストレングス
  • イチローズチョイス シングルグレーン川崎1976
  • イチローズチョイス シングルグレーン川崎1981
  • イチローズ・モルト ザ・ファイナルビンテージ・オブ・羽生2009
  • イチローズモルト 秩父 ニューボーン ミズナラ
  • イチローズモルト 秩父 ニューボーン ニューホグスヘッド
  • イチローズモルト 秩父 ニューボーン バーボンバレル
  • イチローズモルト MWR
  • イチローズ・モルト カード ジャック・オブ・ダイアモンズ
  • イチローズモルト 15年サードボトル
  • イチローズ・モルト カード クイーン・オブ・クラブス
  • イチローズ・モルト カード エイト・オブ・スペーズ
  • イチローズ・モルト カード ファイブ・オブ・ハーツ
  • イチローズ・モルト ザ・ファイナルビンテージ・オブ・羽生
  • イチローズモルト シングルモルト1988
  • イチローズ・モルト カード クイーン・オブ・ダイアモンズ
  • イチローズ・モルト カード ジャック・オブ・スペーズ
  • イチローズ・モルト カード セブン・オブ・ハーツ
  • イチローズ・モルト カード フォー・オブ・クラブス
  • イチローズ・チョイス シェリーインフリューエンス1983
  • イチローズモルト 20年スクエアボトル
  • イチローズモルトシリーズ シングルカスク2000
  • イチローズ・モルト シングルビンテージ1986
  • ginkgo ギンコー
  • イチローズモルト カードシリーズ ナイン・オブ・ハーツ
  • イチローズモルト カードシリーズ テン・オブ・スペーズ
  • イチローズモルト1985 スペード・エース
  • イチローズモルト1988 ダイヤ・キング
  • イチローズモルト1990 ハート・クイーン
  • イチローズモルト1991 クラブ・ジャック
  • イチローズ・モルト エース・オブ・ハーツ
  • イチローズ・モルト キング・オブ・スペーズ
  • イチローズ・モルト スリー・オブ・ダイヤモンズ
  • イチローズ・モルト トゥー・オブ・クラブス
  • スリー・オブ・スペーズ ニューウッド・フィニッシュ&シックス・オブ・ダイアモンズ バーボンウッド・フィニッシュ
  • イチローズモルト 秩父オンザウェイ2015
  • イチローズモルト 秩父オンザウェイ2013
  • 秩父ザ・ピーテッド 2013
  • 秩父ザ・ピーテッド 2015 カスクストレングス
  • 秩父ザ・ピーテッド 2016
  • 秩父ザ・ピーテッド 2018 カスクストレングス

 

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現在イチローズモルトは販売直後にすぐ売り切れてしまいますし、希少性が高いので、BARでも価格が高騰しあまり飲む機会がないと思います。

イチローズモルトカードシリーズ

その希少性から正直、僕自身もそこまでの種類、量を飲んでいるとは言えないでしょう。

使用している原酒や蒸溜時期、熟成年数によってもかなり味にバラつきがありますがモルト&グレーンは安定していると思います。
どんな飲み方でもおいしいですが、個人的にはハイボールが好きです。

 

限定品や希少なボトルを飲む機会に恵まれれば、是非ストレートで楽しみましょう。

秩父蒸溜所はまだ若い蒸溜所ですので、短熟のボトルは、フレッシュな柑橘、はっきりした揮発性の香りが感じ取れます。口に含んだ後、スパイシーでやや渋さを舌の上で感じるのが特徴かなと思います。

ピーテッドのもののほうが出来が良い?と感じる人も多いかもしれません。

羽生、川崎、秩父など様々な希少モルトを飲んでみて、その個性を捉えてみてください。

記事を加筆しつつ感じたのは、やはり肥土さんのウイスキー造りに対する姿勢が素晴らしいということ。

フロアモルティングをはじめ、樽造りのスキルを職人たちに学ばせ、蒸溜所にはミズナラの木を植える。

そういった「育成」や「未来」といったコンテンツに情熱を注ぎ、長くイチローズモルトが愛されるよう努力されている方と思います。

その情熱こそが世界中にファンをつけるイチローズモルトの魅力と言えるでしょう。




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