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ウイスキー伊達の味やおすすめの種類/おいしい飲み方/新ラベル、旧ラベル

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伊達の概要

伊達はニッカウヰスキーが製造し、アサヒビールが販売している宮城県限定販売のブレンデッドウイスキーです。

これまでネット通販では買うことのできない「ご当地限定ボトル」でしたが、今は購入できるようになりました。

現在販売されている伊達はブレンデッドウイスキーですが、発売当初は原料にグレーンを使用しないピュアモルトウイスキーでした(詳細は後述します)。

発売当初のラベルは黒い下地に白字で「伊達」という文字が記され、その下に大きな金色の三日月が描かれていましたが、現在はデザインがリニューアルされ「DATE」というローマ字の「A」の部分に三日月がかかっています。

この三日月のデザインは仙台藩初代藩主「伊達政宗」の兜をモチーフにしてつくられたそう。

宮城県で伊達といえばこの伊達政宗が連想されますが、ウイスキーの「伊達」は伊達政宗をモチーフにしたウイスキーではありません。

あくまでご当地のウイスキーということで、宮城県を盛り上げるためのプロジェクトとコラボして誕生したものです。

伊達の発祥と歴史、その製造場所

ウイスキー伊達が誕生した「伊達な旅」

伊達は2008年に販売元であるアサヒビールが主体となりJRや自治体、地元の観光事業者等を巻き込んで実施した大型地元応援観光キャンペーン

“仙台・宮城「伊達な旅」”の一環として発売されました。

この宮城県を盛り上げるための応援プロジェクトで「つくろう宮城のウイスキー」という企画が発表され、”豊かな自然に育まれ、宮城の皆様の手によって生まれたウイスキー”をコンセプトにニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所で製造しました。

ウイスキー伊達がつくられている宮城峡蒸溜所

つまり大型キャンペーンの中の一企画だったということですね。

ニッカウヰスキーはこれまでにも

  • 九州の「博多」
  • 北海道の「昴」
  • 関東の「ザ・横濱」

などなどご当地ウイスキーを何度か出しています。

伊達はこういったご当地シリーズのひとつで、宮城県応援プロジェクトとコラボしてつくられたボトルといってよいでしょう。

博多、昴、ザ・横浜などのご当地ウイスキー

ニッカウヰスキーは「地域に根ざした企業になる」というコンセプトのもと、原酒が足りていた頃はこういった活動が目立っていました。

現在は原酒不足のため最近こういったリリースはありませんね。

 

2008年に発売された伊達は原料欄にモルトとしか表記されていない「ピュアモルト」的ウイスキーでした。(でもラベルにはブレンデッドと書かれていた)

しかし2012年からラベルがリニューアル。原材料にもグレーンが追加され、正式なブレンデッドウイスキーとなりました。

発売当時は「宮城にお住まいの皆様、宮城を訪れる皆様に愛される商品」という考えのもとでつくられたということで、数量限定での発売だったのですが、2012年からは、ニッカウヰスキーの主要ブランドである「宮城峡」を反映した現在のラベルにて全国販売されています。

伊達の製法

ウイスキー伊達・DATE

2008年の発売当初、ニッカウヰスキーのホームページでは

「(伊達の)中身は、ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所貯蔵原酒を使用。宮城峡蒸溜所のモルトをバランス良くブレンドし、独自のカフェモルトの特徴を生かしたブレンデッドウイスキーです。」

と書かれていました。

飲んでみればわかりますが、使われているのは間違いなく宮城峡蒸溜所でつくられたもの。余市蒸溜所や西宮工場の原酒は使われていません。

「カフェ式連続式蒸溜機(カフェスチル)」でつくられたカフェモルト、そしてポットスチルでつくられた宮城峡モルトの2種類がブレンドされていたと考えられます。

原料がモルトだけなのにラベルに「ブレンデッド」という表記があったのは連続式のカフェスチルを使っているモルトが入っていたからと推測します。

ニッカウヰスキーでは単式蒸溜器(ポットスチル)でつくられたモルトウイスキーのみをシングルモルトと表記してリリースしているのでしょう。

宮城峡蒸溜所の設備

これが2012年のリニューアルで

  • カフェモルト
  • カフェグレーン
  • 宮城峡モルト

の3種類が使われるようになり、いわゆる一般的なブレンデッドウイスキーになりました。

 

カフェモルトとは以前「宮城峡」のページでも紹介したようにイーニアス・コフィーが開発した旧式の連続蒸溜機(カフェスチル)でつくりだす原酒のこと。

旧式のため製造効率は落ちるものの穀物由来の力強い風味が原酒に残る特徴があり、ブレンデッド用のグレーンウイスキーを製造する目的で宮城峡蒸溜所に1963年に導入。

このカフェスチルでトウモロコシを主原料とするグレーンウイスキーや、モルトのみを使ったモルトウイスキーを作り出しているのです。

カフェグレーン(グレーンウイスキー)はカフェモルトに比べて香味成分は少なくクセがありませんが、ブレンドすることで互いの個性を引き立てあい、複雑な風味を表現することができます。

宮城峡蒸溜所のポットスチル

また宮城峡のポットスチルではスチーム熱で満遍なく熱せられ蒸溜された宮城峡モルトがつくられます。

その華やかでフルーティな仕上がりの原酒が宮城峡の真骨頂です。

カフェモルト・カフェグレーン・ポットスチルのモルトウイスキー、個性際立つ3者をニッカウヰスキーのブレンダーがまとめ上げ、風味豊かなブレンデッドウイスキー「伊達」がつくられるのです。

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伊達のラインナップ

伊達

ウイスキー 伊達

現在「伊達」として販売されている唯一のラインナップです。

構成は宮城峡で造られた

  • カフェモルト
  • カフェグレーン
  • ポットスチルで造られたモルトウイスキー

の3種類がブレンドされています。

バニラの甘味と心地よいピート感、カフェスチルからくる優しいモルト感をじっくり味わえる贅沢なブレンデッドウイスキーです。

香りはフローラル、濃厚で優しいバニラ、ラムレーズンのアイス、メープルシロップ、ドライチェリー。

味わいはバニラ、ミルクチョコの甘味がどっと押し寄せ、後からレーズン、カカオ、カフェオレ、麦芽ウエハースなど様々な風味が訪れます。

余韻はカフェオレの苦味を纏った香ばしさとバニラの甘味が長く鼻腔に居座ります。

ブレンデッドですが充実したモルト感が楽しめる贅沢な内容のボトルとなります。

伊達(2008〜2012年 販売)

ウイスキー伊達 旧ボトル

こちらは2008年の発売から2012年まで販売されていた初代「伊達」。

ラベル全体が黒を基調としてとり「伊達」の文字の下には伊達政宗のシンボル、三日月が描かれています。

伊達政宗の甲冑を彷彿させるようなデザインです。

こちらのボトル内容量は500mlですが、2012年のリニューアルで現行品は700mlに変更されています。

その分しっかり値上がりもしています。

この初代ボトルの原料はモルトという表記のみ。

つまり所謂ピュアモルトということです。

しかしラベルにはブレンデッドウイスキーと表記されています。

宮城峡蒸溜所で造られた原酒だけを使って造られているのにシングルモルトと表記していないのは連続式のカフェスチルで造られたカフェモルトが含まれているからだと考えられます。

香りは宮城峡らしいシェリーの酸味と華やかさ、フルーティなリンゴ、メープルシロップ、ヘザーハニー、カカオ。

口当たりはスムースで味わいはリンゴ味の風邪薬シロップ、中間に砂糖をたっぷり入れたエスプレッソ、後半はふくよかなバニラを伴ったオーク材でできた古い家具のような余韻。

現行品の伊達も美味ですが、初代は宮城峡モルトの華やかなシェリー樽のアロマがよく出ており、よりスパイシーな印象です。

現行・初代と飲み比べしてみるのも面白いかもしれません。

2012年のリニューアルでラベルが変更され、原料にも「グレーン」という表記がなされました。

伊達のおすすめの飲み方

オーツカ
では最後に編集部のオーツカがおすすめの飲み方をまとめます

宮城県にお出かけすると、飲食店や居酒屋でよく目にしますウイスキー「伊達」。

ノンエイジのブレンデッドという位置ですが、フルーティーでモルティ、やわらかな甘さとビターな余韻で「高騰した竹鶴の代わりに飲む!」という人も少なくありません。

今やAmazonや楽天などの通販サイトでも容易に購入できるようになったので飲む方も増えているようです。

飲み方は無難にストレートがいいと思います。

アルコールアタックはきつくなくクッキリとした香味が感じ取れます。

ハイボールもおいしいですが、水割りは竹鶴に比べると少しへたってしまう印象なので濃いめでつくるといいと思います。

ニッカウヰスキーブランドのカフェモルトやカフェグレーンが品薄になってきているので、伊達という選択肢もアリなのではないでしょうか。

お家で飲むのももちろんおいしいですが、やはりご当地ウイスキーは「現場」で愉しみたいところ。

仙台の居酒屋でサラリと一杯、伊達(粋)な飲み方したいものです。

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