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バーボンウイスキー「ブラントン」を学ぶ!味や種類、おすすめの飲み方

ブラントンのフィギュア

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オーツカ

ざっくり覚える!

八面体で球体形状のボトルが特徴的なプレミアムバーボン。

ブラントンはバーボンのメッカ、アメリカのケンタッキー州のバッファロー・トレース蒸溜所で作られています。

最大の特徴は他の樽の原酒同士を混ぜ合わせることを行わない「シングルバレル・バーボン」であるということ。

通常、バーボンは味の均一化のためいろいろな樽原酒をブレンドするのですが、ブラントンはただひとつの樽からのみ瓶詰めを行います。
非常に個性の際立ったこだわりの逸品で、1樽の原酒から約250本しかつくられていません。

ラベルもクラフト感満載で、蔵出しの日付、倉庫、樽、各ボトルナンバーが手書きで記されています。

「Blanton’s」の文字数と同じ8種類あるボトルキャップには、サラブレットの雄姿を表したフィギュアが施されています。

 

まとめて試飲できる!オリジナルのブラントンセット

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まずはオリジナルセットの紹介させてください!

プレミアムバーボン「ブラントン」を知るための最短セット

ブラントンセット

バッファロートレースの蒸溜所のプレミアム品をブラントンを色々飲み比べしたい!という方へ特別セットをつくりました。

  • ブラントン (46.5度)
  • ブラントン ゴールド (51.5度)
  • ブラントン ストレート フロム ザ バレル (約65度)

30mlセットと100mlセットから選べるので、少しずつ飲み比べて、ブラントンの香りや味の違いを確かめてください。

 

おすすめの飲み方・飲み進め方

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当時、数多くのバーボンブランドがメーカーズマークの成功に追従するように高級市場向けの路線を模索していた中、ブラントンはバーボン史においてはじめて「シングルバレル」と呼ばれる高級路線をリリースしたことでも有名です。

相当に骨太で男性的、芳醇で力強いウイスキーです。

まずはストレートで飲んでみることをおすすめします。ドライプルーンやドライイチジク、デーツやドライレーズンの風味をガツンと感じる事が出来ます。度数が高いので少し飲み疲れる感じもありますが、切れはよくスパイシー。

ハーフロックやロックも甘みが立っておいしいです。
ただ、驚くほどサラサラと飲めてしまうので気を付けてください。

カントリーミュージックやJAZZなどを流しながら、深いウッドの香りを楽しみながら音に酔うというのが、大人の嗜み方ではないでしょうか。

通常のブラントンは濃くて強すぎると思った方は「ブラック」、もっと華やかでメロウなブラントンが飲みたいと思った方は「ゴールド」、そして「ストレート・フロム・ザ・バレル」を飲んでみて下さい。

やや高騰してきているので、上記のセットは非常におすすめです。リーズナブルにプレミアムバーボンとはどういうものかを知ることができます。

ブラントンの発祥と歴史

由来

ブラントンは1984年に誕生したブランドで、ケンタッキー州フランクフォード市の市制200年を記念して作られました。

「ブラントン」という名前の由来は、エンシェントエイジ社の蒸溜所に約55年間勤めたバーボン作りの巨匠「アルバート・ブラントン大佐」から付けられました。
アルバートの作り出すバーボンは常に素晴らしい出来で、人々から「ディーン・オブ・ケンタッキー(ケンタッキー州の長老)」と呼ばれていたそうです。

ただ、実際に「ブラントン」という商品を世に送り出したのは、アルバート大佐の元でバーボン造りを学んだ愛弟子、エルマー・T・リー。
彼のこだわりの製法が、世界に名高いプレミアムバーボンを生み出したのです。

現在、マスター・ディスティラー、ハーレン・ウィートリーにその巧みな技術が引き継がれています。

どこで作られているのか?

バッファロートレ―ス

ブラントンが作られるのはケンタッキー州のフランクリン郡フランクフォードにあるバッファロー・トレース蒸溜所。

フランクフォート周辺の地質は炭酸カルシウムを豊富に含む石灰岩で覆われています。

この層を濾過するようにくぐり抜けた水はライムストーンウォーターと呼ばれ、バーボン造りに欠かせません。
天然ミネラル成分を適度に含み、引き締まった湧水が、ブラントンの仕込み水として使用されるのです。

 

バッファロー・トレース蒸溜所は、以前はエンシェントエイジ蒸溜所と呼ばれ小生産の上質なウイスキーを作り出す蒸溜所でした。

つまり上記で紹介したアルバート大佐やエルマーは、同蒸溜所がバッファロー・トレースと呼ばれる前の時代から長きに渡りバーボンを造り続けてきた職人だったわけですね。

バッファロー・トレース蒸溜所は、ブラントンをはじめ、その蒸溜所の名を冠したバッファロー・トレース、他にも

  • エンシェントエイジ
  • オールドテイラー
  • オールドリップバンウィンクル
  • ウェラー(W.L. Weller) 
  • サゼラック ライ
  • ジョージ・T・スタッグ

などのメジャーバーボンを世に送り出した名品製造機とも言える蒸溜所です。

ちなみに同蒸溜所はウイスキーだけでなくウォッカも製造しています。

ウイスキー好きのみなさんには、他の製品も是非飲んでいただきたいものばかりです。

ブラントンの歴史

ブラントンが発売されたのは1984年。

まだ40年程度しか経っておらず、老舗の銘柄が多いウイスキー界においてはまだまだ歴史の浅いボトルという印象を受けてしまいがちです。

しかし、バッファロー・トレース蒸溜所の歴史を遡ってみると…1849年にフランクフォートに移住してきた「ベンジャミン・ハリソン・ブラントン」氏が1865年に建てた蒸溜所が前身です。

こちらで作られていたオールド・ファイヤー・カッパーというボトルは設立当時から高い評価を受けていました。

1900年、になると蒸溜所は買収され「ジョージ・T・スタッグ蒸溜所」改称されます。

1912年、には当時事務員として働いていた、蒸溜所設立者であるベンジャミン氏の息子アルバート・バーコン・ブラントン氏が所長に就任!
つまり、バーボン「ブラントン」の名前の由来となったアルバート氏は蒸溜所創業者のご子息だったというわけですね。

1929年になるとバーボン最大手となるシェンレー社が蒸溜所を買収、施設内を整備拡大されます。

そして1946年にはケンタッキーストレートバーボンウイスキー「エンシェントエイジ」がリリース。
(ここでようやく創業当初の名前を冠したウイスキーができるわけです。)

同年所長であったアルバート・ブラントン氏は約55年間働いた蒸溜所をその後引退。彼の功績から蒸溜所は「ブラントン蒸溜所」に改称されました。

1969年、ブラントン蒸溜所から「エンシェントエイジ蒸溜所」に改称。

そして1999年6月、「バッファロー・トレース蒸溜所」に改称され現在に至ります。

樽

随分と名称が変化していますね。

この流れを見ると蒸溜所の呼び名はもう「ブラントン蒸溜所」でいいんじゃないの?と思ってしまいます。

ちなみに、蒸溜所のあるフランフォード市は、水牛がケンタッキー川を通った場所として有名で、地元住民から『バッファロー・トレース(水牛の道)』と呼ばれているそうです。

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ブラントンの製法(作り方)

ブラントンの8種類のボトル

ブラントンはこだわり抜いた製法で作られているプレミアムバーボン。

最大の特徴は他の樽の原酒同士を混ぜ合わせることを行わない「シングルバレル・バーボン」であるということ。

必ず単一の樽(シングル・バレル)からボトリングされる為、各々の樽が持つ個性を心ゆくまで楽しめるのです。

まずトウモロコシの比率を高くして糖化、発酵されたマッシュを蒸溜し原酒を作り出します。

この原酒はアメリカンオークの新樽で4年間熟されるのですが、マスターディスティラーを含む最低3人の官能試験管が毎年香りや味わいをテイスティングします。
この間、熟成蔵庫での樽の置き位置は高所〜低所への移動が繰り返されます。
これは床と屋根付近の温度差が大きく、春夏秋冬置き位置を入れ替えるサイクルを設けることにより、バランスよく熟成させるのです。

そして4回の夏が過ぎると(約4年熟成)、ブラントンにふさわしい樽のみを選び出し、A〜Zまである熟成庫のうちブラントン専用庫のH熟成庫へ移されます。

はっきりした理由は分かっていないそうですが、H庫では上質な熟成が進むと信じられているそうで、ここは神の手に託すような感覚とのこと。ゲンも担いでいるわけですね。

ブラントンのボトル

この神秘的なH倉庫でさらに4年間熟成され、計8年以上熟成されたものがブラントンとなるのです。
熟成が終わった原酒はマイナス1度まで冷却され、16枚の特殊フィルターでろ過されボトルに詰められます。

ちなみに1樽の原酒からは作られるのは約250本のブラントンだけだそうです。

ブラントンの種類/ラインナップ

ブラントン シングルバレル

2018年のIWSCとSWSCにおいて共に銀賞を獲得した世界的に評価の高いボトル。

熟成のピークを迎えた樽を厳選し、単一の樽からボトリングした芳醇で濃密な味わいのシングルバレルバーボンです。

初めて飲む人はその上品な甘みと奥深くに眠る微かなスパイスに唸ることであろう一本。

ドライマンゴー、甘みの強いイチヂク、接着剤のようなキツイ香りではなく心地よいニッキの香りが鼻腔をくぐり抜けます。

余韻はバニラと深いオーク。

46.5度とは思えないほど、液体そのものにズシリと重みがあり、エレガントで、実に贅沢なバーボンです。

ブラントン ブラック

こちらはブラントンのレギュラーボトル的1本。

アルバート・ブラントンから引き継いだレシピを忠実に守り仕上げたボトルです。

アルコール度数はブラントンの中で一番低い40度。

一言で言い表すと甘みとスパイシーが共存した味わい。

濃厚なバニラとカスタードクリーム、イチヂク、心地良く下を締め付ける酸味、そしてシナモンなどのスパイシー感を堪能出来ます。

「ブラントン」に比べると少々ハイトーンな一面(アルコールを感じる)があるので、ロックにすると美味しく頂けます。

ブラントン ゴールド

こちらはブラントンの原酒の中から、厳選に厳選を重ね最高のクオリティをもつ樽の原酒をボトリングしたプレミアム・バーボンウイスキー。

「ブラントン」ラインナップの中でも頭一つ抜けた高級感を感じさせるボトル。

野暮ったさは一切無く、品の良いバニラやオーク、熟したメロン…様々なものを連想させる複雑で深い味わいをもつ極上の逸品です。

バーボンが苦手という方でもすんなり飲めるでしょう。

アルコール度数は51.5%、深みがあり、満足度の高い一本で、飲んで損はしないボトルです。

2018年のSWSC、IWSC共に金賞に輝いた文句なしの味わいです。

ブラントン ストレート・フロム・ザ・バレル

同じレシピで作っていても樽の持つ個性は様々であり、樽によって風味はそれぞれ異なります。

フロム・ザ・バレルはより風味に秀でた強い個性を持つ樽だけを厳選し、その原酒を濾過せずにボトリング。

その風味は極上で、香りは超濃厚なバニラ、アンズ、濃密なオーク。

口に含むと強烈にウッディな香り、そしてにじみ出る黒蜜と心地の良い酸味。

長く長く続くオークの余韻はこのボトルでしか表現できないもの。

アルコール度数66%とパワフル。

贈り物にぴったりのラグジュアリーな1本です。

オーツカ

ブラントンのキャップフィギュアは全部で8種類。

すべて集めて順番に並べると、スタート位置から徐々に馬が走っていき、最後のひとつは騎手がガッツポーズをしているという面白い演出になっています。

全種集めるというのも一興ですね。





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