福岡県朝倉市の新道蒸溜所が、シングルモルト「SHINDO EXPERIMENTAL FOR CORES.03」を9月12日に全国一斉発売しました。
CORESシリーズの第3弾で、キーモルトにはアメリカンホワイトオーク(AWO)新樽で熟成したノンピート原酒を初めて据えています。
栗、ピートに続く三つ目の柱
CORESシリーズは、2025年6月発売のSHINDO EXPERIMENTAL 01を土台に、蒸溜所がより踏み込んだテーマで原酒を仕込み直す枠として始まりました。
第1弾「CORES.01」は栗樽を主体に据え、渋みと甘さのバランスをコントロールする挑戦でした。
続く第2弾「CORES.02」では、新道の公式ボトルとして初めてピーテッド原酒を主軸に置いています。
今回の第3弾は、この流れの三本目にあたり、テーマはノンピートのAWO新樽です。
7種の原酒を束ねる設計
キーモルトとなるAWO新樽原酒は、熟成開始から4年が経過し、テルペン由来の、森を思わせるグリーンな香りを獲得しているといいます。
ここにピーテッド原酒やミズナラ樽熟成のノンピート原酒などを合わせ、前作からさらに熟成を重ねた計7種類の原酒をヴァッティングしています。
甘やかな味わいを軸に、土や苔を思わせるスモーキーさ、果実の華やかさ、そして熟成による円熟した落ち着きを重ねる設計です。
栗、ピート、新樽と、CORESは回を追うごとにテーマを大きく振ってきており、次のCORES.04がどの方向に向かうのかも気になるところです。
新道蒸溜所は自社製のブレンデッドウイスキーも6月に発売するなど、今年は矢継ぎ早にリリースを重ねています。









