大学生や新社会人がウイスキーを気軽に楽しめるバー(BAR)はあるの?

大学生や初心者などウイスキービギナーにおすすめするバーBAR

大学生ライターのJ.D.です。
大学の同期に「バーで飲んでみたいお酒は?」と尋ねると「ウイスキー」と答える人は結構います。
バーでウイスキーを飲む行為は、若者にとって憧れで、大人だけが楽しめる特別でかっこいい時間なのかもしれません。しかし多くの若者にとってバーは価格と敷居が高い場所。大学生なら尚更で、どんな格好でどのくらいお金を持っていったらいいのだろう?と考えてしまう方も多いはず。そこで今回はバーでウイスキーを飲んでみたいという大学生の為に、財布に優しく、気取らずに楽しめる方法を提案します。

バーは大学生には高いんですッッッ!

バーに行くにはバイトと勇気と覚悟が必要

学生がBARに行くのはとっても勇気が必要

突然ですが、バーでウイスキーを一杯注文するとと大体いくらぐらいになるかご存知でしょうか?
お店や地域にもよりますが、上記画像のようなオーセンティックバーでは一般的なウイスキーのシングルが1,000円以上、やや希少な銘柄なら2,000円以上します。もちろん、これはチャージ料(座席料やサービス料の事)を含めずにこの価格です。
もしチャージ料も含めたら一杯で大体2,000円~3,000円前後になるでしょう。大学生の平均的な飲み会予算が3,000円であることを考えると、この価格は少し躊躇する、どころか選択肢にすら入らないでしょう。

※オーセンティックバーとは、昔ながらのバーの伝統に基づいているスタイルのお店。落ち着いた雰囲気でカウンターがメイン。料理などは少ないお店。

価格面はバイトをやりくりしてなんとかクリアしたとしましょう。
しかし次に立ちはだかるのが「入りづらい問題」。
バーの多くは「日常から離れられるように」と外から店内が見えないお店が多く、入るまでどんな雰囲気かわかりません。
元々、バーは「ギャングの隠れ家(Hide out)」として使われており、扉が重く閉鎖的なのはギャングたちの自衛のためと言われています。
そんなギャングのアジトにウイスキークエストの駆け出しの冒険者である大学生はやはり入りにくいわけです。

このように、大学生がバーに行くには、事前に調査をして、バイトをしてお金をため、店に入る勇気をつけ、イメージと違っても後悔はしないという覚悟が必要です。
殆どの人が『そこまで大変なら……別に居酒屋とビールでいいや』と、バーでウイスキーを飲む事を諦めてしまいますが、諦める前に知ってほしい事があります。
バーには様々な種類があり、そのような覚悟をせずとも入れる、大学生でも行きやすいバーというのが存在します!

おすすめはアイリッシュパブ!

アイリッシュパブ

出典:http://lightdining.co.jp/restaurants/peat-irish-tavern/

服装にもカジュアル、フォーマルとある通り、バーにも気軽に入れるカジュアルな店舗、上質なサービスを提供する格式のある店舗など、様々な形態があります。バー初心者がいきなりオーセンティックバーに行くのは難しいかもしれませんが、アイリッシュパブのようなカジュアルバーであれば気軽に行けると思います。
アイリッシュパブとはアイルランドが発祥のバーで、カウンターで最初に注文し、支払いを済ませて席につくようなオーダースタイルのお店。
カウンター席よりはテーブル席のほうが多く、重厚で落ち着いた雰囲気というよりは素朴なイメージが強いバーです。店内も雑踏としており、スポーツバーとしての側面を持っているお店も多いです。

学生向きな理由は色々あります

アイリッシュパブなら気軽に行けると説明しましたが、コレには理由が4つあります。

①チャージ料がない店が多いので金銭的な負担が少ない
チャージ料とはいわゆる席料の事を指し、席につくだけでお金を取られます。何もしていないのにお金を取られるのは理不尽な気もしますが、回転率が決して良いとはいえないバーを維持していくためには仕方がないものです。しかし、同じバーでもアイリッシュパブは殆どの店がチャージ料を取りません。
支払いが前払い制なのと、スタンディングでお酒を飲むお客さんもいるためです。回転率が上がる効果もあるようですね。

②店内がアットホームで入りやすい
アイリッシュパブは外から中の様子が伺えるので、安心感が有ります。
中の様子が全く伺えないタイプのバーに入って一番困るのが、”常連しかいない”、もしくは”全く人が居ない”事です。
アレは体験した人にしかわからないと思いますが、お酒を楽しむどころではない非常に気まずい感覚に陥ります。
しかし、アイリッシュパブはテーブル席が多く、カウンターで常連さんと隣り合わせになったりすることや、バーテンダーさんと対面することはめったにありません。
アイルランドのアイリッシュパブも、日本のアイリッシュパブもアットホームな場所が多く、気軽に入ることが出来ます。

③複数人での会話が出来る
バーというのは基本的に静かにお酒を飲むことがマナーですが、アイリッシュパブは元々が近所の人たちの集いの場のような形で生まれたバーなので、数人で集まって話をしやすい雰囲気と構造になっています。これなら大学生や新社会人なども友達や同僚を誘って行きやすいですね。

④お酒のクオリティが高く、ウイスキーが美味しい
居酒屋チェーンの中には「この店はケチっているのでは?」と思うぐらい薄くて美味しくないハイボールを提供するお店がありますが、アイリッシュパブではまずそういったことがありません。お酒を提供する目的で作られたバーですから、ハイボールが薄いなんてことはありません。

でも、アイリッシュパブはビールがメインのお店では?

アイリッシュパブというとフィッシュアンドチップスとギネスなどのビールの印象が強いですが、ウイスキーの種類も豊富です。繁華街にある居酒屋チェーンのウイスキーの品ぞろえは多くても6種類ぐらいですが、アイリッシュパブには最低でも15種類、多いお店だとアイリッシュウイスキーを中心に200種類以上置いてあります。
そして、アイリッシュウイスキーは初心者でも飲みやすいとされているものが多く、バーデビューと同時にウイスキーを試してみたい人にとってもぴったりです。

有名なアイリッシュパブを幾つか紹介

学生や初心者に優しいバーであるアイリッシュパブですが、その中でもチェーン展開していて入りやすいお店を紹介します。

HUB・82エールハウス

HUB

出典:http://www.pub-hub.com/index.php/shop/detail/70

HUBは現在、関東に50店舗ほど、同系列の82エールハウスは15店舗ほど展開している英国風パブです。ブリティッシュパブの様式が一部に混じっているため、厳密にはアイリッシュパブではありません。HUBはお客さんの層が若く、バーが初めてという人にとって入りやすいリーズナブルなお店です。同じ会社が運営する82エールハウスのほうがウイスキーの種類が豊富なのでウイスキーを飲むなら82エールハウスをおすすめします。7時までのハッピーアワーの時間帯であれば、20種類ほどの定番シングルモルトがリーズナブルな価格で飲めるので私もよく行きます。

アボットチョイス

アボットチョイス

出典:https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13056360/

アボットチョイスは瓶ビールが100種類以上、樽接続の生ビールが飲めることを推しているお店ですが、ウイスキーの種類も豊富で常時200種類以上が飲める素敵なお店です。棚を覗くとこんな銘柄まで揃えているの?という感想が漏れるぐらいマイナーな銘柄がずらりと並んでいるので、眺めているだけでも楽しめます。
店舗は都内に6店舗と、店舗数では先ほど紹介したHUBや82エールハウスよりは少ないですが、入店しやすく料理も美味しいです。アイリッシュパブに慣れてきたらぜひとも訪れて見て下さい、下手なオーセンティックバーに行くより、ウイスキーを楽しめます。

ケルツ

ケルツ

出典:http://celts-shinagawa.com/

アイリッシュパブは世界的に流行傾向にあると言いますが、日本では関東圏に集中していることが多く、関西や地方に住んでいる方は訪れにくいと思います。しかし、ケルツはHUBや82エールハウスに比べ、九州地方や中部地方にも店舗展開しています。更に、先程紹介した2つのアイリッシュパブに比べると、ランチをやっている店舗が多かったり、比較的早い時間帯からやっていることも多く、長時間飲むには向いています。私も何度か友人と集って軽いランチから飲みに突入というコースで飲んでいます。
程よい混み具合で、紹介した店舗の中ではお客さんの層に一番好感が持てました。初めての人でも訪れやすいかと思います。

原価BAR

原価バー価格

出典:http://www.genkabar.jp/menu.html

こちらはアイリッシュパブではありませんが、『大学生がウイスキーを手軽に飲むにはどうすればいいか?』という目的の記事では外せないと考えたので紹介します。
原価BARとは文字通り、お酒を原価で飲めるというコンセプトのお店です。1,500円(一部の店舗では若干の誤差あり)の入場料を払えば画像の通り、他のお店では手を出しにくい銘柄を気兼ねなく試すことが出来ます。例えばジョニーウォーカーのブルーラベルが一杯800円程度で飲めますし、ボトルで買えば2万円を超えるロイヤルハウスホールドは1,300円程度で飲むことが出来ます。ブラックニッカに至っては10杯飲んでも500円です。安く色々試飲してみたいと思った際には訪れてみては如何でしょう?

BAR原価割れ

前述した原価BARの系列店ですが、こちらは文字通り原価を下回る価格で提供するお店です。グレンリベットのオールドボトルが凄まじい価格で販売されていたりします。個人的に気になったのは山崎18年が900円で提供されていたことで、近日中に再び訪れて見たいと思うほどです。

ちょっと気合を入れていくときのお店

次に紹介するお店はサラリーマンなどの大人が多く、学生向きとは言い難いですが、どちらも美味しいウイスキーとメニューを楽しめるお店です。価格も内装も本格的ですが、アイリッシュパブの持つカントリー調の雰囲気で気取っている様に見えない為、女性をエスコートする際にも使えるお店です。

ダブリナーズ

ダブリナーズ

出典:http://www.partylabel.net/dubliners-shinagawa/

山手線沿線を中心に5店舗が展開するダブリナーズは今まで紹介した店舗と比べると本格的なアイリッシュパブです。
何が本格的かと言うと、アイルランド大使館の人が足を運ぶほど。価格は多少高くなりますが、他の店では無いケルト音楽の生演奏を聞くことが出来ます。更にフードもアイリッシュパブで出て来る定番品から、日本人向けにアレンジされたおしゃれなものまで様々です。ちょっとした非日常感を求めて気になる女性をデートに誘ってみては如何でしょう?

FINN McCOOLS

FINN McCOOL'S

出典:https://www.hotpepper.jp/strJ001144417/

赤坂や霞が関に展開するFINN McCOOLSは、本場アイルランドのパブをイメージしたという、年季の入ったヴィンテージ色の強い店構えと内装が魅力のお店です。肝心のウイスキーは20種類前後と少し物足りないですが、フードが豊富で、立地も良い場所が多いので学校や職場の仲の良い女性と帰りがけに立ち寄るのも良いかもしれません。

おわりに

どうでしょうか。
バーでウイスキーを楽しむにはオーセンティックバーに行かなくてはならないと思い込んでいる方も多いかもしれません。
しかし、慣れない方にとっては敷居と価格が高く、友人を誘うにも気が引けてしまう場所です。
今回ご紹介したアイリッシュパブであれば『価格が良心的で、ノーチャージ。気軽に入りやすくて、ウイスキーの品揃えも豊富』と、現代の若者、大学生がバーでウイスキーを飲むにはうってつけだと思います。もちろん、大学生でなくとも、バーが初めてという社会人の方もぴったりです。
現代の若い世代は”手軽さ”や”コスパ”を重要視します。
もちろん”味”や”雰囲気”も重要ですし、ウイスキーはかっこいい大人な飲み物であって欲しいです。しかし、入り口は門戸は広い方が良いでしょう。BARRELもそのために存在しています。
今回紹介したお店はどれも素敵なお店です。ぜひとも訪れてみてくださいね。