お酒による歯の着色や虫歯。ワインやウイスキーで歯は汚れる?

コーヒーやワインなどを飲むと前歯を中心に歯が黄色や茶色になるってよく聞きますね。

確かに濃い色の赤ワインを飲むと前歯にステインがついて、赤黒く変色します。歯磨きすればとれるんですけどね。

しかし徐々に歯全体の色が変色していっている気がしてならない。

ウイスキーだってめっちゃ色が濃いし、一体歯にはどういう影響があるのだろうと思い調査してみました。

あと今回は思い切ってホワイトニングもしてみましたよー!

お酒と虫歯の関係

そもそもお酒(アルコール)で虫歯になるのでしょうか?

調べてみると、「アルコール」そのものでは虫歯にならないとのこと。しかし糖質を含んでいるビールやワインなんかは虫歯の原因になるらしいのです。

逆に糖質をほとんど含んでいないウイスキーは虫歯になりにくいことがわかりました。

ダイエットに関してもそうですがやはりキーワードは「糖」のようですね。

ここはひとつ専門家に聞いてみたほうが正確かと思いましたので、僕の会社のクライアントである歯医者さんに聞いてみました。

ブライトデンタルクリニック河野院長ブライトデンタルクリニック河野院長

埼玉県所沢市にある歯科医院の院長。

小児歯科、矯正歯科をベースに痛くない治療を得意としており、審美歯科をはじめ、インプラント、ホワイトニングなどにも造詣が深い。

ICOIなどの口腔インプラント学会に所属し、Dr向け講演会や海外研修プログラム、症例発表なども数多く行うプロフェッショナル。

アクセスは新所沢駅、小手指駅、ちょうど中間。どちらも近いです。やさしい。

オーツカ
先生、寝る前にワインや日本酒などの醸造酒を飲むと虫歯になるけれど、蒸留酒(ウイスキーとか焼酎)は飲んでも大丈夫という話を聞きました。

これはどういう原理なんでしょうか?

糖質が入ってると虫歯になって、蒸留酒だと糖質がないから問題ないということでしょうか。

河野院長先生
基本的にはその理解であってます。

虫歯の原因となるのは「ミュータンス菌」と「ラクトバチラス菌」のふたつです。

まず「ミュータンス菌」ですが、この菌は虫歯になるきっかけを作ります。

ビールや日本酒、ワインには糖質が入っていますよね。

ミュータンス菌は糖(たべかす)を栄養源としプラーク(歯垢)と乳酸(酸)を作り出します。

この酸が歯の成分であるカルシウムやリンを溶かしてしまうのです。これがきっかけで虫歯になります。

ミュータンス菌は、乳歯の萌出時期に養育者から感染して定着するのですが、プラークの無いツルツルとした状態であれば、唾液や飲み物などで簡単に洗い流すことができます。まずは付着させないことが大事ですね。

オーツカ
なるほど。もう糖が残ってたらダメなんですね。

じゃあそのラクトアイスみたいな名前のほうは…?

河野院長先生
「ラクトバチラス菌」は乳酸の一種で虫歯を進行させる菌です。

この菌は歯の表面に付着する力はありませんが虫歯の穴や不適合な修復物の周りに住み着きます。

ミュータンス菌によって溶かされた歯のエナメル質の中へ入り込んで虫歯を進行させていくわけです。飲食回数や糖濃度の高い飲食物の摂取が多い場合には容易に増加します。

オーツカ
予防法とかはあるんですか?
河野院長先生
まずはきっかけとなるミュースタンス菌を予防しましょう。

これには「フッ素」が効果的です。

フッ素には、ミュータンス菌の活動を抑え、酸が作られるのを防いでくれる力があります。

歯科医院でお口の中のミュースタンス菌の有無を調べることもできるので、定期的に健診してみてください。

オーツカ
なるほど!じゃあフッ素めっちゃつけます!
 

歯の着色について

オーツカ
次に赤ワインを飲むと歯がステイン(?)で黒くなりますよね。お酒以外にもコーヒーや紅茶もも茶シブなどがつきます。

ウイスキーにもタンニンが入っているのですが、歯の色って変わるんですか?

河野院長先生
あれは歯の色が変わっているわけではありません。

お口の中では常に「再石灰化」というものが起きています。

先ほどお話ししたむし歯の菌がエナメル質を溶かし、初期むし歯を作ります。

それと同時に唾液がカルシウムイオンとリン酸イオンを補給し、エナメル質の結晶を新しく形成し、元の健康な状態に戻す現象を再石灰化といいます。

お口の中は破壊と再生を常に繰り返しているような状態なのです。

河野院長先生
この「再石灰化」の際に色素成分を一緒に取り込んでしまって歯の一部になってしまうことで色素沈着がおきます。糖がない状態でウイスキーだけを飲むのであればほとんど問題ないと思います。

ただし、ハイボールはあまりよろしくない。炭酸水の酸でも歯の表面は削れます。そしてそのざらついた表面に着色する可能性があります。

オーツカ
歯ってすごい忙しく壊れたり直ったりしてるんですね。

炭酸水程度の酸でも歯は削れてしまうとのことですが、こちらも予防法とかあるんですか?

河野院長先生
歯の表面は果物の酸や、歯磨き粉でも削れてしまいます。

個人差もありますが元々表面が荒い人もいますね。

予防法としては食後はなるべく時間をあけずに歯磨きをすることですかね。ただ優しく磨いてください。

強く磨きすぎることも表面が削れるのでNGです。

あとはあまり研磨剤成分の強くない歯磨き粉を使うこと。

フッ素やハイドロキシアパタイト、ポリエチレングリコールを含有しているものを使うなどが良いと思います。

オーツカ
なるほどそういうことなんだ。

僕の歯、昔から黄色いんすけど、磨きすぎなのかな?それともハイボール飲みすぎたのか。。。

歯って歳をとってからボロボロになるとめちゃくちゃお金かかるじゃないですか。インプラントとか1本30万円くらいしますもんね。

歯は大切にしたいです。

歯の着色以外にも色々な質問に的確に答えてくれるので、埼玉県にお住まいの方は河野先生のブライトデンタルクリニックに行ってみたらいかがでしょうか。ホワイトニング以外にも小児矯正歯科などもやっています。

※追記 色が気になるのでホワイトニングしてみました

というわけで、ウイスキー単体で飲めばあまり歯に着色したり、黄ばみがついたりしないことはわかりました。

しかし、僕は醸造酒である日本酒、ワインをはじめ毎日コーヒーも飲む!なので歯は白くしたいわけです。

個人的にホワイトニングには昔から興味があったので、トライしてみました。

なので追記しておきます。

 

ホワイトニングを専門に行うクリニック

施術を受けたのは東京の某クリニック。

医院内で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングというものがあったのですが、オフィスホワイトニングのほうが効果が高いというのでこちらを選択。

1回12,000円。

4回セットだと40,000円でできるというのでセットでお願いしました。

だいたいこれが相場なのかなぁといった感じ。

どうやら4回くらいで誰しもが効果を実感できるようですね。

ホワイトニングの流れはこんな感じ

  1. まずホワイトニングをする前の口内を見ながら、歯の色調をチェック、撮影。
  2. ドクターと一緒に「このくらいの白さを目指しましょうね~」という、目標の歯のサンプル色調を見せてもらい、お口を開けて、特殊な器具(マウスリトラクター)で唇を固定。
  3. 最初に特殊なスポンジ(激落ち君みたいなやつ)で歯の表面に付着している歯垢を除去。
  4. お口を一旦ゆすいで、ホワイトニングジェルを塗ってもらいます。
  5. 次に歯に光を照射していきます。目に光が入らないよう、顔はタオルで覆われます。9分間そのままの状態で歯に光を当てられます。
  6. ジェルをふき取り→また塗り→光照射を3回ほど繰り返して完了。だいたい30分もあれば1回の全工程が終わります。
  7. 僕の場合は4回コースなので次回の予約をして終了です。照射中はすんごい暇ですが、全然痛くなかった。

結果、歯は白くなったのか?

「照射当日は少し沁みたりするかも」と先生に言われながら4回程やってみましたが、全く痛みは出ませんでした。

さて、歯は白くなったのでしょうか?

結果はこんな感じ。

ホワイトニング術前 ホワイトニング術後

ふむ。確かに白くなりましたね。

一気に白くするのではなく4回かけて自然とゆっくり元の歯の色に馴染むように白くなります。

人工的な感じはまったくありません。

歯は年齢によってどんどん黄色味を増してくるようですが、年齢に見合った白さを手に入れられたかと思います。

ここから半年くらい経つと、また少し黄ばんでくるようですが、そのタイミングでメンテナンス(1回照射)するとまた白くなるようです。

つまりちょっとお値段が張っても一気に4回セットで白くしちゃって、その後は半年に一度くらいメンテナンスすればお得といった感じ。

ホワイトニングに関しては専門クリニックがたくさんあります。選択の基準としては

①ホワイトニング施術経験、年数が豊富。

②機器を扱っている店舗数(歯科医院数)が多く信頼に富む。

③相場は一回10,000円くらいでできるところが適正価格。

を満たしていると間違いないです。

やみくもに新しい施術法をやっている医院や謎の研磨剤入りの歯磨き粉を買うのではなく、老舗を選んだほうがいいです。

ホワイトエッセンスなどは全国に170医院以上あり、15年以上運営しているホワイトニングの老舗なので気軽に相談すると良いでしょう。

 

ホワイトニング後のおすすめ歯磨きツール

ホワイトニング以来、歯を大切にすることに凝ってしまい、色々な歯ブラシや歯磨きツールを買ってしまいました(笑)

やっぱり、なるべく歯を白く保ちたいですし、食べるのが好きなので、将来おいしいものを食べ続けたいと思ったからです。

着色予防、虫歯予防という意味でも歯にお金をかけることはすごい費用対効果高いと思います。投資です投資。

 

色々購入した中で、すんごい良かったのが電動歯ブラシ!と口腔洗浄機(ジェットウォッシャー)!

 

ドルツやソニックケア―やジェットウォッシャー

これがジェットウォッシャーだ!

一時期歯が白くなる歯磨き粉とかにも凝ったんですが、高い割に歯医者さん曰くあんまり意味がないからやめたほうがいいよと。

なので予防や歯ブラシに集中して投資しました。

色々な口コミや評価を見ながらお手入れグッズを買って試してみたところ…

 

もうね、電動歯ブラシに関しては「なぜ生まれてこのかた使ってこなかったんだろう」と後悔しております。

 

いやマジで爽快。楽。

そして普通の歯ブラシよりはるかにヘッドの持ちがいい。

使ってない人はリアルに購入すべきです(笑)

購入する電動歯ブラシは各社から出ている一番安いもの(スタンダード品)でいいです。

スタンダードからプレミアム品まで幾つか購入して比べましたが、値段はそこまで関係ないと思いました。

 

本体が軽くてヘッドが小さいドルツが磨きやすかったかな。

リンク先の一番安いやつ。5000円以下で買えると思います。それで十分。

歯磨きの際、数分とはいえ手を固定するのは疲れるのでなるべくブラシヘッドは軽いほうがいいです。

同じくらいの金額で、フィリップスのソニックケアーも評判よかった(こっちのほうが口コミ評価は高い)のですが、しばらく使ってみて全体の重量が重く疲れてしまいました。

ドルツのほうが本体が軽量でヘッドサイズが小さくて口の中で小回りが利きます。

日本人は顎が小さいらしいですが、僕は人一倍小さいのでそれが理由のひとつかもしれません。

 

そしてこれも初体験。

歯茎がスースーするぜ!ジェットウォッシャー!

これもドルツです。

とにかくスッキリする!っていうか、強力すぎていきなり水圧MAXで試したら初日は歯茎が血だらけになりました。

しかしだんだんと刺激に慣れ、歯茎は強くレベルアップしていくようで、今では弾力が増してピンク色!

歯間ブラシをする手間がなくなったのはとても嬉しいですね。

歯医者さんに行くといっつも「表面、裏面はすごい綺麗に磨けていますが、歯間ブラシもやりましょうね」と言われていたんです。

とても面倒くさい歯間のお掃除。

ジェットウォッシャーで解決です。

夜中寝る前にブビャーッって口の中を洗浄するのが爽快で、ちょっと楽しくなりました。

食べたらすぐに歯を磨くクセをつけましょう

というわけで、ウイスキーなどの蒸留酒だけを飲むなら問題ないですが、おつまみを食べたり、ワインや日本酒、ビールなど糖の入ったお酒を飲んだ際は歯が黄色くなる可能性がかなり高いということがわかりました。

歯を大切にしたい人は気を付けましょう。

歯は極端に黄色かったり汚らしかったりすると、対面する相手に不潔な印象を与えてしまいます。

逆に歯が白く美しければ、自信をもって頻繁に笑顔を見せることができ、非常に明るい印象を他者に与えます。

歯は一生付き合う身体の資産です。

いつまでも美味しい食事

美味しい食事を食べられるのも歯が元気だから。

おじいちゃんおばあちゃんになっても自分の歯で生活したいものです。

 

ところで最近歯医者さん行ってますか?

虫歯がないかまずは歯医者さんに相談だ!

 

ABOUTこの記事をかいた人

オーツカ

ウイスキーをもっと身近に!小難しいウイスキーの世界を分解し、わかりやすく整理する「ウイスキーオーガナイザー」。 これからウイスキーを知りたいビギナーさんの味方になります!日本最大級のウイスキーメディアBARRELを運営、編集長及びカメラマン、さらには執筆もしています。 他にも1000万PVを超える大規模サイトも運営しており、集客コンサルティングなど行っています。コラボやお仕事のご依頼はお問い合わせフォームから。