フルーティカクテル、オールドファッションドのエピソード。

オールドファッショドってどんなお酒?

オールドファッションドはどんなお酒?

ロックグラスに揺れる琥珀色だけでも、ウイスキーはきれいなお酒です。

でもオールドファッションドは一味違います。角砂糖の落とされたお酒にはビターズで風味付けがされ、柑橘やチェリーの色合いも美しく、目でも楽しめるカクテルです。

より甘党の方は、マドラーで角砂糖を崩しながら飲むこともでき、飲み手の自由度の高いお酒と言えます。

今回はそんなオールドファッションドの魅力に迫ってみましょう。

オールドファッションドに溶けた秘密

オールドファッションドと瓶

オールドファッションドはアメリカンウイスキーをベースにしたカクテル。

アメリカンウイスキーならではのビターな味わいと柑橘のフレッシュな風味がマッチした、ほろ苦いお酒です。グラスに角砂糖を落として、飲み手がマドラーで崩しながら飲むという手法もあり、自分で甘味を調節できるのも魅力です。

このオールドファッションドは、一説によれば競馬場のバーテンダーが作ったと言われており、アメリカで行われる有名な競馬レース”ケンタッキーダービー”では、毎年”オールドファッションドグラス”と呼ばれるロックグラスが観客に配られるようになりました。

 

このお酒を好んで飲んだ人物に、ジェシー・リバモアという投資家がいます。15歳で相場に初勝ちしてから投資に魂をかけた彼は、一度は自己破産するものの見事負債を完済し、その後は世界恐慌に冷え込んだ市場を救う立ち回りを見せました。

競馬場に投資家、こう見るとお金に縁の深いお酒のように見えます。

独立、新事業のスタートなどお金を味方につけたい時に飲んでみてはいかがでしょうか。

金運が舞い込んできてくれるかもしれません。

オールドファッションドのつくり方

オールドファッションドカクテルレシピ

材料

バーボンウイスキー 45ml

角砂糖 1個

アロマティックビターズ 1ダッシュ(1ダッシュとは1滴たらすことです)

レモンやオレンジなどのフルーツ

手順

①まず氷を一杯に入れて角砂糖を落としたグラスにバーボンウイスキーを注ぎます。

角砂糖

②アロマティックビターズを1ダッシュ(1滴)たらします。入れすぎないよう注意しましょう。

アロマティックビター(アンゴスチュラ・ビターズ)を注ぎます。

③最後にレモン、オレンジなどの柑橘やチェリーをそえます。

お好みでフルーツを

 

マドラーを添えて完成です。

オールドファッションドにおすすめのバーボンウイスキー

お家でオールドファッションドを作ってみたい!バーで注文するときにバーボンの銘柄を指定したいと思っている方は、こちらを参考にしてみてください。

ワイルドターキー 8年

ワイルドターキー 8年

ロックで飲むと、バニラやナッツのような芳醇な香りが漂って、意外にも癖が少ないのがワイルドターキー。

ワイルドターキーは若干の苦味がありますが、柑橘類の苦味に近いので、オールドファッションドに加えるフルーツと相性もばっちりです。
ラベルに書かれた七面鳥が目立つので、探すのも簡単ですよ。

フォアローゼズ ブラック

フォアローゼズ ブラック

名前の通り華やかな香りが特徴の1本。すっきりとしていますので、軽やかに飲みたい方にお勧め。オールドファッションドをより柔らかく軽く飲めるでしょう。

イエローよりもブラックが重厚感があり、おすすめです。

ちなみにこのフォアローゼズは生みの親である、ポール・ジョーンズが女性にプロポーズしたとき、その女性が4本のバラのコサージュをつけて結婚に応じたというエピソードからその名前が付けられました。

I.W.ハーパー ゴールドメダル

I.W.ハーパー ゴールドメダル

居酒屋さんにも置かれていることも多いバーボンです。ハーパーは癖がないので、どのようなカクテルにもマッチします。お手頃な値段なので、初めてのひとでもチャレンジしやすいバーボンです。

ジムビーム

 

ジムビーム ホワイト

おしゃれなCMで若者にも人気のジムビーム。バニラやキャラメルのような豊かな甘い香りがしますので、オールドファッションドに使った場合、ビターズの風味と引き立て合う相乗効果を期待できます。角砂糖を大胆に崩しながら飲みたいですね。

実はコーラとの相性もいいので、1本買っておくとお家でコーラーハイボールも楽しめますよ。

メーカーズマーク

メーカーズマーク レッドトップ

ロウでふたのされたコロンとした瓶がかわいらしいお酒。そのまま部屋に飾っておきたくなってしまいます。

口当たりがやわらかく素直なので、少々分量を雑に計ってしまっても飲みやすさを保証してくれますよ。何十年もこの1本のファンだ、という人もたくさんいます。

アロマティックビターズって?

代表的なアロマティックビターを2本ご紹介

お酒を専門とする仕事でなければ、この名前には聞き覚えがないかもしれません。アロマティックビターズとは、香草や薬草をつかったリキュールです。

香りと苦味が特徴的で、いろいろな木の皮や草、根などを漬け込んで作っています。

その昔は胃薬として使っていたとか。そのままで飲むことはほとんどなく、1,2滴たらして隠し味として使います。

この数滴で味が激変します。家でカクテルを作る人なら、1本は持っておきたい秘密の材料です。以下に代表的なアロマティックビターズを紹介します。

アンゴラチュラビターズ

数滴で味が変わるアンゴスチュラ・ビターズ

ドイツ生まれのアロマティックビターズ。大抵の飲食店ではこれを用いています。黄色いふたに茶色の瓶、新聞紙のような包装紙でくるまれており、キッチンに置いておくだけでおしゃれです。

オレンジビターズ

オレンジの苦味がアなるオレンジアンゴスチュラ・ビターズ

名前の通りオレンジの苦味が中心となった風味を加える”オレンジ・アンゴスチュラ・ビターズ”。通常のアンゴラチュラビターズに比べて見かける頻度は少ないですが、こちらのビターズを推奨するカクテルもあります

 オールドファッションドとともにリッチな夢を

幸せを運ぶカクテル

ウイスキーのようにほろ苦い日々。でもその中の角砂糖のように、幸せは日々に少しずつ溶け込んでいるのです。

自分の目にはそう見えなくても、意外とその時間は華やかなのかもしれません。

オールドファッションドはお金に縁のある野望のお酒。誰しも、「将来大物になってやる」「大活躍してやろう」という野望を抱いたことがあるのではないでしょうか。現実に打ちのめされて、それを「青い夢だった」とあきらめた人もいるかもしれませんね。

はかなき夢をオールドファッションドで乾杯

でも、その夢は無駄なものではないはずです。

オールドファッションドを飲みながら、野望を再燃させるもよし、当時の思い出に浸るもよし。そのほろ苦さはあなたを支えてくれる味わいのはずです。