ラフロイグから、11年熟成にオロロソシェリー樽でフィニッシュを施したリミテッドエディションがリリースされます。アルコール度数は51.5%。数量や発売対象国については現時点で公表されていません。

矢継ぎ早の新シリーズ、その勢いの裏側
ここ数年のラフロイグは、新作のペースが際立って早いブランドの一つです。
2023年には麦汁の濁度を変えて風味を作り分ける実験シリーズ「エレメンツ」が始動し、2024年には蒸溜所の歴史を彩った人物に光を当てる「ストロングキャラクターズ」が登場。
さらに毎年のアイラフェスに合わせて「フレンズ・オブ・ラフロイグ」向けの「カーディス」を送り出し、定番の30年熟成版も継続してリリースしています。今回のオロロソシェリー仕上げが、こうした既存シリーズの一角として位置づくのか、単独の企画なのかはまだ分かりませんが、開発のペースが落ちていないことは間違いなさそうです。
今回の11年は期待を上回れるか
ラフロイグは2014年、当時のオーナーだったビーム社がサントリーに買収されたことで、サントリーグループの一員になっています(現在はサントリーグローバルスピリッツ傘下)。
アイラ島の伝統を色濃く残す個性派ブランドが、実は日本企業の傘下にあるという事実は、意外と知られていません。
ピーテッドモルトとオロロソシェリー樽という組み合わせ自体は、同じアイラ島の蒸溜所でもたびたび採用されてきた定番の手法で、燻したような煙の香りにドライフルーツの甘みが重なる味わいが好まれる傾向にあります。
11年という熟成年数は、看板商品の10年からわずかに歩を進めた設定で、フィニッシュ工程による変化がどう出るか気になるところです。









