フォアローゼズが、ブランドの138年にわたる歴史を各章で紐解くウルトラプレミアムな年次シリーズ『アンソロジー』を発表しました。
その第1弾『チャプター・ワン:オリジン』は、同蒸溜所史上最長熟成となる21年物のバーボンです。
「愛の誓い」が名前の起源——1888年創業のフォアローゼズとキリン

フォアローゼズは1888年、ポール・ジョーンズJr.がケンタッキー州ローレンスバーグに創業しました。
ブランド名の由来は、南部の女性への求婚エピソードです。
愛の告白に対し、彼女が舞踏会に4本の赤いバラのコサージュをつけて現れたことがプロポーズへの承諾を意味したとされており、ジョーンズはその瞬間にちなんで蒸溜所を命名しました。
今年で創業138年を迎えるブランドが、満を持して自身の足跡を振り返る——それが『アンソロジー』の発案です。
また、フォアローゼズは2002年にキリンが買収し、現在も日本のキリングループが所有しているブランドです。
日本との繋がりは深く、その動向は常に国内でも注目されています。
フォアローゼズの大きな特徴である「2種のマッシュビルと5種の酵母菌株による10レシピ」というシステムも、日本のファンには広く知られています。
21年熟成OBSFレシピ——フォアローゼズらしい「ハーブ×ハイライ麦」の最高峰

チャプター・ワン:オリジンに使われたのはOBSFレシピです。
高ライ麦配合のマッシュビルに、ハーブやミントのニュアンスが際立つF酵母株を組み合わせた一本で、21年という熟成年数がそのキャラクターを余すところなく引き出しています。
度数はバレルプルーフの124.9プルーフ(62.45%)。
テイスティングノートはライプチェリー、カカオ、ハニー。フィニッシュに成熟したオークとリッチフルーツが続きます。生産本数は約1,200本と極めて限定的で、コレクター向けのボトルとして位置づけられています。
7月10日発売、当面は米国限定。キリン経由の日本展開に注目

参考価格は500ドル(約7万3,000円)。
7月10日にフォアローゼズのビジターセンターで先行販売し、翌11日にはルイビルの歴史的ウイスキー街区ウイスキー・ロウでのイベントでも入手機会が設けられます。その後一部小売店への流通も予定されていますが、現時点では米国内限定のリリースです。
キリングループが所有するブランドゆえ、将来的な日本展開の可能性は十分に考えられます。今後の第2章以降が何をテーマにするかも含め、『アンソロジー』シリーズの行方を追っていきたいところです。










