アイラフェス40周年を祝う2本の限定ボトルが明らかになりました。
ラフロイグとボウモア、サントリーグローバルスピリッツ傘下のアイラ蒸溜所2社が、今年のアイラフェス(フェス・アイラ)に合わせた限定リリースを発表。なかでもラフロイグ「カーディス フレンチオーク」は、昨年8月にTTBのデータベースで存在が明らかになり、BARRELでもお伝えしていた一本。
ようやく正式発売が確定しました。
ラフロイグ初、100%フレンチオーク熟成の「カーディス」

「カーディス」はゲール語で「友情」を意味し、ラフロイグが毎年「フレンズ・オブ・ラフロイグ」のメンバーに向けてリリースする人気シリーズ。今年で第18弾となります。
2026年版の最大の特徴は、ラフロイグとして初めてフレンチオーク樽100%で熟成した点です。ラフロイグのスピリッツといえばバーボン樽との相性で語られることが多く、フレンチオーク単独での熟成は今回が初の試み。
マスターブレンダーのカラム・フレイザー氏によれば、フレンチオーク由来のフルーティなキャラクターが際立ち、スモークの奥にハネデューメロン、タルトチェリー、ザクロのような果実感が生まれているとのこと。
テイスティングノートは以下のとおりです。
香り:スモーク、スウィート、セイヴァリー。新鮮に削られた木、土っぽいピートスモーク、なめし革、ストーンフルーツ。
口:キャンプファイアのスモーク、バニラ、黒いリコリス。ビターなダークチョコレート、ロースとコーヒー、スターアニス。
フィニッシュ:スモークとシーソルト。長く、塩気を帯びたセイヴァリーなフィニッシュ。
アルコール度数52.6%、価格は89ポンド(約17,000円前後)。5月23日より蒸溜所および公式サイトで販売開始。

ボウモアは641本のみ、蒸溜所限定のシングルカスク

ボウモアの今年のアイラフェスボトルは、9年熟成のシングルカスク。
使用麦芽は100%フロアモルティング由来という、ボウモアの伝統製法にこだわった一本です。熟成にはファーストフィルのペドロ・ヒメネス・シェリー樽を使用。1779年創業、アイラ島最古の蒸溜所としての矜持が詰まった仕様といえます。
テイスティングノートは、香りにドライカラント、トレクルトフィー、エスプレッソ、くすぶるピートスモーク。口にトーストしたアーモンド、レーズン、ねっとりとしたデーツ、キャンディドオレンジ。フィニッシュは長くウッドスモークが続き、ドライフルーツとシナモンの温かみ。
アルコール度数55.4%。瓶詰め本数はわずか641本で、価格は130ポンド(約25,000円前後)。ボウモア蒸溜所での限定販売のみ。
今年のアイラフェスは創設40周年の節目にあたり、各蒸溜所がこれまで以上に力を入れた限定リリースを揃えています。









