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ウイスキーフェスティバル2018/東京・高田馬場/レポート

ウイスキーフェスティバル2018

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最新の2019ウイスキーフェスティバルレポートはこちら

2018年11月24日(土)・25日(日)に行われた「Whisky Festival 2018 in TOKYO」に行ってきました。

2016年、2017年とレポートしていますが今回で11回目。しかも初の二日間開催!

大盛況でしたのでその模様を書いていきまーす。

ウイスキーフェスティバルとは

概要

ウイスキーフェスティバル

こちらは土曜日の様子。4000人を超える来場者。

まずはいつも通り概要を。

主催はウイスキー愛好家団体の「ウイスキー文化研究所」。

国内最大のウイスキーイベントで、二十歳以上であれば誰でも参加が可能です。

一般人だけでなく、業者や、お店の店員など様々な方が集まり、世界中のウイスキーが色々試飲できます。

今回は二日間開催ということで、料金はこんな感じです。

1日入場前売券:JWRC会員/ 4,000円 一般/ 4,500円
2日通し入場前売券:JWRC会員/ 7,000円 一般/ 8,000円
当日券:一律 5,000円

僕の周りのウイスキー好きの方は2日通しでいらっしゃってる方も多かったですね。

ウイスキーをはじめたくさんの洋酒が飲めます!

 

今回は80社以上の出展ブースが参加。
様々なウイスキーを試飲できるほか、ジンやラムやブランデーなどの洋酒もたくさん置かれていました。

他にもプロのバーテンダーによる無料カクテルブース、ビール、シガー、フードも楽しめます。

さらに、よりマニアックな層へ向けて、各蒸溜所の特徴、最新ボトルの秘話が学べる特別セミナー、オリジナルボトルの販売などもあります。

たくさん色々な種類のボトルが飲みたい!というファンにはまさにうってつけのイベントです。

今年度の注目点

なんだか新しい風が吹いたような今年のフェス。今年の注目点を見ていきましょう。

各社ニーズに合った戦略を展開

今回も様々な新製品をはじめ、レアボトル、オールドボトルが並んだウイスキーフェスティバル。

来場者数と共に、趣向や年代が広がってきたウイスキーファン達に各社上手に対応していました。

大手メーカーは自社がターゲットとしている客層をしっかり把握しており、その層に合うように出展ブースをコントロールしているように思えました。

 

ビギナー層にはハイボールやカクテルをはじめ、ジンやリキュール、アブサンなども人気。

 

チーズや燻製、生ハムやサーモンなどウイスキーに合うフードブースには長蛇の列も。かなり盛況でした。

 

こういった大きなフェスにはエンタメ感も重要。VRを使った蒸溜所見学体験やバグパイプの演奏もあります。

 

当然ですが、有料ブースに張り付きっぱなしの玄人達もたくさんいました。

以前より泥酔している人が減りました

これまでのフェスは高濃度のアルコールを急激に取り込んで、酩酊している人をチラホラ見かけましたが、以前より無茶な飲み方をする方が減ったように思えます。

入り口付近には何名かいましたが、純粋にウイスキーを楽しもうと思える方々が増えてきた証拠ですね。

お水

しっかりお水ブースも完備しています。みなさんたくさん飲まれていました。

来場者、出展者ともに外国の方も増えてきました

写真を撮影していて思いましたが、外国人の来場者も多かったですね。

諸外国から注目を集めているジャパニーズウイスキーブランドも多く出展していますし、ウイスキー好きに言葉の壁はないような思えます。

ブース側にも外国の出展者が多いので、なかなかインターナショナルな現場でした。

カップルも増えてきました

「彼氏が最近ウイスキーにハマってて」

「夫の付き添いで」

こんな声が良く聞こえてきました。

おっさんばっかりだったはずのウイスキーイベントにも徐々に若い男女やカップルが参加し始めたのです。

なんというか、「秋葉原化」とでもいうのでしょうか。

客もマニアックであれば店員もマニアック、そんなコアな層だけが集っていたアンダーグラウンドなフィールドが、情報の伝播速度が上がることにより急激に平均化していく。

往年のラヴァーズ達には「ヒミツの場所」が見つかってしまった感じがあるかもしれません。

しかしこれは飲食に限らず、芸術、スポーツ、どの世界でも起こること。

「形骸化」ではなく「進化の途中」と捉えるべきでしょう。

振り返って

今回のフェスティバルは2日間という新たなチャレンジだったようですが、大盛況でしたね。

初日4500人、二日目は3500人、計8000人を記録したようです。

ウイスキーラヴァー達や新規層、どちらも楽しめるとてもバランスの良いイベントだったと思いました。

 

ブースを周っていて印象に残ったのはウイスキー文化研究所のスタッフさん達。

今回はスチル撮影に動画撮影、さらには来場者に行っているアンケートにもすごく力が入っている印象でした。

若い女性やカップルなどにインタビューしているところを多く見かけたので、しっかりと一般層をマーケティングしているな。と。

若い世代を取り込み、新陳代謝をしていくことがイベントの拡大に繋がっていくと思います。

 

ここ数年、とにかくコンテンツを消費するスピードが上がっています。知識と経験をラーニングするスピードも過去と比べてケタ違いです。

つまりそれだけ飽きられてしまう速度も速い。

「ウイスキーフェスティバルでなくてはならない理由」を模索し、マニアック層に刺さるところを残しつつ、一般層にも広げられる施策をこれからも期待しています。

 

ちなみに僕も非常にゆっくりなペースではありますが、この「BARREL」をはじめて2年が経過し、バーテンダーさんやTwitterのフォロワーさんに声をかけられることも増えてきました。

ありがとうございます。

たくさん写真を撮影したので、幾つか選抜してギャラリー化しておきます。

みなさんいい笑顔!!!




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