ウイスキーにクラフトビール、ジンにラムにウォッカ!お酒の一大イベント「リカマンウイビアメッセ in 京都」レポート

2018年7月28日、BARRELでもたびたびお世話になっているリカーマウンテンさんが『リカマンウイビアメッセ in Kyoto』を開催したので行ってまいりました~。

まさに日本最大級のお酒イベントにふさわしく、来場者数は4908名に上りました。

この数はリカマンがこれまで行ってきたイベントの中でも最多。

多くのイベントが次々と記録を更新しているので、愛好家が増えていることが伺えますね。

リカマンウイビアメッセとは

概要

主催は京都を中心に大阪、滋賀、東京、愛知、福岡など、全国に150店舗以上展開するお酒の専門店「リカーマウンテン」。

国内最大規模のお酒のイベントで、ウイスキーやクラフトビールを中心に、ジンやラムやウォッカ、焼酎などのスピリッツのブースが200以上出展します。(出展ブースとフロアマップ

会場は京都の平安神宮のすぐそば「みやこめっせ」。会場規模はかなり広いです。

二十歳以上であれば誰でも参加可能。

料金は、前売券3,000円/当日券は3,500円。

VIP専用ラウンジで100種類以上のプレミアムウイスキー、オールドボトルを愉しむことができるVIP券が10,000円。

開催時間は11:00~19:00という超長丁場。

時間内は出入り自由ですので、酔ったらお外で休んで再入場できるお酒好きには嬉しいシステムです。

(※ただし当日屋外は37度だったので、みやこめっせ内でみなさん休んでいました)

何ができるの?

国内外問わず、新作、話題のウイスキーはもちろんのこと、人気のクラフトビール、クラフトジンやラムにウォッカなどのスピリッツが所狭しと並んでおります。

とてもじゃないですが一日で回りきれる(飲み切れる)量ではありませんが、会場内の約8割のボトルは無料試飲が可能で、残りの2割は有料試飲ができます。

ウイスキー蒸溜所、酒造メーカー、インポーターが多くの商品を展示していますが、一般のBARも参加しており、普段なかなか飲めない貴重なボトルもリーズナブルな価格で提供しています。

愛飲家や玄人と呼ばれる方々は、ここぞとばかりにレアボトルのコーナーに張り付いていたりもします。

来場者の特徴

リカマンウイビアメッセの様子

昼12時頃の様子。これよりさらに来場人数が増えていきます。

ウイスキーフェスティバルなどと同じく、一般のお酒好きの方以外にもBARや飲食店関係者も数多く参加します。

開催地が京都ということで、京都や大阪、滋賀などのBARからいらっしゃる方も多くいたように思えます。

女性や若年層の来場者も多く、洋酒イベントの中でも突出していると感じました。

フードの充実、ビールやジン、リキュールブースなどがある点が専門層以外のエントリー層の集客に成功しているのかもしれません。

あとは転売ヤーも目立ってましたね。

イベント開場を前にして、既に限定ボトルの画像がメルカリにアップされているという異例の事態でした。

くじや限定ボトルに並ぶ来場者

ウイビアメッセ見どころはここ

すべてのブースが自慢の逸品を持ち寄り来場者をもてなしているわけですが、オーツカの注目点は以下の5つです。

①ウイスキー玄人、洋酒好きにたまらない企画

当然と言えば当然ですが、流石は洋酒専門店のイベント。愛好家向けの企画が豪華です。

お酒専門イベントを下支えしているのは評論家やバーテンダーなどのプロフェッショナル、そして、ウイスキーラヴァーの古参のみなさまに他なりません。

玄人の方々を楽しませてこそ、老舗のイベンター。

  • 来場者限定「ウイスキーくじ」
  • 記念ボトル販売
  • スペシャルセミナー
  • VIPラウンジにて限定ウイスキーの試飲

 

など、リカマンウイビアメッセのみで体験できるコンテンツが盛りだくさん。

高級コニャック「ノース・ド・ペルル」

高級コニャック「ノース・ド・ペルル」

「ウイスキーくじ」は一口10,800円で販売されており、運が良ければ【山崎18年ミズナラ】などの激レアボトルが当たる来場者限定のくじ引き企画。

ウイスキーくじの中身

「記念ボトル」【富士山麓シングルモルト Y’sカスク2004 赤ワインカスクフィニッシュ】をはじめ、美味しかったと評判の【キルホーマン2012 Y’sカスク PXカスクフィニッシュ】などが本数限定で購入できました。

記念ボトルの内容

「スペシャルセミナー」ではウイスキー文化研究所の土屋氏やサントリーウイスキーアンバサダーの佐々木氏、キリンビールマスターブレンダーの田中氏などの8人の講師陣のお話がきけました。

極めつけは「VIP専用ラウンジ」にて100種類以上のプレミアムなボトルや、ハーディー社の超高級コニャック「ノース・ド・ペルル」(同社価格108,000円)が数量限定で振舞われました。

VIPラウンジで飲めるボトル一覧

 

②初心者が楽しめる企画も満載

もちろん楽しめるのは玄人だけではありません。

これからのお酒業界を支えていく、まだお酒にあまり詳しくないビギナーでも楽しめる企画もたくさん用意してありました。

  • 日本を代表するバーテンダーのつくるオリジナルカクテル
  • 富士御殿場蒸留所直送の熟成樽から樽出しウイスキーの試飲
  • 日本全国の樽生ビールが一杯300円
  • 樽の解体ショー
  • ビームカー、JACK CARが会場内に
  • 蒸溜所VR体験

日本を代表するバーテンダーのひとり、藤井隆氏のオリジナルカクテルが楽しめるブースがあったり、富士御殿場蒸留所の熟成樽から3年熟成のグレーンウイスキーを直接飲むことができる体験などもできます。

さらにはヤッホーブルーイングやCOEDOビールをはじめとした日本全国のご当地ビールが300円で飲めたり、高級ビールイネディットが無料試飲できたりと、ビールが好きな方にも嬉しい企画もありました。

ジムビームやジャックダニエルがそれぞれのブランドをアピールするトラックを出したり、ボウモア蒸留所をVR体験できるブースなどもあり、視覚的にも非常に楽しめるコンテンツが多く見受けられました。

初心者には重要なフードのブースも多く出展しているので、「お酒のイベントは行ったことがなくて楽しめるか心配」という方も安心して楽しめるイベントになっていました。

 

③イケメンと美人が多い

特筆すべき、というかビックリしたポイントしてこちらも挙げておきましょう。

出展しているブーススタッフに美男美女が多いこと、多いこと。

コンパニオンはもちろんのこと、各社スタッフさんが見目麗しい。

9等身くらいある美女や、投げキッスが似合いそうな美男子、守ってあげたくなる小動物系女子に、ダンディでオトナの色気満載なオジサマなどなど、目の保養になる方がたくさんおりました。

みなさん撮影にも気軽に応じてくれますし、嫌な顔一つせず、楽しんでお酒を注いでくれました。

 

④リカマンスタッフの頑張り

これも重要ですね。

みやこめっせ会場内にはいたるところにリカマンスタッフが配備され、見事な連係プレーをされてました。

スムーズな入退場からはじまり、酔っぱらってしまった人への適切な応対、各ブース、各セミナーコンテンツへの誘導。

あとあれ、アナウンスしていた人、すごく声が可愛かった。

流石、全国から集められし洋酒の精鋭達。

徹底したレギュレーションのもと、個々がやるべきことを必要十分量こなしているといった印象でした。

何より皆さん笑顔なのが良かったですね。

8時間に及ぶ長丁場のイベントで疲れているのにも関わらず、来場者のみなさんを楽しませようとしている姿が素晴らしかったです。

 

⑤仲間と出逢える場でもありました

僕もこのイベントをバレルさんとくるくる回っていたのですが、Twitterでお世話になっている何人かのフォロワーの方にお会いする事が出来ました。

みなさんほろ酔いで楽しそうでしたし、優しく接してくれて嬉しかったです。

ありがとうございました~。

 

こういったイベントは、来場者の総数は増えていく傾向にはあるのですが

「同じ人が色々なイベントに参加する率」が非常に上がっている

ように見受けられます。

「あの人、前のイベントでも会ったな」というケースがよくあるのです。

出展者はもちろんですが、来場者もかなりリピーターが増えているのです。

なので普段は会えない遠方のウイスキーラヴァーの方々と実際会ってお話できるのはとても楽しく嬉しい機会だなぁと感じました。

(さらにイベント終了後、とあるBARで著名なウイスキーブロガーさんとお隣の席に!ちょびっとお話しできてとっても光栄でした。)

 

次回は「事前に繋がる」が鍵かも…

次回のリカマンウイビアメッセは、2019年8月25日(日曜日)の開催を予定しているようです。

来年はさらにパワーアップしたイベントになることを期待しています。

今後こういったお酒のイベントは諸先輩方から”モルト魂”を受け継いだ若いウイスキーラヴァーが盛り上げていくと思います。

若者のお酒離れと言われて久しいですが、僕の印象としては、ただ酔っぱらうことを嫌う若者が離れた側面が大きいと思っています。

職場の上司に無理にお酒に付き合わされることもなくなり、本当に好きな人が好きなものを飲む「選択できる時代」になったのです。

インターネット、SNSで情報を収集しやすくなったため、しっかりとお酒に向き合う方がすごく増えました。

総量は減っても、濃く有能な呑兵衛遺伝子は増加していく傾向にあると思います。

そして、その遺伝子達はクラスタとしてまとまっていき、FacebookグループTwitter上でのコミュニティ専用アプリなどで様々なコミュニティを形成しつつあります。

イベントに行く前にこういったグループに参加して親交を深めておき、一緒にイベントを楽しむというスタイルが、今後のスタンダードになるやもしれません。

イベントの主催者も事前にこういったグループにどういったアプローチするのか、どうすれば届くのかを考えておくのがキーになるような気がしています。

BARRELでもその動向を見守り、応援していきたいと思います。

では、今年のリカマンウイビアメッセの様子をざっとですが貼っておきます~。

ABOUTこの記事をかいた人

オーツカ

ウイスキーをもっと身近に感じてほしい。小難しいウイスキーの世界を分解して、わかりやすく整理する「ウイスキーオーガナイザー」です。 まだあまりウイスキーを知らない人がウイスキーを好きになる「きっかけづくり」をできればと思っています。 日本最大級のウイスキーメディアBARRELを企画、運営、編集及びカメラマン、さらには執筆もしています。