ラッセルズリザーブが2026年スプリングリリースとして、13年熟成バーボンの新バッチを発表しました。
マスターディスティラー、エディ・ラッセルのワイルドターキー在籍45周年を記念した特別ラベルのボトルのようです。13年熟成はいいなぁ。
「父の45年を称えたブランド」が、今度は息子の番になった
ラッセルズリザーブは、エディ・ラッセルが父ジミー・ラッセルのワイルドターキー在籍45周年を記念して立ち上げたブランドです。
バーボン界の大御所として知られる父への敬意が、このレンジの原点でした。
近年は15年熟成の限定版も展開し、ラインナップの厚みを増してきました。
今年、エディ自身がその同じ45年という節目に達しました。1981年に「ひと夏だけのアルバイト」として蒸溜所の門をくぐったのが始まり。
以来ほぼすべての製造工程を経験し、ケンタッキー・バーボン・ホール・オブ・フェイムにも名を刻んだマスターディスティラーへと成長しました。
父が息子に伝えたものが、今度は息子から次の世代へ——そんな文脈をそのままボトルにしたリリースです。
撮影中に引き出された18年熟成の樽が、13年バッチに紛れ込んでいる

今年のリリースはバレルプルーフ60.6%(121.2プルーフ)、ノンチルフィルター仕上げです。
エディが自らの感覚で樽を選ぶスタイルは、13年の連続リリースを通じて一貫しています。
面白いのは今年の制作秘話です。
ドキュメンタリー映画の撮影中、エディが18年熟成の樽を1本引き抜き、息子のブルース・ラッセル(准マスターブレンダー)と試飲。その樽が最終的に2026年バッチに組み込まれることになりました。13年熟成の液体に、1本の18年が加わっています。
香りにバニラ、ブラウンシュガー、オーク、コーヒー、オレンジピール。口当たりにチェリー、シトラス、ナツメグ、オールスパイス、コーラのニュアンス。フィニッシュにキャラメル、タフィー、オークタンニンが残ります。
今月、米国内のみで数量限定発売。日本への入荷は未定
リリースは2026年6月中。ワイルドターキー蒸溜所ビジターセンター、公式サイト、および米国内一部小売店での取り扱いが予定されています。参考価格は200ドル(約3万円)。数量は限定です。
エディの軌跡を追ったドキュメンタリー『His Own Way: The Story of Eddie Russell』は6月23日に全米のアラモ・ドラフトハウスで1日限定上映。30日には蒸溜所でのテイスティングと上映イベントも開催予定です。
日本では東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)で最高金賞を獲得するなど、ラッセルズリザーブの評価は国内ウイスキーファンにも根づいています。今回のバッチが国内に入ってくるかどうか、現時点では確認できていません。











なにはともあれ、ラッセルズリザーブはクオリティ高いので、ぜひまだの人は飲んでみてほしいですね。