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シングルモルトあかしがリニューアル。シェリー樽を強化し、度数を下げて4,070円に

シングルモルトあかしがリニューアル。シェリー樽を強化し、度数を下げて4,070円に

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兵庫・明石の老舗、江井ヶ嶋酒造のフラッグシップ「シングルモルトあかし」が6月1日よりリニューアルされました。

500ml・税込4,070円で全国の酒販店および同社オンラインショップにて発売中です。

オーツカ
BARRELでも以前からコスパの高いジャパニーズとして紹介してきたあかし。今回の変化は地味に見えて、実はかなり重要な方向転換だと思います。

1919年からのウイスキー免許、老舗が育ててきた「あかし」

江井ヶ嶋酒造は1888年創業、ウイスキー製造免許の取得は1919年という日本でも指折りの老舗蒸溜所です。1980年代の地ウイスキーブームでも生産を続け、2007年に現在の「ホワイトオークシングルモルトあかし」を発売。

旧ボトルはスパニッシュオークシェリー樽、アメリカンオークシェリー樽、バーボン樽の3種バッティングで46%・ノンチルフィルター・ノンカラーという仕様で、ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)2023銀賞、TWSC 2022・2023連続銀賞と国際評価も積み上げてきた実績があります。

近年はフラッグシップ以外にも展開が広がり、上位ラインとしてブレンダーによるヴァッティングシリーズ「EIGASHIMA」(2022年〜)、樽にフォーカスした新ブランド「香掬」(2025年〜)を相次ぎ投入。国内外のコンペティションで金賞を受賞するなど、蒸溜所としての存在感を高めてきています。

今回の変化:シェリー樽を複数追加し、度数は46%→43%へ

リニューアルの核心は2点です。

ひとつはレシピの刷新。

異なるシェリー樽原酒を複数加えてブレンド比率を見直し、「重厚感のある果実味と静かに広がる余韻」を強化しました。香りにはチョコレート、カシス、バナナ、リンゴ、バニラ、黒コショウのスパイス。味わいはまろやかな口当たりに麦芽の甘みとほろ苦さが重なり、わずかにドライな余韻が続くという構成です。

もうひとつは度数の変更。旧来の46%から43%への引き下げにより「より親しみやすく、手に取りやすい価格帯」を実現したとのことです。ボトルデザインも、従来の緑を継承しながら瀬戸内海の波をイメージした曲線を取り入れた深緑へと刷新されています。

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「上質な毎日の一杯」を4,000円台で

度数を下げることへの賛否は分かれるかもしれません。しかし46%・500mlで流通していた旧製品が品質面で評価を重ねてきた一方、より間口を広げたいというメーカーの意図は明確です。「ウイスキーを飲み慣れている方はもちろん、これからウイスキーを楽しみたい方にも寄り添う」という言葉が、今回の方向性を端的に示しています。

4,070円というプライスポイントで、シェリー樽を強化したシングルモルトが手に入る。コスパという点では依然として江井ヶ嶋らしい立ち位置を守っています。

オーツカ
46%から43%への変更は少し残念という声も出そうですが、シェリー樽を複数加えた方向性は面白い。旧ボトルとの飲み比べができる今のうちに、変化を確かめてみてほしいですね。

しかしホント、最初のあかしまずかったよなぁ。よくここまで美味しくなったもんだ。




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