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オーヘントッシャン、シェリーカスクフィニッシュをレギュラーラインナップに追加

オーヘントッシャン、シェリーカスクフィニッシュをレギュラーラインナップに追加

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ローランドの「都会派モルト」こと、オーヘントッシャンが新たなレギュラーボトルを発表しました。

『オーヘントッシャン シェリーカスクフィニッシュ』は、バーボン樽で熟成後、スペイン産オロロソシェリー樽でフィニッシュをかけたノンエイジ・シングルモルト。アルコール度数40%。

ノーズはマラスキーノチェリー、トレークルケーキ、アニシード、シナモンスパイスにフローラルなアロマ。パレートはダークストーンフルーツ、リッチなキャラメル、アニシードが続くとされています。

「手頃な高品質」を旗印に欧州・アジアへ

今回のリリースは、欧州とアジアにおける「手頃でクオリティの高いウイスキーへの需要の高まり」に応えたものだとブランドは説明しています。

マスターブレンダーのカラム・フレイザー博士は、「3回蒸溜がスピリッツにシェリー樽の風味を最大限に吸収させ、見事なバランスに仕上がっている」とコメント。また、グローバル・マーケティング・ディレクターのキルスティーン・ビーストンは「シングルモルトは熟成年数や価格が高くなくても楽しめる」と、エントリー価格帯での展開を明確に打ち出しています。

発売は4月末より欧州・アジア市場のスペシャリスト小売店から順次開始。希望小売価格は€26.90(約4,300円)となっています。

日本でのオーヘントッシャンをめぐる状況

オーヘントッシャンは1994年からサントリー傘下にあり、現在はサントリーグローバルスピリッツを通じて世界展開されています。日本国内ではサントリーが正規代理店を務め、12年やスリーウッドなどが継続的に流通しています。

ただ、近年は希少なジャパニーズウイスキーや人気スコッチへの需要集中から、オーヘントッシャンの国内での存在感は相対的に薄れている印象があります。信濃屋などの専門店でも多くのボトルがSOLD OUTとなっており、定番品でも入手しにくいケースが出ています。

今回の「低価格帯・シェリーフィニッシュ」というポジショニングはアジア市場を明示的に狙ったもの。日本への導入については現時点で公式のアナウンスはありませんが、同ブランドがサントリーグローバルスピリッツ傘下にある以上、展開される可能性は十分にあります。

オーツカ
3回蒸溜のクリーンな酒質にオロロソのシェリー感、4,000円台というのは素直に面白い価格設定ですね。

オーヘントッシャンの種類/ラインナップ 

オーヘントッシャン12年

オーヘントッシャンのスタンダードボトル。

アメリカンオークのバーボン樽で12年以上熟成した原酒をヴァッティングしてつくられています。

香りはキャラメルソースやバニラアイスをトッピングしたトースト。アーモンド、マーマレード、風邪薬シロップ。

口当たりは非常にライトで、ほのかに香りと同様の甘み、後半は酸味も若干訪れます。

オレンジ、アーモンドバニラアイス、少々のマスカット、青りんご、メロンの皮の部分。

ライトなのにしっかりとした余韻を楽しめます。

癖がないのでカクテルベースにもおすすめのボトルです。

オーヘントッシャン スリーウッド

こちらは異なる3つの樽で熟成した原酒を使用したボトル。

樽の種類はバーボン樽、オロロソシェリー樽、ペドロヒメネス樽。

熟成もバーボン樽→オロロソ樽→ペドロヒメネスという順に後熟が行われます。

熟成期間はバーボン樽が一番長いのですが、酒質が軽く樽の影響を受けやすいオーヘントッシャンにオロロソとペドロヒメネスという2つのシェリー樽がいい感じでスパイスを与えています。

香りはダークチョコレート、ブドウ、ドライフルーツを使ったタルト。糖蜜とやや家具の香り。

味わいはビターチョコの甘苦さ、バターのコク、ザッハトルテ、マスカットやレーズンの芳醇な甘みを堪能できます。

後半はスパイシーで余韻も長め。

口当たりは軽いものの全体としてリッチで厚みある味わいに仕上がっています。

一部の方には非常に人気のモルトで、編集部では「プリンにかける最強ウイスキー」という記事も書いています。

しかし、スリーウッド は2018年の秋に現在流通しているボトルをもって終売となりました。
(終売見込みは2019年の3月見込みとなります)

オーヘントッシャン アメリカンオーク

こちらはファーストフィルのバーボン樽で熟成した原酒を使用して作られたボトル。

オーヘントッシャン特有のライトかつスムースな飲み口。

そしてバーボン樽由来の贅沢なバニラ感や木樽のオーキーさをたっぷりと感じられる風味を有します。

香りはバニラ、オーキー、ココナッツ、青リンゴ。

味わいはバニラクリームアイス、カスタードプリン、アーモンド入りクッキー、後半からシトラス、ミントスパイス。

スタンダードの12年ものよりもモルティでスパイシーという印象で、ナッツなシナモンなどの風味を強く感じるボトルです。

こちらのラインナップも2018年の秋に現在流通しているボトルをもって終売宣言がサントリーから発表されました。
(終売見込みは2019年の3月見込みとなります)

オーヘントッシャン スプリングウッド

オーヘントッシャンスプリングウッドはアメリカンバーボン樽熟成のノンエイジ品。免税店向けに出された商品で1000mlあります。

スパイシーで軽く、バニラとハチミツの中にシトラス、ホワイトチョコレートを感じます。かなりライトで水っぽいですが、オーヘントッシャンらしさはあります。
味わいは白コショウ、オークとシナモン。、オレンジとレモンピール。
余韻は弱く金属感があります。

オーヘントッシャン ハートウッド

こちらも免税店向けの商品で、オロロソシェリー樽で熟成された原酒と、バーボン樽で熟成された原酒を使用しています。

上記のスプリングウッドよりは複雑でコスパの高いボトルだと思います。スリーウッドが好きな人は買いだと思います。
終売っぽいのであるうちに確保すべきかなと。

香りはシェリーとビターチョコレート。若いイチゴとプラム。やや酸があります。
味わいはソフトでクリーミー。エスプレッソとカフェラテ、アーモンドとバニラ、ヘーゼルナッツの味わい。
フィニッシュはかなりスパイシー。スリーウッドよりはライトでシンプルですが、滑らかで心地よい余韻があります。

オーヘントッシャン 14年 クーパーズ リザーヴ

アメリカン・バーボン樽とスペインのオロロソ・シェリー樽で14年間熟成したオーヘントッシャンで、ほどよい熟成感とナッツのアロマが印象的な逸品。

リンゴや洋ナシ、明るい柑橘系のノートと、キャラメルやアーモンド、ナッツ入りのチョコレートの味わいで、緩くて温かいオーヘントッシャンといったところ。

一番面白いのは余韻で、かなりビターでアールグレイティーのようなタンニンが続きます。オーヘントッシャン12年よりも満足度が高く、玄人向けなボトルだなと思いました。

オーヘントッシャン ブラッドオーク

オーヘントッシャン ブラッドオーク 46度 700ml

免税店市場の人気商品で、バーボン樽と赤ワイン樽の熟成、赤いフルーツやジンジャーをともなったスパイシーな1本。

パッケージを刷新して存続されているので、多分一番売れてるんだと思います。

確かに、ローランド原酒とワインカスクとのマリアージュはなかなか見かけないので、代替品がないように思えます。

オーヘントッシャン ダークオーク

免税市場向けボトルで、ケンタッキーバーボン樽、オロロソシェリー樽、ペドロヒメネスシェリー樽で熟成しています。

正直言うと、ゆるいスリーウッドの印象です。やわらかくて、水っぽく、クリームブリュレ感が強い。

ボディがかなり弱くフィニッシュが短い印象なので、正直スリーウッドでいいかなと思います。

オーヘントッシャン バーテンダーズ モルト No1

限定生産される「バーテンダーズ モルト シリーズ」の第一弾で、世界中から選抜された「New Malt Order」と呼ばれるバーテンダー集団が、彼らの感性で創り上げたまさに「バーテンダーによるバーテンダーのためのシングルモルト」。
ラムカスク、赤ワインバリック、ドイツオーク、アメリカンオークなど、様々な種類の原酒が使用されています。

世界的にも評価が高い商品で、ストレート、水割り、ハイボールはもちろん、カクテルベースにも使えるという万能品。

日本国内では主に47%のものが売られているようですが、50%のものもあります。
ジューシーなライムやブラッドオレンジ、イチジクやグースベリーの複雑なアロマを感じます。ストレートで飲むととてもスパイシーでスイート。フィニッシュも温かく長く、熟れたメロンのよう。

オーヘントッシャン 18年

ここにきてようやく18年ものです。

12年の正統進化といったところで、熟成感があります。

香りはコニャック、ダークチョコレート、オーク、ドライフルーツ。カルダモンのようなイメージと、少しケミカルで粉っぽい印象。
味わいはバニラ、キャラメルナッツ、チョコレート、ピンクグレープフルーツの皮。ローランドモルトらしい紙っぽさと緑茶。
フィニッシュはクリーミーでフルーティ。スムースで繊細ですが、ラストはややビター。

ローランドエリアに強いバーなどに行けば、まだまだオールドボトルの18年も飲むことができると思います。超人気蒸溜所ではないので。もう少しタンニンが強く、ハーバルだったような気がするなぁ。

オーヘントッシャン 21年

アメリカンオークのバーボン樽とスパニッシュオークのシェリー樽で熟成された21年物。通販サイトなどではオールドボトルも残っています。

香りはバニラ、ハチミツ、梨のタルト。少し紙っぽいニュアンス。薄くレザー、やや粘着性がある桃のアロマ。
味わいは水あめとミルクチョコレート、マンゴーと熟していないライチ。フィニッシュはエレガントでウッディ。

余韻は21年にしては短めか。非常にスパイシーでビター。

オーヘントッシャン 24年 ノーブルオーク

オフィシャルの中で最も超熟のシングルモルトです。免税店向け2015年限定リリース。

オーヘントッシャン クラシック

オーヘントッシャン クラシック

アメリカンオークバーボン樽で熟成したボトルで現在は終売となっています。

バニラやカラメル、ココナッツなどの風味でスムースな飲み口と繊細な味わいが特長的なボトルです。

香りは濃厚バニラ、カラメル、ココナッツ、奥に柑橘系のフレッシュフルーツ。

味わいはバニラアイスの甘みがメインでりんご、シトラス、かすかにレモンピール。

後半はミントのハーブ感。

やさしくフラットなウイスキーですが、グレープフルーツのようなフレーバーもあり、程よく長い余韻は飲む人を選ばないバランス型のウイスキーといえます。

オーヘントッシャン 17年

こちらは終売となった昔のオフィシャルボトルの17年もの。

バーボン樽で8年、サン・ジュリアン・ワイン樽で9年熟成させたボトルです。

オーヘントッシャンはもともとライトな風味のため、このボトルはワイン樽の影響が強く反映されています。

ちなみに、サン・ジュリアン(Saint Julien)はボルドーのぶどう栽培地で最も美しい展望を持つとされる村で、有名シャトーを数多く擁する重要産地で、力強い赤ワインを生産しています。

ブドウやイチゴジャム、ハーブティー、麦芽クッキー。そしてなんといってもボルドーワインの香りがあります。

味わいはフルーツパイ、焦がしたパイナップルのような甘酸っぱさ、プラム、レーズンのベリー感。

イチゴジャム、トースト、バターのコク、シトラス、後半にハーブのスパイスとわずかな渋みが訪れ、長めの余韻を楽しめます。




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