2025年もまだ半ばですが、ハイランドの名門グレンモーレンジィは早くも来たる2026年の「午年」に向けた準備を整えました。
希少な長期熟成品、23年熟成のシングルモルトが、干支を祝う限定ボトルとして登場します。
グレンモーレンジィ イヤー・オブ・ザ・ホース 23年

グレンモーレンジィ イヤー・オブ・ザ・ホース 23年は、2002年に蒸留された原酒を、バーボン樽と世界最高峰の甘口貴腐ワインとして知られるソーテルヌの樽で熟成させ、23年の時を経てボトリングした商品。
アルコール度数は46%で、特筆すべきは、その生産本数がわずか388本であることが明示されています。
世界中のウイスキーファンによる争奪戦は避けられないでしょう。
二周りの時を重ねた、奇跡の午年ボトル
2026年の干支である「午」は、力強さ、独立心、そして自由な精神の象徴とされています。
非常に興味深いことに、このウイスキーが蒸留された2002年もまた午年でした。
つまり、12年の干支を二周りする24年近い熟成を経てリリースされる、まさに奇跡的な一本と言えます。
活気に満ちた、甘く華やかな味わい
グレンモーレンジィは、この特別なウイスキーの味わいを次のように表現しています。
「柔らかく華やかな香りに、とろけるような甘さが重なり合う、希少で活気に満ちたこの一本は、2026年の午年を祝うにふさわしい、生命力あふれる味わいです。奇しくも同じ午年である2002年に蒸留され、バーボン樽熟成の原酒と、フランス産ソーテルヌワイン樽で長期間仕上げた原酒を合わせました。その奥深い味わいは、馬が持つ寛大さと気迫を見事に表現しています。」
まだ見ぬ2026年に思いを馳せる、贅沢で希少なシングルモルト。幸運を呼ぶ午年のボトルは、ウイスキー愛好家にとって最高のコレクションとなるに違いありません。