ウイスキーグラスの代名詞として知られるグレンケアン・クリスタル社が、最新の短編推理小説コンテストの開催を2026年1月16日に発表しました。
このコンテストは、同社の代表作である『グレンケアン・グラス』の誕生25周年を記念したプログラムの一環として実施されます。
スコットランドの国際推理小説フェスティバルである「ブラッディ・スコットランド」との提携により、世界中から未発表のミステリー作品を募ります。

ウイスキーグラスの象徴が支援する推理小説の世界
今回発表されたコンテストは、プロ・アマを問わず、2,000語以内の短編推理小説を募集するものです。
グレンケアン・クリスタル社は長年にわたり文学への支援を続けており、特にミステリージャンルとの結びつきを深めてきました。
グレンケアン・グラスは世界中の蒸留所でテイスティング用として採用されている「業界標準」のグラス。
その25周年という大きな節目に、あえて新商品の発表だけでなく「物語」を公募する点に、同社のブランド姿勢が表れています。
審査員には、人気作家のゴードン・ブラウン氏らが名を連ねており、単なる企業キャンペーンを超えた本格的な文学賞としての側面を持っています。
優勝賞金1,000ポンド。創作の場を広げるグローバルな試み
コンテストの優勝者には、1,000ポンド(約20万円)の賞金が授与されます。
また、準優勝の2名にはそれぞれ500ポンド(約10万円)が贈られ、すべての入賞者には名前が刻印された特別な『グレンケアン・グラス』が提供されます。
締め切りは2026年5月31日となっており、受賞作は同年9月に開催される「ブラッディ・スコットランド」で発表される予定です。
応募作品のテーマは推理小説であれば幅広く認められており、書き手の自由度が確保されているのが特徴。
ウイスキーを嗜みながら推理小説を読み耽るという、伝統的な「夜の愉しみ」を現代的なコンテスト形式に落とし込んだ試みと言えます。
ブランド価値を高める文学との親和性
現在の日本のウイスキー市場においても、グラス選びは単なる道具の選択を超えた、文化的な体験の一部となっています。
特に新興蒸留所の台頭により、ファンは「液体の背景にある物語」をより重視するようになりました。
グレンケアン社が小説コンテストを開催することは、こうした「物語を愛する層」への強力なアプローチとなります。
ハイボールや水割りでカジュアルにお酒を楽しむ層が増える一方で、一杯のグラスと向き合い、じっくりと読書を楽しむ時間は、ウイスキー本来の贅沢なあり方を再認識させてくれます。
日本の書き手やファンにとっても、世界のスタンダードであるグレンケアン社がこうした活動を行っている事実は、グラスへの愛着をさらに深める要因となるでしょう。
締め切りは2026年5月末。物語の誕生を待つグラス
『グレンケアン・グラス』誕生25周年記念の短編推理小説コンテストは、現在作品を募集中です。
応募の詳細はグレンケアン社の公式サイトおよび「ブラッディ・スコットランド」の特設ページで確認できます。
優勝賞金:1,000ポンド(約20万円) 応募締め切り:2026年5月31日 発表:2026年9月(スコットランドにて)
25年前、それまで存在しなかった「ウイスキー専用のグラス」という概念を定着させたグレンケアン社。
今度はそのグラスの傍らにふさわしい、新しいミステリーの誕生を世界中が待ち望んでいます。











