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スケープグレイスがセントラル・オタゴに1300万ポンドの蒸留所建設へ

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写真出典©:decanter.com

日本ではあまり有名じゃないですが、クラシックなシトラスフレーバーが人気のSCAPEGRACE Classic スケープグレース プレミアム ドライジンを造るニュージーランドのスケープグレイス。

今回セントラル・オタゴのダンストンレイク近くに1,300万ポンド(約20億円)を投じて蒸溜所を建設する計画を発表しました。

完成は2023年10月予定で、ニュージーランド最大の蒸溜所になるとのこと。

ラインナップはプレミアム・ドライ・ジンとウォッカ、そして間もなく発売されるシングルモルトウイスキーの予定です。
さらに将来的には、他のスピリッツカテゴリーも手がけるそう。

代表取締役はこう語ります。

「赤ワインのピノ・ノワールの産地として有名なセントラル・オタゴの気候と水質は、スピリッツの産地としても理想的です。

セントラル・オタゴはニュージーランドで唯一の半大陸性気候で、昼夜の寒暖差が非常に激しいのですが、この特徴がウイスキーの熟成には最適な環境なのです。

加えて、南アルプスから流れ出る清らかな水質もジンやウォッカの蒸溜に適しています。」

2014年の設立時、スケープグレイスは「ローグ・ソサエティ」というブランド名でした。
しかし2017年にヨーロッパ市場に拡大した際に似た名前の醸造所があることが判明、商標の問題から、スケープグレイスに変更して再スタートを切ったという経緯があります。

2019年には、自然界には存在しない黒色を植物成分だけで表現した世界初のナチュラルブラックジンをリリースし、世界中で話題を呼びました。

これまでは、南アルプスのふもとの蒸溜所で純粋かつ稀少な氷河の水を使って、環境的な決まりを守りつつ蒸溜されてきました。
今や、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地など、世界40カ国以上に輸出されています。

取り巻く山々を背負ってダンストンレイクを見下ろす36ヘクタールの土地には、本社、ボトリングホール、倉庫、バレルルームが入る建物の建設が始まっています。
これは1棟目となり、2022年8月にオープン予定です。

2棟目はバーやレストランが併設されるほか、蒸溜所ツアーや近隣の金鉱ツアーも楽しめるそうです。
こちらは2023年10月にオープン予定で、11月に一般公開されるとのこと。

風光明媚なセントラル・オタゴの自然をこの上なく堪能できる素敵な施設になりそう。




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